【CLグループH展望】チェルシーとユベントスの圧倒的2強、ロシアとスウェーデンの王者は牙城を崩せるか

2021.09.14 17:03 Tue
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2021-22シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが9月14日に開幕する。ディフェンディングチャンピオンであるチェルシーはこのグループGに割り振られた。対するは、昨季のセリエAで10連覇を逃したユベントスと、ロシア王者ゼニト、スウェーデン王者マルメだ。選手の質とチームの完成度ではチェルシーが頭一つ抜けており、以下は純粋な戦力差でユベントス、ゼニト、マルメという順位予想となった。

◆編集部予想
◎本命:チェルシー
○対抗:ユベントス
△連下:ゼニト
☆大穴:マルメ

◆より洗練されたスカッドで優勝候補筆頭に~チェルシー~
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今年1月に就任したーマス・トゥヘル監督がチームを一変させ、ほんの数カ月でビッグイヤーにまで至ったチェルシー。プレシーズンを挟んで本格始動となる今季は、さらなる練度でもってグループステージからの快進撃が予想される。

夏の移籍市場では、昨夏の超大型補強の影響もあってか、ヨーロッパを制したチームの現状維持かつ余剰戦力の整理に努めた。それでもプレミアリーグ開幕直前にインテルからクラブ史上最高額の移籍金をはたいてルカクを獲得。トゥヘル監督が待ち望んでいたという生粋のセンターFWとして選ばれたのは、かつてチェルシーで苦杯を嘗めた男だった。

2014年のチェルシー退団後はエバートンやマンチェスター・ユナイテッドを渡り歩き、2019年夏からはインテルでプレーしていたルカク。この2シーズンで公式戦95試合64ゴールと驚異の成績を残し、一皮も二皮もむけてチェルシーに戻ってきた。そのリデビュー戦となったアーセナル戦では1ゴールを挙げるだけでなく、強靭な体躯を生かしたポストプレーでチームをサポート。指揮官の期待に応える活躍を見せた。

また、移籍市場最終日にはアトレティコ・マドリーからサウール・ニゲスをレンタルで獲得し、手薄だったセントラルMFを補強。同時並行で交渉を続けていたクンデを取り逃すという一幕もあったものの、概ね狙い通りの夏を過ごし、連覇を狙えるスカッドを作り上げている。

◆レジェンド指揮官復任も、絶対的エース退団の影響はいかに~ユベントス~
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そんなチェルシーに対抗するのが、今季からマッシミリアーノ・アッレグリ監督が復任し、イタリアでの王政復古を誓うユベントスだ。昨季は監督初挑戦のアンドレア・ピルロを指揮官に据えてリーグ10連覇を目指したものの、新米監督にその重役は担いきれず、最終節での逆転劇で何とか4位に滑り込み、CL出場権を獲得するにとどまった。

しかし、アッレグリ復任も今季のユベントスは再び低迷する可能性がある。絶対的エースであるクリスティアーノ・ロナウドがチームを去ったからだ。やや独善的なプレーも目立ち、ファンやサポーターから多少の懐疑的な目が向けられながらも、この3シーズンで101ゴールを積み上げた得点力で魅せてきたポルトガル代表FWの退団の影響は大きく、チームはセリエA開幕3試合で1分け2敗と、いきなりの不調に陥っている。

熾烈な争奪戦を制してサッスオーロから獲得したロカテッリはまだチームに馴染めておらず、C・ロナウドの退団で急遽レンタル獲得したモイゼ・ケアンは戦力として計算しづらい存在。チェルシーと比較して選手層よりもチームとして完成度が見劣りするため、2位通過でも良しといったところだろう。

◆ロシア王者が新司令塔携えて8季ぶりの16強を目指す~ゼニト~
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ロシア・プレミアリーグ3連覇中のゼニトは今回で3季連続の出場となる。ただ、過去2シーズンはいずれもグループステージ敗退という悔しい結果に。チームは基本的に昨季からの現状維持だが、レッドブル・ブラガンチーノ(ブラジル)から1200万ユーロを投下してクラウジーニョを獲得している。

