インテルとアタランタはスペクタクルなドロー、終盤にPK失敗&幻のゴール《セリエA》
2021.09.26 03:29 Sun
セリエA第6節、インテルvsアタランタが25日に行われ、2-2で引き分けた。
インテルは前節、フィオレンティーナ相手に後半の3発で3-1と逆転勝利。前々節のボローニャ戦に続く快勝劇で勢いを得た中、現状のベストメンバーで臨んだ。
一方のアタランタは前節、サッスオーロに2-1で勝利。こちらも連勝とした中、インテル同様にベストメンバーで挑んだ。
試合は開始5分に動く。右サイドからのバレッラのクロスをラウタロ・マルティネスが華麗なボレーで蹴り込み、インテルが先制した。
失点を受けて前線からのプレスを強めたアタランタは30分に追いつく。ボックス手前左からマリノフスキーの強烈なミドルシュートが突き刺さった。
迎えた後半もアタランタの攻勢が続くと、51分に3点目に迫る。ボックス左角からのマリノフスキーのFKが右ポストに直撃した。
劣勢のインテルは57分に3枚替えを敢行。ダンフリース、ベシーノ、ディマルコを投入した。すると59分に決定機。左サイドからのアーリークロスをベシーノがヘッド。ゴール至近距離からのシュートだったが、GKムッソのファインセーブに阻まれた。
ここからインテルの攻勢が強まると、アタランタも3枚替えを敢行。イリチッチやピッコリを投入した。
しかし70分、インテルが追いつく。ショートカウンターに転じた流れから、ボックス左に進入したディマルコのシュートがGKを強襲すると、ルーズボールをジェコが詰めた。
その後もインテルが押し込む流れが続くと、84分にPKを獲得。ダンフリースのクロスに対してデミラルが意図的に手を使ってファウル。しかし、PKキッカーを務めたディマルコのシュートはバーに直撃。勝ち越しとはならない。
助かったアタランタは88分にピッコリがネットを揺らして勝ち越しかと思われたが、VARが入ってノーゴールに。幻のゴール直前のプレーでゴールラインを割っており、CKだったと判定された。
このまま2-2でタイムアップ。スペクタクルな一戦は勝ち点1を分け合う結果となった。
インテルは前節、フィオレンティーナ相手に後半の3発で3-1と逆転勝利。前々節のボローニャ戦に続く快勝劇で勢いを得た中、現状のベストメンバーで臨んだ。
一方のアタランタは前節、サッスオーロに2-1で勝利。こちらも連勝とした中、インテル同様にベストメンバーで挑んだ。
失点を受けて前線からのプレスを強めたアタランタは30分に追いつく。ボックス手前左からマリノフスキーの強烈なミドルシュートが突き刺さった。
さらに38分、再びマリノフスキーがミドルシュートでインテルゴールを襲うと、GKハンダノビッチが弾いたルーズボールをトロイが押し込んで、アタランタが逆転に成功する。
迎えた後半もアタランタの攻勢が続くと、51分に3点目に迫る。ボックス左角からのマリノフスキーのFKが右ポストに直撃した。
劣勢のインテルは57分に3枚替えを敢行。ダンフリース、ベシーノ、ディマルコを投入した。すると59分に決定機。左サイドからのアーリークロスをベシーノがヘッド。ゴール至近距離からのシュートだったが、GKムッソのファインセーブに阻まれた。
ここからインテルの攻勢が強まると、アタランタも3枚替えを敢行。イリチッチやピッコリを投入した。
しかし70分、インテルが追いつく。ショートカウンターに転じた流れから、ボックス左に進入したディマルコのシュートがGKを強襲すると、ルーズボールをジェコが詰めた。
その後もインテルが押し込む流れが続くと、84分にPKを獲得。ダンフリースのクロスに対してデミラルが意図的に手を使ってファウル。しかし、PKキッカーを務めたディマルコのシュートはバーに直撃。勝ち越しとはならない。
助かったアタランタは88分にピッコリがネットを揺らして勝ち越しかと思われたが、VARが入ってノーゴールに。幻のゴール直前のプレーでゴールラインを割っており、CKだったと判定された。
このまま2-2でタイムアップ。スペクタクルな一戦は勝ち点1を分け合う結果となった。
