スワンズで一世風靡のネイサン・ダイアーが33歳で現役引退

2021.07.31 12:40 Sat
Getty Images
イングランド人MFネイサン・ダイアー(33)が現役引退を表明した。
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170cmに満たずの小柄を生かした鋭い仕掛けが売りのダイアーは2005年に若手育成に定評のあるサウサンプトンでプロデビュー。バーンリー、シェフィールド・ユナイテッドを経て、2009年冬にスウォンジー入りした。そのスウォンジー時代がキャリアのハイライトに。2011-12シーズンのプレミアリーグ初参戦や2012-13シーズンのキャピタルワンカップ優勝に貢献するなど、公式戦通算347試合の出場で38得点34アシストをマークした。
そんなダイアーは2015年夏からレスターにレンタルで加わり、そのシーズンにプレミアリーグ優勝を経験すると、2016年夏にスウォンジー復帰。だが、2020年夏の契約満了後、どこにも所属しておらず、フリーだった。

ダイアーは古巣スウォンジーの公式サイトで15年間のキャリアに終止符を打つ旨を明らかにした。
「フットボールからの引退を発表するのにぴったりのときだ。この2、3カ月、色んなことを考えたが、プレーから離れるのが最良の決断だと思う」

「次が見つかるまでの時間を作るためにスウォンジーと1月までトレーニング契約を結ばせてもらったが、それはありがたいことだった」

「次の章に進む準備ができているなかで、海外やイギリスからたくさんのオファーがあった」

「でも、自分に合わないものもあり、スウォンジーとのトレーニング契約が切れた段階で現役続行か、引退かでかなりの迷いがあった」

「だから、ゆっくりと時間をかけて決断した」

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