同選手は東京オリンピックで優勝したブラジルの主力として全6試合に出場しており、個での打開力と正確なラストパスを生かしたチャンスメークが特長。加入直後からリーグ戦2試合連続で先発出場しており、早くも新司令塔としての立場を築きつつある。

なお、史上初めてロシアから3クラブが参戦した昨シーズンとは異なり、今シーズンはゼニトのみ。国の期待を一身に背負って8シーズンぶりのベスト16を目指す。

◆国内リーグの好調を持ち込めるか~マルメ~
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スウェーデン王者のマルメは予選1回戦からリガ(ラトビア)、HJKヘルシンキ(フィンランド)、レンジャーズ(スコットランド)、ルドゴレツ(ブルガリア)を退け、7シーズンぶりに本戦出場を果たした。最高成績は1978-79シーズンの決勝進出。名称がまだUEFAチャンピオンズカップだった当時、ノッティンガム・フォレストに敗れ栄冠を逃している。

今季のリーグ戦はすでに半分を終えており、全30節のうち第18節を終えた時点で首位と3ポイント差の3位に位置。その中で印象的な活躍をしているのが、今季開幕前の3月にPAOKからレンタル加入したクロアチア代表FWアントニオ・チョラクだ。ここまで15試合に出場し、チームトップの8ゴールをマーク。また、予選でも5ゴールを挙げており、レンジャーズとの2ndレグでは2得点の活躍でチームを本戦まで導いた。

ただ、このグループでは大穴という立ち位置であることは間違いない。チェルシーとユベントスの2強を前に、元ミランのトマソン監督の下で初のCLグループステージ突破となるか。

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【CLグループ第3節プレビュー①】アトレティコvsリバプールの首位攻防戦! クラシコ控えるレアルはリベンジに燃える

