長崎が金沢との延期分を制す! 北関東ダービー勝利の群馬は今季初連勝【明治安田J2第24節&25節】

明治安田生命J2リーグ延期分の2試合が25日に行われた。

8位V・ファーレン長崎は9日に行われる予定だったものの、大雨の影響で延期された第24節でここ6試合未勝利の流れに陥る14位ツエーゲン金沢のホームに乗り込み、2-0で勝利した。

ここ4試合負け知らずの好調をキープして敵地での一戦に臨んだ長崎は開始4分に先取点を奪取。名倉が対面の相手DFをドリブルで下げながらボックス左に持ち込むと、左足シュートをゴール左下に決めた。
その長崎は1点リードで後半に入ってもペースを掴み、エジガル・ジュニオのヘディングシュートでゴールに迫るが、相手GKが好守。金沢の攻撃陣にも攻め込まれるが、1点のリードを守り、終盤を迎える。

すると、83分に左サイドから鋭いカットインでボックス左に侵攻した途中出場の加藤聖が右足フィニッシュでネットを揺らして勝負あり。2試合ぶりの白星で7位に浮上した。16位ザスパクサツ群馬は14日に敵地で行われる予定だったものの、自チーム内での新型コロナウイルス感染拡大で延期された第25節の19位栃木SC戦に臨み、1-0の勝利を収めている。

4戦無敗の良い流れに乗って、今季初連勝を目指す群馬はこの北関東ダービーで先にスコアを動かす。13分、左サイドからの攻撃を連続した攻めに繋げると、ボックス内のこぼれ球を北川が押し込む。

序盤に失点したものの、そこから相手陣内に攻め入るシーンを増やしていった栃木だが、群馬が1点リードで後半へ。その後半も北川が鋭い仕掛けからフィニッシュに持ち込んだ群馬だが、追加点を奪えない。

すると、栃木は終盤に幾度か惜しい場面を作り出すが、あとひと押しが足らず、群馬が巧みに時間を進め、1-0で勝利。群馬が今季初の連勝を成し遂げ、14位に順位を上げている。