「どんな絶望のなかにも光はある」ザニオーロが長期離脱後の活躍に喜び

2021.09.01 17:55 Wed
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ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが、大ケガから復帰後の充実について語った。イタリア『Calciomercato.com』が伝えている。

2018-19シーズンのセリエA最優秀若手選手に選出されるなど、その将来を嘱望されていたザニオーロだが、2020年1月に右ヒザ前十字じん帯を断裂してしまう。そこから長いリハビリを得て復帰したものの、今度は9月の代表戦で左ヒザの前十字じん帯を断裂。シーズンを棒に振ることになったザニオーロは、今年6月に開幕したユーロ2020も欠場となった。

大きな挫折を経験したザニオーロだが、懸命にリハビリに励んだ成果もあり今シーズンはセリエA開幕戦で先発出場。また、8月26日に行われたトラブゾンスポルとのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のプレーオフ2ndレグでは得点も記録しており、復活をアピールしている。こうした活躍を受け、ザニオーロは9月のワールドカップ(W杯)予選に向けた代表メンバーにも招集された。

インタビューで現在の充実について尋ねられたザニオーロは、大ケガがあったからこそ人として成長できたとコメント。同時に、トレーニングに対する意識にも変化があったと語っている。

「ゴールを決めたトラブゾンスポル戦は完璧な夜だったね。これからも、ああいう場面がたくさん作れると良い。でも、左ヒザのケガは本当に大変だったよ。最初に右ヒザを痛めたときよりもずっとね。1週間ほど泣き続けていたと思う。6、7カ月のリハビリを終えたばかりだったんだ」

「でも、リハビリをしているうちに、自分の中には知らなかったエネルギーがあることを発見した。そして、男として、人として、サッカー選手として成長できたと思う。今だから言えることだけど、どんな絶望のなかにも光はあるんだ」

「僕は細部がいかに重要か理解し始めたと思う。昔は時間ギリギリでトレーニングに行っていたけど、今は早く行く大切さを知っている。モハメド・アリは『能力よりも意志が大事』と言っていたみたいだけど、その通りだね。才能がいくらあっても、細かいところまで努力しなければ、ピッチでパフォーマンスは発揮できない」

また、ザニオーロは今シーズンからチームで指揮をとるジョゼ・モウリーニョ監督についても言及。高いカリスマ性を称賛し、共に成功を成し遂げたいと語った。

「モウリーニョは偉大な監督であり、ピッチ内外でカリスマ性を発揮している。彼はグループを作る方法を知っていて、誰とでもうまくやっていける人だよ。僕が想像している通りの人だった。寡黙な男ではあるけれどありのままを語り、タフだけど善良な男なんだ。彼と一緒に多くのことを成し遂げたいと思っている」



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