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節が10月19日と20日にに開催される。ここではグループステージ第3節1日目となるグループA~Dの戦いを展望を紹介していく。 ◆連敗で崖っぷちのライプツィヒが首位PSGに挑む~グループA~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211017_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 第2節終了時点でパリ・サンジェルマン(PSG)とクラブ・ブルージュが、勝ち点4で上位に立つグループA。折り返しを迎える第3節では、今後の行方を占う重要な連戦のスタートだ。 前節、マンチェスター・シティに2-0の会心の勝利を挙げたPSGは、直後のリーグ戦でスタッド・レンヌ相手に今季リーグ初黒星を喫したが、直近のアンジェ戦では多くの主力を欠いた中でも2-1で競り勝ってバウンスバックに成功。今節は昨季のグループステージで1勝1敗の五分の戦いを演じたRBライプツィヒとの連戦に臨む。今季ここまでの現状を考えれば、絶対的優位と言えるが、FWネイマールやMFパレデスら負傷者に加え、MFディ・マリアを出場停止、FWイカルディが“家族の問題”によって欠場の見込みとなっており、FWムバッペとFWメッシにかかる負担はより大きなものになりそうだ。 一方、前節ブルージュに敗れてまさかの連敗スタートとなったライプツィヒは、3大会連続の決勝トーナメント進出に暗雲垂れ込む。ここ最近のリーグ戦では大勝とドローを繰り返しており、安定感を欠いている印象だ。一部主力を欠くPSGとの連戦初戦では是が非でも勝ち点3がほしいところだが、まずは守備的な入りが求められるところ。その中で古巣対戦となる絶好調のMFエンクンクにはフィニッシャーとしての存在感発揮が期待される。 また、2位と3位の直接対決となるブルージュとシティの一戦は戦力差は大きいものの好勝負を期待させる。初戦でPSGと真っ向勝負でのドロー、2節でライプツィヒを破る番狂わせを起こしたベルギー王者では、今回のインターナショナルマッチウィークにMFヴァナケンとFWデ・ケテラエルがベルギー代表で、FWノア・ラングがオランダ代表で印象的な活躍を披露しており、格上シティ相手の奮闘が期待されるところ。 対するシティはPSG、リバプールとの連戦を1敗1分けで終えたものの、直近のバーンリー戦では2-0の勝利を収め、公式戦3試合ぶりの白星を奪取。FWフェラン・トーレスの長期離脱によって前線のやりくりはより厳しくなっているが、今節ではバーンリー戦で温存されたMFグリーリッシュの躍動に期待したい。 【グループA】 ▽10/19(火) 《25:45》 クラブ・ブルージュ vs マンチェスター・シティ 《28:00》 パリ・サンジェルマン vs RBライプツィヒ ◆アトレティコvsリバプールの首位攻防戦~グループB~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211017_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今大会の最激戦区となるグループBでは、ここまで3番手の扱いだったミランが健闘むなしく連敗スタートとなり、リバプールとアトレティコ・マドリーが順当に上位をキープしている。そして、今節からは上位2チームによる首位争い、3位のポルトと最下位のミランによる上位浮上を懸けた連戦の幕開けだ。 アトレティコは前節、物議を醸すジャッジの恩恵を受けながらFWグリーズマン、FWルイス・スアレスの終盤の連続ゴールでミランを相手に今季CL初白星を挙げた。さらに、直後のリーグ戦でもバルセロナとの強豪対決に完勝し好調を維持。今回の一戦に向けてはカタール・ワールドカップ南米予選の過密日程の影響を考慮され、週末のリーグ戦が延期となっており、よりフレッシュな状態で臨めるはずだ。 一方、前節は堅守ポルトを相手に5-1の大勝を飾った連勝のリバプールは、シティとのリーグ頂上決戦をドローで終えたものの、直近のワトフォード戦はFWフィルミノのハットトリックの活躍などで5-0の圧勝。異次元のパフォーマンスを見せるエースFWサラーに加え、FWマネとFWフィルミノが調子を上げており、FWジョタを含めた強力なカルテットが猛威を振るう。 なお、両者の対戦は2019-20シーズンのラウンド16以来。その対戦では共にホームで1-0の勝利を収めたが、アンフィールドでの延長戦をMFマルコス・ジョレンテの2ゴール、FWモラタのゴールで打ち勝ったアトレティコがリバプールの大会連覇を阻む劇的勝ち上がりを見せていた。そのため、リベンジに燃えるリバプールは並々ならぬ想いで敵地に乗り込むはずだ。 また、共に初勝利を目指すポルトとミランの一戦は拮抗した展開が予想される。ここまでCLでは結果が出ていない両チームだが、ポルトはリーグ戦6勝2分け、ミランは7勝1分けといずれも無敗で2位と好調を維持している。 