【セリエA注目プレビュー】新指揮官の下で復権目指すローマ勢による今季最初の首都デルビー!
2021.09.26 13:00 Sun
セリエA第6節、ラツィオとローマによるデルビー・デッラ・カピターレが、日本時間26日25:00にスタディオ・オリンピコでキックオフされる。共に新指揮官の下、ミラノ勢に続く復権を目指すローマ勢による今季最初のデルビーだ。
対するローマは2017-18シーズンの3位を最後に、3シーズン連続でトップ4フィニッシュを逃しており、オーナーのフリードキンファミリーは今夏、世界屈指の名将モウリーニョを新指揮官に招へい。
近年は失敗続きも勝者のメンタリティを持つポルトガル人指揮官は、就任以降公式戦6連勝と現チームに欠けていた勝負強さを早くも植え付けている。前々節は監督交代のエラス・ヴェローナ相手に新体制初黒星を喫したが、直近のウディネーゼ戦ではパフォーマンス自体は低調だったが、今季初のウノゼロ勝利でバウンスバックに成功している。
2015-16シーズンのローマのシーズンダブル以降、非常に拮抗した両者の対戦は、昨季も1勝1敗のイーブンだ。また、共にデルビー初采配のサッリ監督とモウリーニョ監督は、2018-19シーズンのプレミアリーグで前者がチェルシー、後者がマンチェスター・ユナイテッドを率いて1度だけ対戦しているが、2-2のドローに終わっている。
◆ラツィオ◆
【4-3-3】
▽ラツィオ予想スタメン
GK:レイナ
DF:ラッツァーリ、ルイス・フェリペ、アチェルビ、ヒサイ
MF:ミリンコビッチ=サビッチ、ルーカス・レイバ、ルイス・アルベルト
FW:フェリペ・アンデルソン、インモービレ、ペドロ
負傷者:MFザッカーニ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては太ももを痛めているザッカーニが唯一の欠場となる。
スタメンに関しては前述の11人の起用が濃厚だが、唯一定まらない右サイドバックに関してはラッツァーリではなくマルシッチ起用の可能性も十分にある。
◆ローマ◆
【4-2-3-1】
▽ローマ予想スタメン
GK:ルイ・パトリシオ
DF:カルスドルプ、マンチーニ、イバニェス、カラフィオーリ
MF:クリスタンテ、ヴェレトゥ
MF:ザニオーロ、ムヒタリアン、エル・シャーラウィ
FW:エイブラハム
負傷者:DFスピナッツォーラ、ビーニャ
出場停止者:MFペッレグリーニ(1/1)
前節のウディネーゼ戦で退場したカピターノのペッレグリーニが欠場となる。負傷者に関しては長期離脱中のスピナッツォーラに加え、ヒザに問題を抱えるビーニャに欠場の可能性がある。
スタメンに関しては左サイドバックとペッレグリーニの代役が注目ポイント。スピナッツォーラ、ビーニャの不在によって本職のカラフィオーリの起用が濃厚だが、経験と守備能力を考慮して本職センターバックのイバニェスを左に置き、スモーリングをマンチーニの相棒に据える可能性もありそうだ。
ペッレグリーニの代役に関してはムヒタリアン、ザニオーロのいずれかをトップ下に移し、エル・シャーラウィ、カルレス・ペレスを配置する形が想定される。ショムロドフをセカンドトップに置くオプションもあるが、3番手のマジョラルが信頼を得られていないため、エイブラハムのバックアップを担うウズベキスタン代表FWはベンチスタートが濃厚だ。
★注目選手
◆ラツィオ:FWペドロ・ロドリゲス
ラツィオの注目プレーヤーは今夏に“禁断の移籍”を果たしたペドロ。バルセロナ、チェルシー、スペイン代表での経験を買われて、昨夏2年契約でローマに加入したペドロは、公式戦40試合6ゴール7アシストと上々の数字を残した。しかし、世代交代を図る新指揮官モウリーニョにプレシーズン前に構想外を言い渡された結果、わずか1年で退団の運びに。
