ユベントス移籍のロカテッリが古巣サッスオーロに感謝「僕の家族であり、いつまでも愛している」

2021.08.19 11:02 Thu
Getty Images
ユベントスへの移籍が決まったイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリが、喜びとサッスオーロへの感謝を語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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2018年夏にミランからサッスオーロに加入したロカテッリは、公式戦99試合に出場して7ゴール11アシストの成績を記録。今年6月に開幕したユーロ2020のメンバーに選出されると5試合出場2ゴールの活躍を見せ、チームの優勝に貢献している。こうした活躍を受け、ロカテッリには多くのビッグクラブが獲得に関心を寄せていたが、本人も熱望していたユベントスへの加入が18日に発表。クラブによると、移籍の形態は2500万ユーロ(約32億2000万円)+ボーナスの買い取り義務が付随した2年間のレンタル移籍になるという。
クラブの公式チャンネル『Juventus TV』で加入後初のインタビューを受けたロカテッリは、「夢が叶った」と喜びを表明。ユベントスの選手としてプレーすることが待ち遠しいと語った。

「子供の頃からの夢のため、一生懸命プレーしてきた。ピッチ上ですべてを捧げ、ファンのためフィールドに立つことを夢見て、ユベントスにやってきたんだ。そしてもちろん、これは始まりに過ぎないよ」
また、ロカテッリはインタビューの中で、自身を成長させてくれたサッスオーロへの感謝についても言及。クラブを愛する気持ちは変わらないと断言した。

「何と言えば良いか…昨日、チームに別れを告げるときに僕が流した涙は、サッスオーロが僕の心の中にあるという証拠だと思う。僕をより良い人間、より良い選手にしてくれた。だからこれからも、ずっと気持ちは変わらない」

「人生は選択の連続だけど、僕のこの素晴らしい旅に付き合ってくれたクラブにお別れを言うのは正しいタイミングだったと思う。簡単なことではなかったけど、困難を乗り越えれば結果は素晴らしいものになる」

「サッスオーロは僕の家族であり、僕をユーロ優勝へ導いてくれた。いつまでも愛しているよ。僕を信じてくれた(クラブオーナーの)スクインジ・ファミリーには心の底から感謝している。僕を一人前にしてくれたチームメイトにもね」

「カルネバリ(CEO)や、ジョバンニ・ロッシ(SD)、(ロベルト・)デ・ゼルビ監督、本当にありがとう。彼らにはいつも特別な感情を抱いているんだ。クラブで働くすべての人たちにも感謝している。僕はあなたたちをとても愛しているよ。さようなら、サッスオーロ」

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