初のW杯決勝進出のビーチサッカー代表、準決勝ハットトリックのFP赤熊拓也「しっかり得点王と世界一を狙ってがんばります」
2021.08.29 15:22 Sun
28日、ロシアで行われているFIFAビーチサッカーワールドカップ(W杯)の準決勝、日本代表vsセネガル代表の試合が行われ、日本が5-2で勝利を収めた。
この結果、日本は決勝に初進出が決定。開催国であるロシアサッカー連合(RFU)と決勝を戦うことが決定した。
セネガル戦では赤熊拓也(ラソアペーゴ北九州)のハットトリックなど、第3ピリオドに得点を重ねて快勝。決勝ではグループステージで1-7と大敗を喫した開催国のロシアとの一戦となる。
セネガル戦を終え、ハットトリックの赤熊のほか、奥山正憲(レーヴェ横浜)、GK河合雄介(東京ヴェルディBS)がJFAを通じてコメントした。
FP#6 赤熊拓也(ラソアペーゴ北九州)
「(3得点を振り返ると)1点目はPKですごく緊張した中で、試合前の田畑コーチの「前回大会でベスト4の壁を超えられなかった悔しさを晴らしてくれ」という言葉を思い出して強く蹴りました」
「このチームがスタートしてからコロナの影響で海外のチームとの試合の機会がなかったものの、その分コンスタントに代表合宿をさせて頂いて選手間でのコミュニケーションがとれてきたので、この大会中も良いときも悪いときも選手間でしっかりコミュニケーションをとれる関係にあることが、ひとつ勝ち上がった要因ではないかなと思います」
「連戦ですが、僕のコンディションはすごく良い状態です。トレーナーさんも2人体制でしっかりケアしてくださっていて、不安だった食事の面も日本食を用意してくれていて良いコンディションが保てていると思います」
「今大会が始まる前から世界一のピヴォというものを目標に得点王ももちろん狙っているので、決勝で僕がたくさん得点をとって得点王になること、それがチームの優勝にもつながると思うので、しっかり得点王と世界一を狙ってがんばります」
FP #11 奥山正憲(レーヴェ横浜)
「(得点の場面は)オズ選手から良いパスがきたのであとは思い切り打とうと思い、一番良いところに飛んでいったので本当に良かったです。今大会でここまで来られたのは、田畑コーチが一戦一戦、相手の分析や試合中の戦術面での工夫をしてくれていることが一番の要因かなと思います。スタッフもトレーナーさんが2名体制などケアも十分できているので、コンディションの部分でも選手が心配なくプレーできているのもあります」
「あとは深夜の遅い時間、日本のみなさんがパワーを送ってくれたのでそれが力になりました。現地の皆さんも応援ありがとうございました」
「次戦の相手はグループステージで7-1で負けたロシアですが、その負けたときに田畑コーチから「この借りはこのピッチでしか返せないぞ」といわれて、一番良いシチュエーションかなと思います。絶対に勝って、ワールドカップを日本に持って帰れるようにがんばります」
GK #1 河合雄介(東京ヴェルディBS)
「セネガル戦はなかなか難しい試合でしたが、失点を最小限に抑えられたこと、点を取る選手がしっかりとって、後ろも守れたことが勝利につながったと思います。チームが一丸となって同じ方向を見て戦えたことが一番大きかったと思います」
「今大会は感染対策で色々大変な部分もありますが、ドクター、トレーナー等のスタッフも2人体制で、チームの力がさらにプラスでうまく発揮できているのも良い部分だと思います」
「ビーチサッカーはまだまだマイナーなスポーツなので、自分たちがしっかり結果を残すことで多くの人の耳にこの情報が届いて少しでもビーチサッカーに興味を持ってもらえたら、僕たちも、競技をしている人にとっても嬉しいことです」
「赤熊選手は得点王、僕はベストゴールキーパー賞を取るという目標を互いに持って今大会に望んでいるので、決勝まで来られたことで可能性はあるかと思いますし、チームの誰かが賞を取ることがチームのためにもなります。自分自身のタイトルも見据えながら決勝戦もしっかり勝って、一番良い色のメダルを獲りたいと思います。応援をよろしくお願いいたします」
この結果、日本は決勝に初進出が決定。開催国であるロシアサッカー連合(RFU)と決勝を戦うことが決定した。
セネガル戦では赤熊拓也(ラソアペーゴ北九州)のハットトリックなど、第3ピリオドに得点を重ねて快勝。決勝ではグループステージで1-7と大敗を喫した開催国のロシアとの一戦となる。