新天地に関しては母国帰還の可能性も含め、幾つかの選択肢があったものの、チェルシー時代の恩師サッリの誘いを受け、宿敵ラツィオへの移籍を決断。ローマも高額年俸の負担を考慮し、フリーでの放出を容認し、36年ぶりとなる“禁断の移籍”が実現することになった。
その新天地では同じくサッリ監督の教え子でナポリから加入したDFヒサイと共に、指揮官とチームの橋渡し役として早くも存在感を放つ。ここまでの公式戦全試合に出場している中、初ゴールはお預けとなっているが、前線と中盤を繋ぐ潤滑油としてベテランらしい機転を利かせたプレーが光っている。
前回のデルビーでは途中出場からラツィオに引導を渡すゴールを奪っていたが、今回の試合ではローマ相手に恩返し弾を決めて、恐らく史上初となる異なるチームでのデルビー2試合連続ゴールを達成したい。
◆ローマ:FWタミー・エイブラハム
ローマの注目プレーヤーはジャッロロッシの新エースストライカー候補。クラブ歴代3位の得点数を挙げたFWジェコのインテル移籍に伴い、新エース候補としてチェルシーから4000万ユーロの移籍金で加入したエイブラハム。トゥヘル監督の下では複雑な戦術に適応できなかったものの、2018-19シーズンのプレミアリーグで15ゴールを挙げた得点力は本物。そして、過去に多くのストライカーを育て上げたモウリーニョ監督は“新たなドログバ”として大きな期待をかけている。
ここまでは公式戦7試合に出場し、2ゴール2アシストと数字の面では圧倒的なモノを残せていないが、高い身体能力と足元のテクニックを生かしたポストワークや背後への質の高い動き出しで攻撃の起点としての存在感は抜群だ。また、初の国外移籍による環境面への適応の問題も、同胞スモーリングやモウリーニョ監督、ムヒタリアンらプレミアリーグ経験者の存在もあり、スムーズにいっている印象だ。
先日のウディネーゼ戦ではキックオフ前に“ローマ、ローマ、ローマ”を口ずさむなど、早くもジャッロロッシへの忠誠心の強さを垣間見せたが、自身初のデルビーでゴールを奪い、ロマニスタのハートを鷲掴みにしたい。
PR
昨シーズンのセリエAを6位でフィニッシュしたラツィオは、シモーネ・インザーギ監督のインテル行きを受け、5年間続いた前体制に終止符を打ち、前ナポリ、ユベントス指揮官の智将サッリを新指揮官に招へい。ダイナミズムを重視する前指揮官の[3-5-2]から、“サッリボール”と評される、[4-3-3(4-3-1-2)]の攻撃的なポゼッションスタイルへ大きく舵を切った。エンポリ、スペツィアとの開幕2試合では9得点2失点という圧倒的な内容で力強いスタートを切ったが、第3節のミラン戦で完敗を喫すると、そこから公式戦4戦未勝利と急失速。直近のカリアリ、トリノ戦では2試合のベンチ入り禁止処分を科された指揮官不在の影響もあったか、振るわないパフォーマンスでドローに持ち込むことが精いっぱいだった。ホーム開催のデルビーに向けプラス材料は少ないが、上位戦線に踏み留める上で勝ち点3が求められるところだ。近年は失敗続きも勝者のメンタリティを持つポルトガル人指揮官は、就任以降公式戦6連勝と現チームに欠けていた勝負強さを早くも植え付けている。前々節は監督交代のエラス・ヴェローナ相手に新体制初黒星を喫したが、直近のウディネーゼ戦ではパフォーマンス自体は低調だったが、今季初のウノゼロ勝利でバウンスバックに成功している。
メンバー固定の弊害か、直近2試合では中盤やサイドバックを中心に消耗が色濃く、ガス欠傾向が顕著となっているが、ウディネーゼ戦の勝利と、有観客でのデルビーという最高の環境が、90分間戦い抜くエネルギーを与えてくれるはずだ。
2015-16シーズンのローマのシーズンダブル以降、非常に拮抗した両者の対戦は、昨季も1勝1敗のイーブンだ。また、共にデルビー初采配のサッリ監督とモウリーニョ監督は、2018-19シーズンのプレミアリーグで前者がチェルシー、後者がマンチェスター・ユナイテッドを率いて1度だけ対戦しているが、2-2のドローに終わっている。
