W杯予選で2敗は前回大会の1回だけ/六川亨の日本サッカー見聞録
2021.10.07 20:00 Thu
よいよ今夜は26時からカタールW杯アジア最終予選のアウェー・サウジアラビア戦である。直前になって堂安律がケガのためチームを離脱したが、森保一監督は26人の選手を招集して“万が一"に備えていただけに、彼の代わりは浅野拓磨や三好康児らが務めることになるだろう。
そのサウジ戦の詳細はさておき、改めてW杯予選の歴史を振り返ってみたい。
現地入りしている選手らは、口々に勝利を絶対条件にあげていた。例えば南野拓実は「今回は何が何でも勝点を取って帰らないといけない。それも勝点1ではなく勝点3。2試合とも勝たないといけない」と決意を語っていた。
やはり初戦でオマーンに敗れたことで、選手らの危機感はかなり募っているようだ。ただ、ベテランの吉田麻也は、勝ちに行っての引き分けならオーケーと余裕を見せる。アウェーでは引き分け、ホームで確実に勝つのが予選を勝ち抜くための鉄則でもある。その意味で、連勝中のサウジとオーストラリア相手に勝点を失うことだけは絶対に避けなければいけない。
で、W杯予選である。改めて振り返ると、日本は紆余曲折を経ていたことが分かる。初出場となったフランスW杯予選では、加茂周監督がわずか4試合で更迭された。初戦のウズベキスタン戦ではカズの4ゴールなどで6-3と圧勝した。第2戦のアウェーUAE戦は、9月の酷暑に「足が動かなかった」と加茂監督が振り返ったように0-0のドロー。そしてホームでの韓国戦は山口素弘の芸術的なループで先制しながら逆転負けを喫した。そして運命のカザフスタン戦。秋田豊のゴールで先制しながら、後半ロスタイムにヴィクトル・ズバレフのゴールで1-1の引き分けに終わった。
岡田監督は続くウズベキスタン戦は逆に終了間際に同点に追いついたものの、ホームのUAE戦は1-1で引き分けたため自力での予選突破が消滅。試合後の国立競技場の正面玄関前には興奮したサポーターが集まり、カズの愛車へ投石するなど暴徒化する一幕もあった。
しかしアウェーの韓国戦に2-1と勝利すると、最終戦のカザフスタンにも5-1と圧勝してイランとの第3代表決定戦に勝ち進んだのだった。
ジーコ・ジャパンが挑んだドイツW杯予選では、初戦の北朝鮮をホームで2-1と撃破するも、第2戦のアウェー・イラン戦は1-2と敗れ、早くも1敗を喫してしまう。10万人収容のアザディ・スタジアムは異様な雰囲気だったことを今でも鮮明に覚えている。
しかしその後はバーレーンにホームとアウェーとも1-0で連勝してW杯出場に王手をかける。続くアウェーの北朝鮮戦は、中立地のバンコクで、無観客で行われた。というのも北朝鮮はホームのイラン戦で主審の判定に怒ったサポーターがピッチに物を投げ込むなど暴徒化。それを重く見たFIFAは第3国での無観客試合というペナルティを科したからだった。
スタジアムには入れないものの、ウルトラスのメンバーはスタジアムの外から声援を送る。試合は柳沢敦と大黒将志のゴールで2-0と完勝。世界最速でW杯出場を決め、最終戦のイランにもホームできっちり2-1と雪辱した。
病に倒れたイヴィチャ・オシムからバトンを受け取った岡田監督は、最終予選の初戦でアウェー・バーレーン戦に3-2の勝利を収めると、ホームでのウズベキスタン戦は1-1で引き分けたが、アウェーのカタールに3-0、ホームのオーストラリア戦は0-0と、アウェーできっちり勝点3をモノにした。第5戦のバーレーンをホームで1-0と撃破してW杯出場にリーチをかけると、続くアウェーのウズベキスタン戦も1-0の勝利を収めて4大会連続しての出場を決めた。
田中マルクス闘莉王、中澤佑二という屈強なCBを擁し、左SBは長友佑都がレギュラーポジションをつかんだ。中盤は遠藤保仁、長谷部誠がコントロールし、中村俊輔こそケガで出番が限られたが、本田圭祐という“ゼロトップ"が機能して、02年以来のベスト16に進出。パラグアイとのPK戦ではパラグアイが5人全員決めたのに対し、日本は駒野友一のシュートがクロスバーに嫌われ3-5で敗れた。
予選に話を戻すと、W杯出場決定後のカタール戦(ホーム)は1-1で引き分け、最終戦のアウェー・オーストラリア戦は1-2と初黒星を喫した。
代表監督に就任して半年でアジアカップに優勝するなどアルベルト・ザッケローニはW杯予選でも好調な滑り出しを見せた。ホームの初戦でオマーンを3-0と撃破すると、続くヨルダンも6-0と粉砕。ライバルであるオーストラリアとのアウェーゲームも1-1で引き分け、ホームでのイラク戦は1-0、アウェーのオマーン戦は2-1と早くもW杯出場に王手をかけた。