FP#6 赤熊拓也(ラソアペーゴ北九州)
「(3得点を振り返ると)1点目はPKですごく緊張した中で、試合前の田畑コーチの「前回大会でベスト4の壁を超えられなかった悔しさを晴らしてくれ」という言葉を思い出して強く蹴りました」
「2点目はコーチの指示通りに動いて、隙かさずオーバーヘッドを打った形です。3点目は上里選手から素晴らしいボールが来たので押し込むだけでした」
「このチームがスタートしてからコロナの影響で海外のチームとの試合の機会がなかったものの、その分コンスタントに代表合宿をさせて頂いて選手間でのコミュニケーションがとれてきたので、この大会中も良いときも悪いときも選手間でしっかりコミュニケーションをとれる関係にあることが、ひとつ勝ち上がった要因ではないかなと思います」
「連戦ですが、僕のコンディションはすごく良い状態です。トレーナーさんも2人体制でしっかりケアしてくださっていて、不安だった食事の面も日本食を用意してくれていて良いコンディションが保てていると思います」
「今大会が始まる前から世界一のピヴォというものを目標に得点王ももちろん狙っているので、決勝で僕がたくさん得点をとって得点王になること、それがチームの優勝にもつながると思うので、しっかり得点王と世界一を狙ってがんばります」
FP #11 奥山正憲(レーヴェ横浜)
「(得点の場面は)オズ選手から良いパスがきたのであとは思い切り打とうと思い、一番良いところに飛んでいったので本当に良かったです。今大会でここまで来られたのは、田畑コーチが一戦一戦、相手の分析や試合中の戦術面での工夫をしてくれていることが一番の要因かなと思います。スタッフもトレーナーさんが2名体制などケアも十分できているので、コンディションの部分でも選手が心配なくプレーできているのもあります」
「あとは深夜の遅い時間、日本のみなさんがパワーを送ってくれたのでそれが力になりました。現地の皆さんも応援ありがとうございました」
「次戦の相手はグループステージで7-1で負けたロシアですが、その負けたときに田畑コーチから「この借りはこのピッチでしか返せないぞ」といわれて、一番良いシチュエーションかなと思います。絶対に勝って、ワールドカップを日本に持って帰れるようにがんばります」
GK #1 河合雄介(東京ヴェルディBS)
「セネガル戦はなかなか難しい試合でしたが、失点を最小限に抑えられたこと、点を取る選手がしっかりとって、後ろも守れたことが勝利につながったと思います。チームが一丸となって同じ方向を見て戦えたことが一番大きかったと思います」
「今大会は感染対策で色々大変な部分もありますが、ドクター、トレーナー等のスタッフも2人体制で、チームの力がさらにプラスでうまく発揮できているのも良い部分だと思います」
「ビーチサッカーはまだまだマイナーなスポーツなので、自分たちがしっかり結果を残すことで多くの人の耳にこの情報が届いて少しでもビーチサッカーに興味を持ってもらえたら、僕たちも、競技をしている人にとっても嬉しいことです」
「赤熊選手は得点王、僕はベストゴールキーパー賞を取るという目標を互いに持って今大会に望んでいるので、決勝まで来られたことで可能性はあるかと思いますし、チームの誰かが賞を取ることがチームのためにもなります。自分自身のタイトルも見据えながら決勝戦もしっかり勝って、一番良い色のメダルを獲りたいと思います。応援をよろしくお願いいたします」
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森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon3
「笑顔良すぎる」「今回もスタジオアリス」日本代表の集合写真、ただ1人笑顔の上田綺世がまたも話題に「白い歯が眩しいです」