◆ラツィオ◆
【4-3-3】
▽ラツィオ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:レイナ
DF:ラッツァーリ、ルイス・フェリペ、アチェルビ、ヒサイ
MF:ミリンコビッチ=サビッチ、ルーカス・レイバ、ルイス・アルベルト
FW:フェリペ・アンデルソン、インモービレ、ペドロ
負傷者:MFザッカーニ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては太ももを痛めているザッカーニが唯一の欠場となる。
スタメンに関しては前述の11人の起用が濃厚だが、唯一定まらない右サイドバックに関してはラッツァーリではなくマルシッチ起用の可能性も十分にある。
◆ローマ◆
【4-2-3-1】
▽ローマ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ルイ・パトリシオ
DF:カルスドルプ、マンチーニ、イバニェス、カラフィオーリ
MF:クリスタンテ、ヴェレトゥ
MF:ザニオーロ、ムヒタリアン、エル・シャーラウィ
FW:エイブラハム
負傷者:DFスピナッツォーラ、ビーニャ
出場停止者:MFペッレグリーニ(1/1)
前節のウディネーゼ戦で退場したカピターノのペッレグリーニが欠場となる。負傷者に関しては長期離脱中のスピナッツォーラに加え、ヒザに問題を抱えるビーニャに欠場の可能性がある。
スタメンに関しては左サイドバックとペッレグリーニの代役が注目ポイント。スピナッツォーラ、ビーニャの不在によって本職のカラフィオーリの起用が濃厚だが、経験と守備能力を考慮して本職センターバックのイバニェスを左に置き、スモーリングをマンチーニの相棒に据える可能性もありそうだ。
ペッレグリーニの代役に関してはムヒタリアン、ザニオーロのいずれかをトップ下に移し、エル・シャーラウィ、カルレス・ペレスを配置する形が想定される。ショムロドフをセカンドトップに置くオプションもあるが、3番手のマジョラルが信頼を得られていないため、エイブラハムのバックアップを担うウズベキスタン代表FWはベンチスタートが濃厚だ。
★注目選手
◆ラツィオ:FWペドロ・ロドリゲス
Getty Images
ラツィオの注目プレーヤーは今夏に“禁断の移籍”を果たしたペドロ。バルセロナ、チェルシー、スペイン代表での経験を買われて、昨夏2年契約でローマに加入したペドロは、公式戦40試合6ゴール7アシストと上々の数字を残した。しかし、世代交代を図る新指揮官モウリーニョにプレシーズン前に構想外を言い渡された結果、わずか1年で退団の運びに。
新天地に関しては母国帰還の可能性も含め、幾つかの選択肢があったものの、チェルシー時代の恩師サッリの誘いを受け、宿敵ラツィオへの移籍を決断。ローマも高額年俸の負担を考慮し、フリーでの放出を容認し、36年ぶりとなる“禁断の移籍”が実現することになった。
その新天地では同じくサッリ監督の教え子でナポリから加入したDFヒサイと共に、指揮官とチームの橋渡し役として早くも存在感を放つ。ここまでの公式戦全試合に出場している中、初ゴールはお預けとなっているが、前線と中盤を繋ぐ潤滑油としてベテランらしい機転を利かせたプレーが光っている。
前回のデルビーでは途中出場からラツィオに引導を渡すゴールを奪っていたが、今回の試合ではローマ相手に恩返し弾を決めて、恐らく史上初となる異なるチームでのデルビー2試合連続ゴールを達成したい。
◆ローマ:FWタミー・エイブラハム
Getty Images
