CL制覇も狙うアンチェロッティ「優勝慣れが少しばかりアドバンテージに」

2021.09.28 12:15 Tue
Getty Images
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督はチャンピオンズリーグ(CL)の戦いにアドバンテージを感じているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

先のグループD開幕節でインテルとのアウェイ戦をしっかりと勝利で飾り、28日に本拠地で第2節のシェリフ戦に臨むレアル・マドリー。アンチェロッティ監督は試合に先駆けた会見で、モルドバリーグ王者について「シェリフはよくやっているが、あまり知らないチームであり、注意が必要。だが、よく組織化され、前線も速い」と語った。

そんなレアル・マドリーは最多となる13度もの優勝を経験を持つが、ここ3シーズンにわたり、それから遠ざかっている状況。だが、「最も困難かつ最も難しい大会で、このクラブを代表するのは我々にとって特別なこと。このクラブはほかより優勝するのに慣れており、そこは少しばかりアドバンテージになる」と自信をうかがわせた。
また、約1年7カ月ぶりにサンティアゴ・ベルナベウでCLの試合を行う件については「CLではすべての試合でしっかりと準備しておかないといけない。良い思い出があるベルナベウに戻ってくるのは楽しみだ」とコメント。そして、前任者であるジネディーヌ・ジダン監督と自身の比較を求められると、難色を示しつつ、それに応じた。

「難しいね。選手たちは少しずつ変わっていくもので、チームも変化している。ジズーのチームと私のチームを比較するというのは好ましいものじゃない。それに、ジズーはベストを尽くした。私もチャンピオンズを3連覇できたら良いね。しかし、そうとは言わずとも、もう1回ほど優勝したい」

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