ポルトではFWルイス・ディアス、FWタレミの好調アタッカーコンビ、ミランではローマFWフランチェスコ・トッティのCL最年長ゴール記録(38歳59日)の更新が期待される40歳FWイブラヒモビッチのプレーに注目が集まる。また、ミランでは出場停止のMFケシエに加え、GKメニャンやFWレビッチ、DFテオ・エルナンデスらを負傷などで欠く中、代役たちの活躍が求められるところだ。 【グループB】 ▽10/19(火) 《28:00》 ポルト vs ミラン アトレティコ・マドリー vs リバプール ◆ストライカーに注目の連勝対決~グループC~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211017_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 本命不在と思われたグループCだが、ここまではアヤックスとドルトムントが連勝スタートと、2強2弱の様相を呈している。そして、今節からはその2強と2弱がそれぞれ連戦に臨む。 攻撃陣の躍動でグループ首位に立つアヤックスは、前々節のリーグ戦でユトレヒト相手に今季初黒星を喫したが、直近のヘーレンフェーン戦ではきっちり白星を取り戻し、今回の首位攻防戦を良い形で迎えることになった。 一方、アヤックスとは異なり2試合連続1点差勝ちで連勝のドルトムント。さらに、直近のリーグ戦では格下相手にきっちり勝ち切って連勝を飾っている。 実力伯仲の首位攻防戦では両チームのエースストライカーに注目。アヤックスでは加入2年目のFWアラーがCL5ゴールを含む公式戦12試合11ゴールと大暴れ。対するドルトムントではFWハーランドがその数字を上回る9試合13ゴールと相変わらずの存在感を放っている。今回の頂上決戦では元フランクフルトFW、ノルウェー代表FWのいずれがチームを勝利に導くゴールを決めることになるのか。 また、共に初勝利が懸かるベシクタシュvsスポルティング・リスボンは、拮抗した戦いが予想されるところだ。難所イスタンブールでの試合だけにホームチームのアドバンテージは大きいが、ここまでのリーグ戦の戦績ではスポルティングに分がある。共に百戦錬磨のタレントを抱える中、ベシクタシュではFWバチュアイ、スポルティングではMFサラビアのパフォーマンスに注目したい。 【グループC】 ▽10/19(火) 《25:45》 ベシクタシュ vs スポルティング・リスボン 《28:00》 アヤックス vs ドルトムント ◆昨季連敗のマドリーがリベンジに挑む~グループD~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211017_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ここまでのグループステージで最も波乱に見舞われているグループDではモルドバ勢として本大会初参戦のシェリフが2連勝で首位に立つ。そして、2位にレアル・マドリー、3位と4位にいずれも勝ち点1のインテルとシャフタールが並んでいる。そして、今節からは上位2チームvs下位2チームという構図の下、突破を懸けた重要な連戦に臨む。 インテルとの本命対決を制して白星スタートを飾ったレアル・マドリーだが、前節ではサンティアゴ・ベルナベウでシェリフに敗れる大失態を演じた。さらに、直近のリーグ戦では昇格組エスパニョール相手にリーグ初黒星を喫し、連敗を含む公式戦3試合未勝利と、アンチェロッティ新体制で最初の試練を迎えている。今週末にバルセロナとのエル・クラシコを控える中、今節ではシャフタール相手に4戦ぶりの白星奪還を目指す。 MFクロースの復帰によって中盤は主力が揃ったものの、前線はFWベイル、FWヨビッチ、FWアザールと離脱者が続出。好調を維持するFWベンゼマとFWヴィニシウスへの依存傾向が強まっている。また、昨季のグループステージの対戦ではシャフタール相手にダブルを決められており、相手の鋭いカウンターを前に課題の守備陣がソリッドな対応を見せられるかが、勝利のカギを握る。 今グループステージ初勝利を目指すインテルは、ホームに首位シェリフを迎える。今季もヨーロッパの舞台で苦戦が続くインテルは、直近のリーグ戦でも指揮官インザーギの古巣ラツィオを相手に今季初黒星を喫した。さらに、今週末にはユベントスとのイタリア・ダービーを控えており、今回のシェリフ戦でのバウンスバックが求められるところだ。 マドリー戦金星の立役者となった守護神アサナシアディスが体調不良で不在も、粘り強い堅守が光るシェリフの堅守攻略に向けてはFWジェコとFWラウタロ・マルティネスの2トップに加え、両ウイングバックの効果的な攻撃参加、制空権を握れるセットプレーが重要となるはずだ。 【グループD】 ▽10/19(火) 《28:00》 インテル vs シェリフ シャフタール vs レアル・マドリー 2021.10.19 18:00 Tue
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【ラ・リーガ第9節プレビュー】クラシコ控えるバルセロナが難敵と激突! マドリード2強は南米予選影響で延期

インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節は、バルセロナとの強豪対決に完勝したアトレティコ・マドリーが上位で唯一の勝ち組に。一方、レアル・マドリーとセビージャはいずれも格下相手に今季リーグ初黒星を喫し、優勝争いは混沌の様相を見せている。 代表戦明け一発目となる第9節は、3試合を開催したカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選の影響により、グラナダvsアトレティコ・マドリー、レアル・マドリーvsアスレティック・ビルバオのマドリード2強絡みの2カードが開催延期となっている。 そういった中、最注目カードは次節にレアル・マドリーとの今季最初のエル・クラシコを控える9位のバルセロナ(勝ち点12)が、8位のバレンシア(勝ち点12)を迎え撃つ名門対決だ。 バルセロナは前節、敵地ワンダ・メトロポリターノで昨季王者アトレティコと対戦。FWルイス・スアレスの恩返しゴールを含め、0-2のスコア以上の差を見せつけられ、痛恨の公式戦2連敗となった。この中断期間にクーマン監督の更迭濃厚と見られていたが、違約金の支払いや後任探しの問題もあり、ラポルタ会長の宣言通り、ひとまず続投が決定している。 ただ、直近の無残な連敗もあり、クーマン監督の求心力はさらに低下しており、チームとしての自信低下も気がかりな状況の中、指揮官の古巣である難敵バレンシアとの名門対決に臨む。その対戦相手は2連敗から2戦連続ドローと4試合勝ちから見放されているが、強度の高い守備とカウンターを得意とするチームスタイルは、現在のバルセロナにとって最も不得手なタイプと言えるはずだ。 難敵撃破に向けては自慢のカンテラーノの躍動に期待。17歳でスペイン代表デビューを飾り、イタリア代表とフランス代表相手に堂々たるパフォーマンスを披露した売り出し中のMFガビ、試運転を終えてスタメン復帰が見込まれる新10番のFWアンス・ファティが屈強な相手守備陣攻略の糸口となれるか。また、同試合ではすでに実戦復帰したFWアグエロのデビューにも注目が集まるところだ。 マドリードの2強と勝ち点17で並ぶ3位のレアル・ソシエダは、MF久保建英を擁する12位のマジョルカ(勝ち点11)と対戦。前節は最下位のヘタフェに今季初勝ち点を献上する痛恨のドローとなったものの、目下5勝2分けの7戦無敗と好調を維持。また、エースのFWオヤルサバルに欠場の可能性があるものの、FWイサクは今回の代表ウィークでも活躍を見せている。 一方、対戦相手のマジョルカでは東京オリンピック以来のオヤルサバル、MFメリノらとの再戦が期待された久保だが、ヒザのケガによって引き続き欠場が確定。ただ、チームは前節のレバンテ戦で5試合ぶりの白星を挙げており、良い形で上位相手の一戦に臨めるはずだ。 また、1試合未消化ながら首位と3ポイント差の4位に位置するセビージャ(勝ち点14)は、16位のセルタ(勝ち点7)を相手に今季初黒星からのバウンスバックを図る。前節のグラナダ戦では試合内容自体はそこまで悪くなかったものの、攻撃の部分で最後の精度、連携の質を欠いており、その部分の改善が重要なテーマだ。中断期間を通じて連携面を深めたMFラメラ、FWラファ・ミルら新戦力の活躍が期待されるところだ。 その他では前節の結果を受け、今季リーグ初の指揮官交代に踏み切った18位のレバンテ(勝ち点4)と、最下位のヘタフェ(勝ち点1)の新指揮官対決に注目したい。 レバンテは内部昇格の形で2018年から指揮を執ったパコ・ロペス監督を解任し、過去にアラベスや中国の複数クラブを率いたハビエル・ペレイラ監督を招へい。 対するヘタフェは今季から就任したミチェル監督を解任し、バレンシアやアトレティコ、エスパニョール、ワトフォードの指揮官を歴任し、過去に2度チームを率いた経験を持つキケ・サンチェス・フローレスを再招へい。 今季開幕から白星のない2チームの内、新指揮官の下で初白星を飾るのはどちらのチームとなるか…。 《ラ・リーガ第9節》 ▽10/16(土) 《25:30》 レバンテ vs ヘタフェ 《28:00》 レアル・ソシエダ vs マジョルカ ▽10/17(日) 《21:00》 ラージョ vs エルチェ 《23:15》 セルタ vs セビージャ 《25:30》 ビジャレアル vs オサスナ 《28:00》 バルセロナ vs バレンシア ▽10/18(月) 《26:00》 アラベス vs ベティス 《28:00》 エスパニョール vs カディス ▽未定 グラナダ vs アトレティコ・マドリー レアル・マドリー vs アスレティック・ビルバオ 2021.10.16 18:00 Sat
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【プレミアリーグ第8節プレビュー】混戦の上位陣、6チームに首位の可能性

