【2020-21ブンデスベストイレブン】王者バイエルンとフランクフルトから最多3選手、遠藤航と鎌田を選出
2021.06.04 19:01 Fri
2020-21シーズンのブンデスリーガが5月22日に終了しました。そこで本稿では今季のブンデスリーガのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
GK:グラーチ
DF:バク、ウパメカノ、アラバ、コスティッチ
MF:鎌田、遠藤航、ミュラー
FWアンドレ・シウバ、レヴァンドフスキ、ハーランドGKペーテル・グラーチ(31歳/ライプツィヒ)

出場試合数:33(先発回数:33)/失点数:30/出場時間:2970分
リーグ最少失点に抑えたライプツィヒの守護神を選出。最終節を除いてフルタイム出場を果たしたハンガリー代表守護神は、確実性が売りで年々安定感を増している。ミスの少なさからバックラインに安心感を持たせている。
DFリドル・バク(23歳/ヴォルフスブルク)

出場試合数:34(先発回数:33)/ 得点数:6/出場時間:2869分
マインツから加入したバクがヴォルフスブルクのチーム力を押し上げた。サイドバックが本職ではあるものの、主に右サイドハーフでのプレーが多かったバクは、攻撃面で十分なアクセントを付ける役割を担った。ユーロのメンバーからは漏れたものの、11月にはドイツ代表初招集も受け、今後の活躍が期待される。
DFダヨ・ウパメカノ(22歳/ライプツィヒ)

出場試合数:29(先発回数:27)/得点数:1/出場時間:2331分
そのポテシャンルは留まることを知らない。今季は3バックの中央を任されることが多かったが、ディフェンスラインを統率しつつ、フィード面でも器用にこなすなど攻守に活躍した。圧倒的なフィジカルを武器に相手FWを封じる様は風格すら感じる。来季は恩師のナーゲルスマン監督と共にバイエルンに活躍の場を移す。

出場試合数:32先発回数:30)/得点数:1/出場時間:2676分
昨季完全に定着したセンターバックで今季も安定したプレーを続けた。本人は乗り気ではないセンターバックでのプレーのようだが、持ち前のスピードを武器に後方のスペースをケアできる強みを生かして守備を安定させた。バイエルンを退団し、新天地にはレアル・マドリーを選んだが、そのユーティリティさを武器に大きな存在感を示すはずだ。
MFフィリップ・コスティッチ(28歳/フランクフルト)

出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:4/出場時間:2536分
フランクフルトの攻撃の要。左サイドから縦に仕掛けて送られるクロスは一級品で、幾度もアンドレ・シウバのゴールをアシストした。今季は計17アシストを記録し、鎌田と共にチャンスメークを担った。
MF鎌田大地(24歳/フランクフルト)

出場試合数:32(先発回数:28)/得点数:5/出場時間:2372分
フランクフルト復帰2シーズン目も大きな飛躍を遂げた。5ゴールに加え、記録したアシストの数は実に15。フランクフルト躍進の原動力となった。惜しくもクラブ史上初のCL出場は逃したが、リーグ屈指の攻撃的MFとして来季の活躍にも期待が高まる。
MF遠藤航(28歳/シュツットガルト)

出場試合数:33(先発回数:33)/得点数:3/出場時間:2957分
鎌田と共に日本人という贔屓目がなくともベストイレブン選出に相応しいパフォーマンスを見せた。リーグにおけるデュエル勝率一位という偉業を達成し、日本人でもフィジカル面で対等以上に渡り合えることを証明した。最終節こそ出場停止で欠場したが、それ以外は先発とケガに強い点も大きな魅力だ。
MFトーマス・ミュラー(31歳/バイエルン)

出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:11/出場時間:2685分
フリック監督との相性はやはり抜群だったようだ。昨季に続き、圧巻のスタッツを残して見せた。11ゴール21アシストと桁外れの数字を残し、相棒のレヴァンドフスキのゴールをお膳立てして見せた。レヴァンドフスキと共にバイエルン9連覇のキーマンとなった。
FWアンドレ・シウバ(25歳/フランクフルト)

出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:28/出場時間:2773分
ミランでは結果を残せなかったポルトガル代表FWは中堅どころのフランクフルトで得点力を開花させた。コスティッチ、鎌田と優秀なチャンスメーカーを携え、彼らが生み出すチャンスを豊富な得点パターンを駆使してゴールを量産して見せた。
FWロベルト・レヴァンドフスキ(32歳/バイエルン)

出場試合数:29(先発回数:28)/ 得点数:41/出場時間:2463分
衰え知らずどころか進化を遂げている感すらある。相変わらずの不調知らずでコンスタントにゴールを挙げ続ける、さながらマシーンのようだ。その活躍には感服せざるを得ない。
FWアーリング・ハーランド(20歳ドルトムント)