しかしホームで6-0と圧倒したヨルダンだったが、彼らもホームでは意地を見せ2-1で日本から勝利を奪った。それでもザック・ジャパンはホームでのオーストラリア戦を1-1で引き分けてW杯出場を決めた。さらにアウェーのイラク戦も1-0で勝って有終の美を飾った。
こうして振り返ってみると、フランス、ドイツ、南アフリカ、ブラジルの4大会のアジア最終予選で、日本は1敗しかしていない(逆に無敗もない)。ところが前回のロシアW杯では、ホームの初戦でUAEに1-2と敗れ、さらにW杯出場を決めていたとはいえ最終戦でサウジアラビアに0-1で敗れた。予選で2敗を喫したのはロシアW杯が初めてだ。
果たして今夜のサウジ戦と、12日のオーストラリア戦はどのような結果になるのか。ちなみにW杯アジア最終予選でサウジと戦うのは今回で3回目(あとの1回はアメリカW杯予選)だが、直近の19年アジアカップでは1-0と勝利したものの、シュート数で5対15、ボール支配率でも23%対77%と一方的に支配された。ただ、オマーン戦を見るとかなり攻め込まれていたので、意外とサウジの守備は脆いかもしれない。
そのサウジ戦の詳細はさておき、改めてW杯予選の歴史を振り返ってみたい。
現地入りしている選手らは、口々に勝利を絶対条件にあげていた。例えば南野拓実は「今回は何が何でも勝点を取って帰らないといけない。それも勝点1ではなく勝点3。2試合とも勝たないといけない」と決意を語っていた。
で、W杯予選である。改めて振り返ると、日本は紆余曲折を経ていたことが分かる。初出場となったフランスW杯予選では、加茂周監督がわずか4試合で更迭された。初戦のウズベキスタン戦ではカズの4ゴールなどで6-3と圧勝した。第2戦のアウェーUAE戦は、9月の酷暑に「足が動かなかった」と加茂監督が振り返ったように0-0のドロー。そしてホームでの韓国戦は山口素弘の芸術的なループで先制しながら逆転負けを喫した。そして運命のカザフスタン戦。秋田豊のゴールで先制しながら、後半ロスタイムにヴィクトル・ズバレフのゴールで1-1の引き分けに終わった。
ホームで韓国に負けたのは痛恨だったが、アウェーでのドローは悪いことではない。しかし当時の長沼健JFA(日本サッカー協会)会長らは、「流れが悪い」として加茂監督の更迭を決断。残り4試合をコーチだった岡田武史に託した。今さらながら、この決断の早さには驚かされる。当時は長沼会長に加え川淵三郎JFA副会長、途中からは岡野俊一郎JFA副会長も現地に駆けつけたのだから、いかに中央アジアでの2試合を重視していたか分かる。
岡田監督は続くウズベキスタン戦は逆に終了間際に同点に追いついたものの、ホームのUAE戦は1-1で引き分けたため自力での予選突破が消滅。試合後の国立競技場の正面玄関前には興奮したサポーターが集まり、カズの愛車へ投石するなど暴徒化する一幕もあった。
しかしアウェーの韓国戦に2-1と勝利すると、最終戦のカザフスタンにも5-1と圧勝してイランとの第3代表決定戦に勝ち進んだのだった。
ジーコ・ジャパンが挑んだドイツW杯予選では、初戦の北朝鮮をホームで2-1と撃破するも、第2戦のアウェー・イラン戦は1-2と敗れ、早くも1敗を喫してしまう。10万人収容のアザディ・スタジアムは異様な雰囲気だったことを今でも鮮明に覚えている。
しかしその後はバーレーンにホームとアウェーとも1-0で連勝してW杯出場に王手をかける。続くアウェーの北朝鮮戦は、中立地のバンコクで、無観客で行われた。というのも北朝鮮はホームのイラン戦で主審の判定に怒ったサポーターがピッチに物を投げ込むなど暴徒化。それを重く見たFIFAは第3国での無観客試合というペナルティを科したからだった。
スタジアムには入れないものの、ウルトラスのメンバーはスタジアムの外から声援を送る。試合は柳沢敦と大黒将志のゴールで2-0と完勝。世界最速でW杯出場を決め、最終戦のイランにもホームできっちり2-1と雪辱した。
病に倒れたイヴィチャ・オシムからバトンを受け取った岡田監督は、最終予選の初戦でアウェー・バーレーン戦に3-2の勝利を収めると、ホームでのウズベキスタン戦は1-1で引き分けたが、アウェーのカタールに3-0、ホームのオーストラリア戦は0-0と、アウェーできっちり勝点3をモノにした。第5戦のバーレーンをホームで1-0と撃破してW杯出場にリーチをかけると、続くアウェーのウズベキスタン戦も1-0の勝利を収めて4大会連続しての出場を決めた。
田中マルクス闘莉王、中澤佑二という屈強なCBを擁し、左SBは長友佑都がレギュラーポジションをつかんだ。中盤は遠藤保仁、長谷部誠がコントロールし、中村俊輔こそケガで出番が限られたが、本田圭祐という“ゼロトップ"が機能して、02年以来のベスト16に進出。パラグアイとのPK戦ではパラグアイが5人全員決めたのに対し、日本は駒野友一のシュートがクロスバーに嫌われ3-5で敗れた。