アタランタの関連記事
セリエAの関連記事
|
アタランタの人気記事ランキング
1
ミラノ勢がローマ勢と激突!コッパ・イタリア準々決勝の対戦カード決定
コッパ・イタリア準々決勝の組み合わせ抽選会が19日に行われ、ベスト8の4カードが決定した。 同日に終了したラウンド16では、PK戦の末にエンポリに敗れたフィオレンティーナを除いて、ラウンド16から参加のセリエA上位クラブが順当に勝ち上がった。 今回決定した準々決勝では、ミラノ勢がローマ勢と激突する。インテルが前ラウンドで強豪ナポリを下したラツィオとアウェイで、ミランがローマとホームで対戦する。 ディフェンディングチャンピオンで最多15回の優勝を誇るユベントスはエンポリと、今季セリエAで首位を走るアタランタはボローニャとの対戦が決まった。 なお、準々決勝は2025年2月に開催予定だ。 ◆コッパ・イタリア準々決勝 対戦カード ユベントス vs エンポリ アタランタ vs ボローニャ ミラン vs ローマ インテル vs ラツィオ 2024.12.20 10:40 Fri2
「すべてがうまくいっている」アタランタで躍動のFWルックマンが自身のターニングポイント明かす
先日に2024年度のアフリカ年間最優秀選手賞に輝くなど、アタランタで充実した日々を過ごすFWアデモラ・ルックマン(27)は自身のキャリアのターニングポイントについて語った。 2022年夏にRBライプツィヒからアタランタへ完全移籍したルックマン。加入時の期待は大きくなかったが、智将ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の戦術にフィットすると、加入2シーズン連続でセリエA二桁ゴールを記録。さらに、昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)では決勝戦のレバークーゼン戦で史上初のハットトリックを達成し、クラブに初の欧州タイトルをもたらした。 今シーズンも公式戦20試合12ゴール5アシストの数字を残し、メガクラブへのステップアップも噂される27歳。キャリアの転機はアタランタへの移籍かに思われたが、個人としてはイングランド代表からナイジェリア代表への国籍変更がターニングポイントになったと感じているという。 ナイジェリア人の両親の元、ロンドンで生まれ育ったルックマンは、チャールトンやエバートンとイングランドでプレーした時期にはイングランドの世代別代表チームでプレー。その間にナイジェリア代表から再三のアプローチを固辞していたが、2022年に国籍変更を決断。2022年3月のガーナ代表戦でデビューを飾ると、ここまで27試合8ゴールを記録。先のアフリカ・ネーションズカップ2023では準優勝にも貢献していた。 今回『SportyTV』のインタビューに答えたルックマンは、「スーパーイーグルスのジャージを着て以来、実り多いものがあったと思う」とスーパーイーグルスでのプレーが自身のキャリアにおけるターニングポイントになったと主張している。 「チームとして多くのことを達成できたし、今もチームとして前進している。それだけでなく、チーム内での友情はとても特別なものなんだ」 「とにかくスーパーイーグルスに加入して以来、僕にとってすべてがうまくいっているんだ」 また、ナイジェリア史上初となる国外生まれでのアフリカ年間最優秀選手賞受賞者となった27歳は「僕にとって信じられない瞬間だった」と改めてその喜びを語るとともに、高いポテンシャルを有する同国の後輩たちのためにトップランナーの一人として今後もロールモデルを担っていきたいと決意を示した。 「信じられない偉業だ。このスポーツで多くのことを成し遂げた多くの偉大なプレーヤー、伝説的なプレーヤーたちの仲間入りをすることができて特別な気持ちでいるよ」 「僕だけではなく、男子だけでなく女子にも才能のあるプレーヤーがたくさんいる。僕らのようなプレーヤーになりたいと願う若い子供たちに刺激を与えることができることが僕らにとって最も重要なんだ。なぜなら、僕らが良い模範を示すことができれば、彼らは良い道を歩むことができるからさ」 2024.12.25 18:10 Wed3
