リーグ戦7試合無敗と好調ミランをかつての主将も称賛 「今のミランは本当に素晴らしいチーム」

2021.10.05 11:36 Tue
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かつてミランでキャプテンを務めた元イタリア代表MFのリッカルド・モントリーボ氏が、古巣を称賛した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

昨シーズンのセリエAを2位で終え、今季は8シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)に参加するミラン。CLでは現在グループステージ2連敗と結果が出ていないが、リバプール、アトレティコ・マドリー相手に健闘しており存在感は示している。

また、セリエAでは開幕からの7試合で6勝1分けと無敗をキープしており、3日に行われたセリエA第7節アタランタ戦では、上位を争うライバルを相手に3-2で勝利。スコアこそ僅差ではあるものの、試合の大部分で優位に立つ強さを見せた。
2012年夏から7年ミランに在籍し、4年間キャプテンを務めた経歴を持つモントリーボ氏は、アタランタ戦後に出演していた『DAZN』で古巣を称賛。2019-20シーズンには同一カードで0-5の完敗を喫した相手に、力強い勝利を見せたチームの成長を喜んでいる。

「この勝利について、皆を祝福しなければならないだろうね。クラブも、選手も、監督もそれに値する」
「ミランはベルガモで戦って0-5の敗戦で敗れた試合がチーム最悪の時だったと思う。でも今日は、メンタリティや試合をコントロールする力を示したという点で、最高の時を迎えている。今のミランは本当に素晴らしいチームだ」

また、モントリーボ氏はリーグのタイトル争いについて、王者インテルが優位に立っているとコメント。一方で、ミランと現在好調のナポリについても十分可能性はあると語った。

「インテルはもっとも深みのあるチームだと思う。それに、王者としての意識もしっかり持っているしね。とはいえ、ミランとナポリもそこに近づいているとは思う」

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