予選に話を戻すと、W杯出場決定後のカタール戦(ホーム)は1-1で引き分け、最終戦のアウェー・オーストラリア戦は1-2と初黒星を喫した。
代表監督に就任して半年でアジアカップに優勝するなどアルベルト・ザッケローニはW杯予選でも好調な滑り出しを見せた。ホームの初戦でオマーンを3-0と撃破すると、続くヨルダンも6-0と粉砕。ライバルであるオーストラリアとのアウェーゲームも1-1で引き分け、ホームでのイラク戦は1-0、アウェーのオマーン戦は2-1と早くもW杯出場に王手をかけた。
しかしホームで6-0と圧倒したヨルダンだったが、彼らもホームでは意地を見せ2-1で日本から勝利を奪った。それでもザック・ジャパンはホームでのオーストラリア戦を1-1で引き分けてW杯出場を決めた。さらにアウェーのイラク戦も1-0で勝って有終の美を飾った。
こうして振り返ってみると、フランス、ドイツ、南アフリカ、ブラジルの4大会のアジア最終予選で、日本は1敗しかしていない(逆に無敗もない)。ところが前回のロシアW杯では、ホームの初戦でUAEに1-2と敗れ、さらにW杯出場を決めていたとはいえ最終戦でサウジアラビアに0-1で敗れた。予選で2敗を喫したのはロシアW杯が初めてだ。
果たして今夜のサウジ戦と、12日のオーストラリア戦はどのような結果になるのか。ちなみにW杯アジア最終予選でサウジと戦うのは今回で3回目(あとの1回はアメリカW杯予選)だが、直近の19年アジアカップでは1-0と勝利したものの、シュート数で5対15、ボール支配率でも23%対77%と一方的に支配された。ただ、オマーン戦を見るとかなり攻め込まれていたので、意外とサウジの守備は脆いかもしれない。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu3
日本代表の新ユニフォームの発表時期が判明?続々と各国がお披露目している中で日本は遅めの発表か
日本代表の新ユニフォームは6月に発表される可能性が高いようだ。ユニフォーム等の情報を扱う『Footy Headlines』が伝えている。 およそ2年間隔で発表される日本代表の新ユニフォーム。折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトとしている現行のユニフォームは、2022年8月に発表され、現在行われている2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でも着用されている。 一方で、今夏に行われるユーロ2024やコパ・アメリカ2024に向けて各国代表の新ユニフォームが続々と発表されている状況。3月のインターナショナルマッチウィークで、各国が新ユニフォームをお披露目している。 そうした中、『Footy Headlines』によると、アディダスがユニフォームサプライヤーを務めている代表チームの中で、日本とアルジェリア代表については6月に発表される予定だという。 なお、その新ユニフォームについて、『Footy Headlines』は過去に、現行のユニフォームから色が変化すると予測。ユニフォームのメインカラーが青というよりも紺色に近いレジェンドインクと呼ばれるカラーになるとしている。 一方のアウェイユニフォームについては、メインカラーがクリアホワイトになると考えているようだ。 6月には、男子のサッカー日本代表が、アジア2次予選のミャンマー代表戦とシリア代表戦を控えている。 新ユニフォームについては、その前に発表されることになるのだろうか。 <span class="paragraph-title">【画像】あり?なし?『Footy Headlines』の日本代表新ユニフォーム予想デザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> Japan's 2024 home kit from Adidas could be a great one <a href="https://t.co/xD7ry5VQYR">pic.twitter.com/xD7ry5VQYR</a></p>— Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1715220294863040895?ref_src=twsrc%5Etfw">October 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 11:25 Mon4
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon5