降格シャルケに打ち負けたフランクフルト、ドルトムントにプレッシャーをかけられず《ブンデスリーガ》

2021.05.16 00:36 Sun
Getty Images
フランクフルトは15日、ブンデスリーガ第33節でシャルケとのアウェイ戦に臨み、3-4で打ち負けた。フランクフルトのMF鎌田大地は68分までプレーし、MF長谷部誠はフル出場している。

前節マインツに何とか引き分けたもののドルトムントにかわされて5位に後退したフランクフルト(勝ち点57)は、鎌田と長谷部が揃って先発となった。

降格が決まっている最下位シャルケに対し、[3-4-2-1]で臨んだフランクフルトは鎌田が2シャドーの一角で、長谷部がボランチでスタートした中、オープンな展開で立ち上がると、13分にPKを献上する。ボックス右で切り返したアリをトゥタが倒してしまった。
このPKをGKトラップが止めるもキッカーのフンテラールにルーズボールを蹴り込まれ、フランクフルトは先制される。

それでも失点を受けてさらに前がかるフランクフルトは29分に追いつく。左サイドからのユネスのファーサイドへのクロスをGKフェールマンが被り、フリーのアンドレ・シウバがヘッドで押し込んだ。
アンドレ・シウバの今季26ゴール目で試合を振り出しに戻したフランクフルトは続く36分、FKからエンディカのヘディングシュートが枠を捉えたが、ここはGKフェールマンの好守に阻まれた。

それでも迎えた後半、開始6分にフランクフルトが逆転する。鎌田の左CKからエンディカのヘディングシュートが決まった。

しかし2分後、すかさず追い付かれてしまう。フンテラールのヒールパスに抜け出したイドリジにシュートを決められた。

さらに60分、ホッペのスルーパスに抜け出したフリックにゴールを許し、フランクフルトは再び追いかける展開を強いられてしまう。

続く64分、スルーパスに抜け出したホッペにボックス左まで持ち上がられてそのままゴールを許したフランクフルトは、鎌田に代えてヨビッチを投入。すると72分、CKの流れからヨビッチがシュートの持ち込むと、ルーズボールをアンドレ・シウバが詰めて3-4とした。

終盤にかけてはフランクフルトが攻め込む展開が続いたが、3-4で打ち負け痛恨の敗戦。1ポイント差のドルトムントにプレッシャーをかけることはできなかった。

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