デ・ケテラエルのドッピエッタでエンポリに競り勝ったアタランタが11連勝で首位キープ【セリエA】
アタランタは22日、セリエA第17節でエンポリをホームに迎え、3-2で競り勝った。 前節カリアリにウノゼロ勝利とし、セリエA10連勝とした首位アタランタ(勝ち点37)は、レテギを最前線に、ルックマンとデ・ケテラエルをシャドーに据える3トップで臨んだ。 10位エンポリ(勝ち点19)に対し、アタランタが押し込む入りとなるも13分に失点。スローインの流れからコロンボにゴールを許した。 追う展開となったアタランタは17分にアクシデント。レテギが左足を痛めてピッチに倒れ込み、4分後にザニオーロとの交代を強いられた。 それでも34分に追いつく。左サイドからのザッパコスタのクロスをデ・ケテラエルが頭で合わせた。 同点としたアタランタが押し込む中、42分にFKからベッラノーバのヘディングシュートがポストに直撃すると、追加タイム1分に逆転弾。ザニオーロのヘディングでの落としを受けたルックマンがシュートを決めきった。 2-1として迎えた後半、53分にエデルソンが際どいミドルを放ったアタランタだったが、その前のプレーでジムスティが自陣ボックス内でのファウルをVARの末に取られPKに。これをエスポージトに決められ同点とされてしまった。 その後はエンポリを崩せず苦戦を強いられたアタランタだったが、終盤の86分に決勝弾。右サイドからカットインしたデ・ケテラエルがシュートを蹴り込んだ。 デ・ケテラエルのドッピエッタの活躍で競り勝ったアタランタが怒涛の11連勝で首位をキープしている。 アタランタ 3-2 エンポリ 【アタランタ】 チャールズ・デ・ケテラエル(前34) アデモラ・ルックマン(前46) チャールズ・デ・ケテラエル(後41) 【エンポリ】 ロレンツォ・コロンボ(前13) セバスティアーノ・エスポージト(後11)【PK】 2024.12.23 05:36 Mon4
怒涛の11連勝としたアタランタ、首位でクリスマスを迎えたことにガスペリーニ監督は「並外れた結果」と満足気
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が22日に行われたセリエA第17節、3-2で競り勝ったエンポリ戦を振り返った。 10連勝で迎えたエンポリ戦、前日の試合でナポリに暫定首位の座を奪われていた中、FWチャールズ・デ・ケテラエルのドッピエッタで3-2と競り勝って首位をキープした。 怒涛の11連勝によりクリスマスを首位で迎えることになったアタランタだが、ガスペリーニ監督は満足気にエンポリ戦と今季ここまでを振り返った。 「我々は良いサッカーをするためにやって来たチームに対して反撃できた。もちろん、彼らが決めたゴールは我々の集中力の欠如とVARによるPKだったが、勝てたのは我々の功績だ。最終的には当然の勝利だったと思う」 「上位は多くのチームがひしめき合っており、非常にエキサイティングなシーズンになっている。我々はクリスマスに首位に立っている。これは並外れた結果だ。2025年が2024年と同じくらい良い年になることを願っているが、このメンタルを保ち続けなければならない」 また、この試合のドッピエッタでここまで10ゴール9アシストとチームを牽引する働きを見せているデ・ケテラエルについては次のように述べた。 「シャルルは自信を付け、とりわけヘディング能力が向上したことを今日も示した。2点目も素晴らしかった。ワイドな位置からカットインしてシュートを決めきった。もう彼は謎の存在ではなくチームにクオリティをもたらす存在だ」 最後に前半序盤に左足を痛めて交代となったFWマテオ・レテギについて問われると、「深刻な状態ではないようだが、数日間は欠場することになるだろう」と短期離脱となることを明かした。 2024.12.23 12:30 Mon5