出場試合数:28(先発回数:27)/得点数:27/出場時間:2410分
この男のポテシャンルは計り知れない。昨季後半にドルトムントに加入して以降、得点を量産しているハーランドは、十分に警戒していても止められないレベルにある。フィジカルとテクニックがともににハイレベルでゴール前での落ち着きも規格外。ストライカーに必要な全てを兼ね備える男は来季以降も観る者を魅了させてくれるはずだ。
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◆ベストイレブンGK:グラーチ
DF:バク、ウパメカノ、アラバ、コスティッチ
MF:鎌田、遠藤航、ミュラー
FWアンドレ・シウバ、レヴァンドフスキ、ハーランドGKペーテル・グラーチ(31歳/ライプツィヒ)

Getty Images
出場試合数:33(先発回数:33)/失点数:30/出場時間:2970分
リーグ最少失点に抑えたライプツィヒの守護神を選出。最終節を除いてフルタイム出場を果たしたハンガリー代表守護神は、確実性が売りで年々安定感を増している。ミスの少なさからバックラインに安心感を持たせている。

Getty Images
出場試合数:34(先発回数:33)/ 得点数:6/出場時間:2869分
マインツから加入したバクがヴォルフスブルクのチーム力を押し上げた。サイドバックが本職ではあるものの、主に右サイドハーフでのプレーが多かったバクは、攻撃面で十分なアクセントを付ける役割を担った。ユーロのメンバーからは漏れたものの、11月にはドイツ代表初招集も受け、今後の活躍が期待される。
DFダヨ・ウパメカノ(22歳/ライプツィヒ)

Getty Images
出場試合数:29(先発回数:27)/得点数:1/出場時間:2331分
そのポテシャンルは留まることを知らない。今季は3バックの中央を任されることが多かったが、ディフェンスラインを統率しつつ、フィード面でも器用にこなすなど攻守に活躍した。圧倒的なフィジカルを武器に相手FWを封じる様は風格すら感じる。来季は恩師のナーゲルスマン監督と共にバイエルンに活躍の場を移す。
DFダビド・アラバ(28歳/バイエルン)

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出場試合数:32先発回数:30)/得点数:1/出場時間:2676分
昨季完全に定着したセンターバックで今季も安定したプレーを続けた。本人は乗り気ではないセンターバックでのプレーのようだが、持ち前のスピードを武器に後方のスペースをケアできる強みを生かして守備を安定させた。バイエルンを退団し、新天地にはレアル・マドリーを選んだが、そのユーティリティさを武器に大きな存在感を示すはずだ。
MFフィリップ・コスティッチ(28歳/フランクフルト)

Getty Images
出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:4/出場時間:2536分
フランクフルトの攻撃の要。左サイドから縦に仕掛けて送られるクロスは一級品で、幾度もアンドレ・シウバのゴールをアシストした。今季は計17アシストを記録し、鎌田と共にチャンスメークを担った。
MF鎌田大地(24歳/フランクフルト)

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出場試合数:32(先発回数:28)/得点数:5/出場時間:2372分
フランクフルト復帰2シーズン目も大きな飛躍を遂げた。5ゴールに加え、記録したアシストの数は実に15。フランクフルト躍進の原動力となった。惜しくもクラブ史上初のCL出場は逃したが、リーグ屈指の攻撃的MFとして来季の活躍にも期待が高まる。
MF遠藤航(28歳/シュツットガルト)

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出場試合数:33(先発回数:33)/得点数:3/出場時間:2957分
鎌田と共に日本人という贔屓目がなくともベストイレブン選出に相応しいパフォーマンスを見せた。リーグにおけるデュエル勝率一位という偉業を達成し、日本人でもフィジカル面で対等以上に渡り合えることを証明した。最終節こそ出場停止で欠場したが、それ以外は先発とケガに強い点も大きな魅力だ。
MFトーマス・ミュラー(31歳/バイエルン)

Getty Images
出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:11/出場時間:2685分
フリック監督との相性はやはり抜群だったようだ。昨季に続き、圧巻のスタッツを残して見せた。11ゴール21アシストと桁外れの数字を残し、相棒のレヴァンドフスキのゴールをお膳立てして見せた。レヴァンドフスキと共にバイエルン9連覇のキーマンとなった。
FWアンドレ・シウバ(25歳/フランクフルト)

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出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:28/出場時間:2773分
ミランでは結果を残せなかったポルトガル代表FWは中堅どころのフランクフルトで得点力を開花させた。コスティッチ、鎌田と優秀なチャンスメーカーを携え、彼らが生み出すチャンスを豊富な得点パターンを駆使してゴールを量産して見せた。
FWロベルト・レヴァンドフスキ(32歳/バイエルン)

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出場試合数:29(先発回数:28)/ 得点数:41/出場時間:2463分
衰え知らずどころか進化を遂げている感すらある。相変わらずの不調知らずでコンスタントにゴールを挙げ続ける、さながらマシーンのようだ。その活躍には感服せざるを得ない。
FWアーリング・ハーランド(20歳ドルトムント)

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出場試合数:28(先発回数:27)/得点数:27/出場時間:2410分
この男のポテシャンルは計り知れない。昨季後半にドルトムントに加入して以降、得点を量産しているハーランドは、十分に警戒していても止められないレベルにある。フィジカルとテクニックがともににハイレベルでゴール前での落ち着きも規格外。ストライカーに必要な全てを兼ね備える男は来季以降も観る者を魅了させてくれるはずだ。
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