ローマの注目プレーヤーはジャッロロッシの新エースストライカー候補。クラブ歴代3位の得点数を挙げたFWジェコのインテル移籍に伴い、新エース候補としてチェルシーから4000万ユーロの移籍金で加入したエイブラハム。トゥヘル監督の下では複雑な戦術に適応できなかったものの、2018-19シーズンのプレミアリーグで15ゴールを挙げた得点力は本物。そして、過去に多くのストライカーを育て上げたモウリーニョ監督は“新たなドログバ”として大きな期待をかけている。
ここまでは公式戦7試合に出場し、2ゴール2アシストと数字の面では圧倒的なモノを残せていないが、高い身体能力と足元のテクニックを生かしたポストワークや背後への質の高い動き出しで攻撃の起点としての存在感は抜群だ。また、初の国外移籍による環境面への適応の問題も、同胞スモーリングやモウリーニョ監督、ムヒタリアンらプレミアリーグ経験者の存在もあり、スムーズにいっている印象だ。
先日のウディネーゼ戦ではキックオフ前に“ローマ、ローマ、ローマ”を口ずさむなど、早くもジャッロロッシへの忠誠心の強さを垣間見せたが、自身初のデルビーでゴールを奪い、ロマニスタのハートを鷲掴みにしたい。
PR
ラツィオの関連記事
セリエAの関連記事
|
ラツィオの人気記事ランキング
1
チャンス欲するチェルシー逸材がイタリア復帰に前進? ラツィオが改善オファーで自信
チェルシーのMFチェーザレ・カサデイ(22)がラツィオ移籍に前進したようだ。 2023年のU-20ワールドカップ(W杯)で得点王&MVPのダブル受賞でより将来が楽しみなカサデイ。クラブキャリアでは2022年夏にチェルシー入りしたが、苦戦が続く。 エンツォ・マレスカ新監督のもとで迎えた今季もここまで公式戦6試合の出場のみ。プレータイムにして424分にとどまり、プレミアリーグの方は1試合も出番が巡らずだ。 そうしてこの冬にユベントスの関心も取り沙汰されるカサデイだが、ここにラツィオも名乗り。だが、チェルシーとの交渉で両者の移籍金額に隔たりも取り沙汰される。 そのなか、アルフレッド・ペドゥーラ記者の最新レポートによると、ラツィオは移籍金1200万ユーロ(約19億6000万円)+25%のセルオンで新たにオファーしたという。 これにチェルシーもオープンな姿勢とのことで、まだサインが必要だが、ラツィオは自信を深める模様だ。 チェルシーでこれ以上燻るわけにもいかないカサデイ。ラツィオはキャリアを好転させるきっかけを掴むクラブとなるのだろうか。 2025.01.26 13:25 Sun2
ラツィオがチェルシーの逸材MFカサデイ獲得で合意か、母国帰還へ
ラツィオがチェルシーのU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(22)獲得で合意したようだ。買い取りオプション付きレンタルになる見込み。イタリア『Sportitalia』が報じている。 同メディアによると、移籍金1300万ユーロ(約21億円)+25%のセルオンで合意したとのこと。 2023年のU-20ワールドカップ(W杯)で得点王&MVPのダブル受賞し、将来を嘱望されていたカサデイ。クラブレベルでは2022年夏にインテルからチェルシーに移籍したが、思うように出番は得られず。 エンツォ・マレスカ新監督のもとで迎えた今季もここまで公式戦6試合の出場のみ。プレータイムにして424分にとどまり、プレミアリーグの方は1試合も出番がない状況だった。 ユベントスからも関心があったとされる中、よりプレー機会の得られそうなラツィオで新たなキャリアを歩むことになりそうだ。 2025.01.28 10:45 Tue3
ソシエダサポーター9名が遠征先で刺されるなどのケガ…ラツィオ過激サポーターの襲撃か
