元レアルのガゴが母国クラブの監督を辞任…初の監督業は9カ月で終了
2021.09.29 01:47 Wed
アルゼンチンのアトレティコ・アルドシビは28日、フェルナンド・ガゴ監督(35)が辞任したことを発表した。
2020年11月に現役を引退したガゴ監督は、2021年1月にアンヘル・ギジェルモ・ホヨス前監督を解任したアルドビシの指揮官に就任。しかし、初監督としての9カ月うまくいかず、途中就任となったコパ・デ・ラ・リーガ・プロフェッショナル2021は3勝しか挙げられずグループ最下位に。
また、7月に開幕したスーペルリーガでも13節終了時点で4勝1分け8敗の23位と低迷。直近ではヒムナシアに1-3で敗れ、6連敗を喫していた。
ガゴ監督の辞任を受け、クラブは公式ツイッターで「ガゴ監督のプロ意識に感謝するとともに、今後の活躍を祈っている」と、感謝の声明を発表した。
2020年11月に現役を引退したガゴ監督は、2021年1月にアンヘル・ギジェルモ・ホヨス前監督を解任したアルドビシの指揮官に就任。しかし、初監督としての9カ月うまくいかず、途中就任となったコパ・デ・ラ・リーガ・プロフェッショナル2021は3勝しか挙げられずグループ最下位に。
また、7月に開幕したスーペルリーガでも13節終了時点で4勝1分け8敗の23位と低迷。直近ではヒムナシアに1-3で敗れ、6連敗を喫していた。
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