インターナショナルブレイクを挟んで2週間ぶりの再開となるリーグ戦。前節は天王山となったリバプールvsマンチェスター・シティが白熱のドローに終わった中、最速で5勝目を挙げたチェルシーが両チームを出し抜いて首位に躍り出た。 とはいえ、ここまで2ポイント差で6チームがひしめく大混戦。勝ち点16のチェルシーは、今節は昇格組のブレントフォードとのアウェイ戦に臨む。アウェイでのロンドン・ダービーは6連勝中で、イングランドサッカー史において上位4部リーグでの7連勝は初の快挙となる。だが、現在7位とプレミアリーグ初昇格とは思えないほどの善戦を見せるブレントフォードは、前節勝利したウェストハム戦を含めて、トップリーグ最初のロンドン・ダービー3試合を無敗で乗り越えた史上初のクラブとなっている。 勝ち点15で2位につけるリバプールは、こちらも昇格組のワトフォードと対戦する。両チームの最後の対戦は2020年2月のことになるが、同試合は3-0でワトフォードが勝利しており、リバプールのクラブ記録となったリーグ戦44試合無敗と、プレミアリーグタイ記録となる18連勝がストップした一戦だった。また、今季リーグ初の監督交代となったワトフォードでは新たにラニエリ監督が就任。イタリア人指揮官の対リバプールの戦績は5戦4勝1敗となっており、リバプールと5回以上対戦したことのある指揮官の中では最高勝率となっている。なお、リバプールのマネはあと1ゴールでプレミアリーグ通算100得点に到達するが、アフリカ人選手としてドログバとサラーに続く快挙となるだけでなく、過去にレス・ファーディナンドとエミール・ヘスキーのみが達成した、PKによる得点なしで100ゴールに届く可能性もある。 勝ち点14で3位のシティはホームにバーンリーを迎え撃つ。ホームにおけるバーンリー戦のここ4試合の戦績は全て5点以上の大差をつけて連勝しており、一つのチームから同様の条件で5連勝したケースはイングランドでは例がない。さらに加えると、全コンペティションにおける過去8試合の合計成績はシティが30-1と圧倒。また、マフレズはプレミアリーグにおいてシティ加入後のバーンリー戦5試合で7ゴールを記録しており、昨季のホーム戦ではハットトリックを達成している。 シティと同じ勝ち点で並ぶ4位のユナイテッドはアウェイのレスター戦に挑む。今年5月のオールド・トラフォードでの一戦はレスターが1-2で勝利しており、プレミアリーグでは初のユナイテッド戦連勝を目指している。しかしユナイテッドは、現在アウェイ戦29戦無敗(19勝10分け)で、その内ここ15試合は1失点未満という無類の強さを誇る。なお、レスターのヴァーディは3試合連続ゴール中だが、プレミアリーグにおいてヴァーディの34歳(278日)より上の年齢で4試合連続ゴールを決めたのは、2001年5月に当時リバプールでプレーしていたガリー・マカリスター氏(当時36歳127日)だけだ。 そのほか、勝ち点10で11位のアーセナルはホームでクリスタル・パレスと対戦する。アーセナルは月曜開催のホーム戦は7連勝中で、内容も15ゴール2アシストと縁起はいい。また、C・パレスとのホーム戦では過去16戦で13勝2分け1敗と好成績。ただ、ここ3試合は勝利から遠ざかっている状況だ。なお、今季からC・パレスの監督に就任したパトリック・ヴィエラは、元アーセナルの選手としては、監督としてアーセナルと対戦する4人目の人物となる。 ◆プレミアリーグ第8節 ▽10/16(土) 《20:30》 ワトフォード vs リバプール 《23:00》 アストン・ビラ vs ウォルバーハンプトン レスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド マンチェスター・シティ vs バーンリー ノリッジ vs ブライトン サウサンプトン vs リーズ・ユナイテッド 《25:30》 ブレントフォード vs チェルシー ▽10/17(日) 《22:00》 エバートン vs ウェストハム 《24:30》 ニューカッスル vs トッテナム ▽10/18(月) 《28:00》 アーセナル vs クリスタル・パレス 2021.10.16 17:00 Sat
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【ブンデス第8節プレビュー】同勝ち点で並ぶレバークーゼンvsバイエルン開催