対戦したラツィオとレアル・ソシエダだが、観客に負傷者が出てしまったようだ。 両チームは23日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節で激突。『CNN Sports』によると、試合前にスタジアム近くにて、ソシエダのサポーター70名がラツィオのウルトラス80名に襲撃されたという。 現地警察の広報いわく、ソシエダのサポーター9名は現地の病院に搬送され、入院者も。そのうちの3名がナイフなどで刺されたほか、残りの者も金属製の鎖、ハンマー、革のストラップ等で殴打されたようだ。 警察も捜査を開始したというなか、ソシエダは声明。観戦で現地入りのジョキン・アペリバイ会長が負傷者のもとを尋ねたとし、現地警察、欧州サッカー連盟(UEFA)、ラツィオとともに究明すると綴った。 ラツィオもこの件について「クラブとしてあらゆる暴力を非難し、警察に最大限の協力を申し出るとともに、捜査で関与のサポーターが確認されたなら、最も厳格な措置を取る」との方針を明確にしている。 このソシエダ戦も3-1で勝利し、リーグフェーズ首位の座をキープでラウンド16進出が決定のラツィオだが、一部の過激サポーターによって喜びきれない試合となってしまった。 2025.01.24 14:03 Fri4
前半で退場者を出したソシエダが首位ラツィオに完敗…久保は前半のみプレー【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節のラツィオvsレアル・ソシエダが23日に行われ、3-1でラツィオが勝利した。ソシエダの久保建英は前半だけプレーしている。 ここまで3勝1分け2敗でプレーオフ圏内の12位に位置するソシエダ(勝ち点10)は、公式戦4試合ぶりの黒星となった直近のバレンシア戦からスタメンを5人変更。オスカールソンやセルヒオ・ゴメス、ハビ・ロペスらに代えて久保やオヤルサバル、ムニョスらをスタメンで起用した。 ここまで5勝1敗で首位に立つラツィオ(勝ち点16)に対し、ソシエダは早い時間に失点を許す。5分、左サイドで与えたFKからヌーノ・タヴァレスがクロスを供給すると、ゴール前での混戦から最後はマリオ・ヒラにゴールネットを揺らされた。 先制を許したソシエダは14分にも、セットプレーからピンチ。ヌーノ・タヴァレスの右CKをファーサイドのカステジャノスにヘディングシュートで合わせられたが、GKレミロの脇を抜けたボールはライン手前でアランブルがブロックした。 追加点を回避したソシエダだったが、30分に右サイドを突破しようとしたイサクセンを倒したムニョスが2枚目のイエローカードで退場処分となると、直後に失点する。32分、ヌーノ・タヴァレスの左クロスをニアでイサクセンがカットすると、ボックス左深くからの折り返しを中央のザッカーニが冷静にゴール右隅に流し込んだ。 数的不利となったソシエダは、直後の34分にもヌーノ・タヴァレスの左クロスをカステジャノスがヘディングシュートで流し込み、ラツィオが3点目を奪った。 3点ビハインドで前半を終えたソシエダは、久保やオヤルサバル、スビメンディを下げてバレネチェア、マリン、エルストンドを投入する3枚替えを敢行。 対するラツィオは、56分にイサクセンとザッカーニを下げてノスリンとチャウナを投入。すると76分、パス&ゴーでボックス内まで駆け上がったペドロがノスリンとのパス交換からシュートを放ったが、これはクロスバーを直撃。 ピンチを凌いだソシエダは、82分に左クロスのこぼれ球をボックス右で拾ったアランブルクロスからバレネチェアがヘディングシュートを流し込み、1点を返したが反撃はここまで。 前半の連続得点で逃げ切った首位ラツィオは、トップ8以内が確定し決勝トーナメント進出を決めた。一方、3敗目の喫したソシエダはトップ8フィニッシュの可能性が消滅している。 ラツィオ 3-1 レアル・ソシエダ 【ラツィオ】 マリオ・ヒラ(前5) マッティア・ザッカーニ(前32) タティ・カステジャノス(前34) 【レアル・ソシエダ】 アンデル・バレネチェア(後38) 2025.01.24 07:40 Fri5