10人アルゼンチンにオーストラリアが金星! デューク2アシストに主将DFデンは完封に貢献《東京オリンピック》

2021.07.22 21:40 Thu
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Getty Images
東京オリンピックのグループC第1節、U-24アルゼンチン代表vsU-24オーストラリア代表が22日に札幌ドームで行われ、オーストラリアが0-2で勝利した。南米王者として今大会に臨むアルゼンチンはグループステージ初戦でアジアの雄オーストラリアと対戦した。

アルゼンチンは今大会に向けてGKレデスマのみをオーバーエイジとして招集したものの、今回の初戦ではガイチ、メディーナ、コロンバット、ネウエン・ペレスといった実力者がスタメンを飾った。

一方、オーストラリアは浦和でプレーするトーマス・デンがキャプテンを務め、かつて清水でもプレーしたミッチェル・デュークが唯一オーバーエイジで参戦。その2選手は慣れ親しんだ日本の地でスタメンを飾った。

地力で勝るアルゼンチンが押し込む入りが予想された中、オーストラリアがアグレッシブな入りを見せる。開始直後にアルゼニが左サイドで果敢に仕掛けて相手守備をバタつかせると、早い時間帯にゴールをこじ開ける。

14分、自陣からの長いボールに絶妙なタイミングで抜け出したキングが左サイドからグラウンダーのクロスを供給。ボックス中央に飛び込んだデュークが触ってわずかにコースが変わったところをファーに詰めたウェールズが冷静に押し込んだ。

出端を挫かれたアルゼンチンはすぐさま反撃を開始。18分にはボックス右でクロスに反応したバレンスエラが頭で合わすが、これを枠に飛ばせない。以降も積極的な仕掛けが光るバレンスエラの右サイドを起点にチャンスを作りかけるが、決定機まであと一歩という状況が続く。

前半半ばから終盤にかけてはアルゼンチンが完全にボールを握り、オーストラリアがカウンターで応戦する構図の下で一進一退の攻防となる。34分にはバルコが意表を突いたミドルシュートを狙うが、これは惜しくもクロスバーを叩く。

対してオーストラリアは44分、左サイドで高い位置を取ったキングが先制点と似たような形から正確なグラウンダーの折り返しを入れると、再びウェールズがワンタッチで合わすが、このシュートは右ポストに当たった上にオフサイドの判定となった。

試合はこのままハーフタイム突入かに思われたが、前半アディショナルタイムにアクシデントが発生。直前に相手を倒してイエローカードをもらっていたオルテガがゴール前のポジション取りでマクグリーと小競り合いを起こすと、主審は喧嘩両成敗で両選手にカードを掲示。この結果、オルテガはまさかの退場処分となった。

1点ビハインドに加え、数的不利まで背負ったアルゼンチンは体力のある内に追いつきたいところだったが、後半開始直後にデュークにポスト直撃の決定機を作られるなど、前半同様に守勢の入りを強いられる。

それでも、前線の個の力を生かしてネウエン・ペレスやバルコのシュートで相手GKを脅かす場面を作るなど、数的不利ながらも意地を見せる。

追加点を奪って試合を決めたいオーストラリアは幾度か良い形でカウンターを繰り出していくが、なかなか仕留め切れない。71分にはボックス中央でフリーのウェールズがマクグリーの横パスをゴールに蹴り込もうとするが、これはGKレデスマの驚異的なワンハンドセーブに阻まれた。

それでも、79分にマクグリー、ウェールズを下げてティリオ、ダゴスティーノの2枚替えを敢行したオーストラリアは、この采配が完璧に機能する。80分、ペナルティアーク付近でデュークから横パスを受けたティリオが左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右隅を射抜いた。

この2点目で試合を決めたオーストラリアは2アシストの活躍を見せていたデュークに最後の最後に見せ場が訪れるも、ここは絶好機をモノにできない。それでも、デンを中心とする守備陣が一人少ない相手の反撃を危なげなく凌ぎ切り、南米王者相手に金星を挙げている。

なお、連勝を狙うオーストラリアは25日に札幌ドームでスペイン戦、黒星スタートで最下位のアルゼンチンはエジプトとの第2節に臨む。

U-24アルゼンチン代表 0-2 U-24オーストラリア代表
【オーストラリア】
ウェールズ(前14)
ティリオ(後35)
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