代表ウィーク前に行われた前節、バイエルンがフランクフルトに敗れ、初黒星を喫した。迎える第8節、勝ち点16で並ぶ首位バイエルンと2位レバークーゼンによる上位対決が行われる。 バイエルンは前節、フランクフルトGKトラップのビッグセーブなどにも阻まれ、1-2で逆転負け。今季の公式戦初黒星を喫した中、レバークーゼンとの首位攻防戦を制すことはできるか。 一方、MF奥川が先発したビーレフェルトに4-0と快勝したレバークーゼン。リーグ戦3連勝、公式戦5連勝と勢いに乗る中でのバイエルン戦となるが、一気に首位浮上となるか。 2強が潰し合う中、3位ドルトムント(勝ち点15)は、9位マインツ(勝ち点10)とのホーム戦に臨む。ドルトムントは前節、アウグスブルク相手に2-1と逃げ切り勝利。引き続きFWハーランドを欠いた中、リーグ戦での勝利を取り戻した。代表戦も欠場し、十分な調整期間を得られた中、ハーランド復帰予定のドルトムントはマインツ戦を確実に制したい。 バイエルン戦で出番のなかったMF鎌田&MF長谷部の13位フランクフルト(勝ち点8)は、14位ヘルタ・ベルリンとのホーム戦に臨む。両選手に出場機会がなかった中、チームはバイエルンに金星を挙げたため、ヘルタ戦での起用法が気にかかるところだが出番はあるか。 前節ホッフェンハイム戦で開幕節以来の勝利を挙げた12位シュツットガルトは、10位ボルシアMGとのアウェイ戦に臨む。大半の時間帯で主導権を握る試合を演じた中、前節ヴォルフスブルクを下したボルシアMGに勝利となるか。 そしてMF原口が先発したマインツ戦を逆転勝利とした7位ウニオン・ベルリン(勝ち点12)は、5位ヴォルフスブルク(勝ち点13)とのホーム戦に臨む。2連勝としたウニオンに対し、2連敗で5位まで後退したヴォルフスブルク。勢いの差を見せ付けられるか。 FW浅野が先発したものの、後半に3失点を喫してライプツィヒに敗れた17位ボーフム(勝ち点4)は、最下位グロイター・フュルト(勝ち点1)とのアウェイ戦に臨む。代表戦で貴重な決勝点に絡んだ浅野としては何とか昇格組対決を制し、浮上のキッカケを掴みたいところだ。 最後に開幕から先発出場を続けるMF奥川の16位ビーレフェルト(勝ち点4)は、15位アウグスブルク(勝ち点5)とのアウェイ戦。未勝利が続くビーレフェルトとしても勝ち点1差の相手から勝利をもぎ取りたい。 ◆ブンデスリーガ第8節 ▽10/15(金) 《27:30》 ホッフェンハイム 5-0 ケルン ▽10/16(土) 《22:30》 グロイター・フュルトvsボーフム ウニオン・ベルリンvsヴォルフスブルク フランクフルトvsヘルタ・ベルリン ドルトムントvsマインツ フライブルクvsライプツィヒ 《25:30》 ボルシアMGvsシュツットガルト ▽10/17(日) 《22:30》 レバークーゼンvsバイエルン 《24:30》 アウグスブルクvsビーレフェルト 2021.10.16 08:00 Sat
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【セリエA第8節プレビュー】ラツィオvsインテル、ユーベvsローマ開催