日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)が、バーレーン代表戦でも笑顔だ。 31日、アジアカップ2023・ラウンド16でバーレーンと対戦した日本。ストライカーにはグループステージで3ゴールを決めている上田が起用された。 その上田は、久保建英(レアル・ソシエダ)のCKから強烈なヘディングシュートを放つなど序盤からゴールの匂いを漂わせると、後半に日本が失点を喫した直後に毎熊晟矢(セレッソ大阪)のパスから巧みなターンで相手3人を振り切りGKの股間を抜く豪快ゴール。ストライカーとしての仕事をしっかりと果たした。 そんな上田は、プレーとは別のところでも注目を集めている。 キックオフ前にスターティングメンバー11人が並んで撮影される集合写真で、上田は爽やかな笑顔。他の10人が臨戦態勢というようなきりっとした表情を見せる中、一際輝く笑顔を見せていた。 上田は、今大会初先発となったインドネシア代表戦でも、集合写真撮影時の笑顔が話題に。再びの笑顔炸裂には、ファンから「やっぱり今回もひとりだけスタジオアリス」、「いい笑顔だ」、「白い歯が眩しいです」、「上田綺世選手の素敵な笑顔…決勝まで守りたい!見たい!」、「笑顔良すぎる」とまたも反響が集まっている。 ベスト8進出を決めた日本は、準々決勝でイラン代表と対戦。中2日での一戦となるが、上田の笑顔は見られるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】上田だけ爽やかな笑顔!日本代表の集合写真(1枚目)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C2ykK1op4bz/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C2ykK1op4bz/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; 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「こりゃ強い」海外メディアが日本の勝利をいじる!悟空やルフィ、アニメキャラ11人を並べ「このメンバーでドイツに勝った」
ブラジルメディアがユーモアあふれる投稿で日本代表の勝利を祝している。 日本は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節でドイツ代表と対戦した。PKで前半に先制を許すも、後半のシステム変更が奏功し、堂安律、浅野拓磨のゴールで2-1と逆転勝ち。戦前の下馬評を覆す大きな勝利を収めた。 世界中のメディアが驚きを持って報じるなか、ブラジルのエンタメ情報メディア『BCharts』は『Troll Football』によるユニークな一枚を引用した。 「後半、日本はこのメンバーでドイツに勝った」と、日本代表11人をアニメキャラクターに置き換えたコラージュ画像を掲載。集合写真には『ドラゴンボール』の孫悟空や『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィのほか、『名探偵コナン』の工藤新一などが登場した。 各作品の主人公などがずらりと並ぶ一枚には、海外ファから「大好きです」、「今日もドラゴンボール見に行く」、「まさにその通りだった」、「彼らはスーパーイレブンを召喚した」、「ユーモアとジョーク」などのコメントが届いた。 日本のファンにも好評のようで「ちょっキーパーw」、「こりゃ強いわ」、「コスタリカ戦はこのメンバーでお願いします」、「日本代表いじられる」などの声が寄せられている。 日本の次戦は27日、スペイン代表に0-7の大敗を喫したコスタリカ代表との対戦となっている。 <span class="paragraph-title">【写真】悟空やルフィに一護やサイタマまで!海外メディアがいじった日本代表イレブン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">A seleção do Japão foi pra cima da Alemanha assim no segundo tempo: <a href="https://t.co/pdHJGsd1aU">pic.twitter.com/pdHJGsd1aU</a></p>— BCharts (@bchartsnet) <a href="https://twitter.com/bchartsnet/status/1595431235697901569?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.25 17:05 Fri5