代表ウィーク前に行われた前節、ミランがアタランタに勝利し、6勝目をマーク。ユベントスがトリノとのダービーを制し、3連勝とした。そしてナポリが開幕7連勝で首位をキープ。インテルとローマがそれぞれ5勝目を挙げた。迎える第8節、ラツィオvsインテル、ユベントスvsローマのビッグマッチ2試合が開催される。 まずは土曜開催のラツィオvsインテル。ラツィオは前節、ボローニャ相手にまさかの完敗。ディフェンスリーダーのアチェルビも退場となり、インテル戦は欠場となる。ローマ・ダービーの勝利を含め、公式戦2連勝で勢いに乗りかけていた矢先での完敗劇となった中、ラツィオはインテル相手にバウンスバックとなるか。 対するインテルは前節、サッスオーロ相手に途中出場FWジェコの1ゴールとPK獲得によって逆転勝利を収めた。5勝2分けと無敗を維持する中、S・インザーギ監督の古巣対決を制し、ここまで旋風を巻き起こしているチャンピオンズリーグ(CL)のシェリフ戦に向かいたい。 続いて日曜開催のユベントスvsローマ。ユベントスは前節、トリノ・ダービーをMFロカテッリの終盤弾で制した。苦しい試合をウノゼロで制し、徐々にユベントス伝統の堅守が戻ってきた様子だが、ローマ相手にも復調の兆しを示せるか。 一方のローマは前節、エンポリ相手に出場停止明けのMFペッレグリーニ弾などで勝利。代表戦で負傷したFWエイブラハムはベンチスタート予想だが、ローマ・ダービーの敗戦を払拭した中、復調気味のユベントスを叩いて上位追走としたい。 唯一の開幕7連勝としたナポリは、トリノとのホーム戦に臨む。ナポリは前節、フィオレンティーナ相手に前半苦戦しながらも、ハーフタイム間際のPK獲得と、後半開始直後のセットプレー弾で逆転勝利とした。チームとしての地力を見せ付けた中、ユベントス相手に善戦しながらも惜敗したトリノを下して8連勝となるか。 そしてそのナポリを2ポイント差で追う2位ミランは、ヴェローナとのホーム戦を戦う。ミランは前節アタランタ戦を3-2で逃げ切り勝利。終盤の2失点で追い上げられたものの、78分までに3-0とリードする余裕の試合運びを見せた。しかしDFテオ・エルナンデスとMFディアスがコロナ感染により欠場が確定。両主軸を欠く中、トゥドール監督就任後、4戦で2勝2分けと負けなしのヴェローナを下してCLポルト戦に向かえるか。 ウディネーゼとの打ち合いを演じたサンプドリアは、カリアリとのアウェイ戦に臨む。ここ3試合で10失点と守備が崩壊しているだけにDF吉田としては汚名を返上したいところだ。 ◆セリエA第8節 ▽10/16(土) 《22:00》 スペツィアvsサレルニターナ 《25:00》 ラツィオvsインテル 《27:45》 ミランvsヴェローナ ▽10/17(日) 《19:30》 カリアリvsサンプドリア 《22:00》 エンポリvsアタランタ ウディネーゼvsボローニャ ジェノアvsサッスオーロ 《25:00》 ナポリvsトリノ 《27:45》 ユベントスvsローマ ▽10/18(月) 《27:45》 ヴェネツィアvsフィオレンティーナ 2021.10.16 08:00 Sat
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