難所エランド・ロードで散ったスパーズがトップ4絶望のメイソン体制リーグ初黒星…《プレミアリーグ》
2021.05.08 22:26 Sat
プレミアリーグ第35節、リーズvsトッテナムが8日にエランド・ロードで行われ、ホームのリーズが3-1で勝利した。
今季ビッグ6が勝利できていない難所での勝利に向けてメイソン暫定監督はブレイズ戦と全く同じスタメンを採用した。
立ち上がりから人にしっかりと付くリーズの強度の高い守備に手を焼くトッテナムは、開始7分にボックス左に抜け出したバンフォードに際どいシュートを打たれるが、これはGKロリスの好守で凌ぐ。
だが、以降も押し込まれる展開が続くと、13分には左サイド深くに侵攻したハリソンの高速クロスに対してファーで対応にあたったDFレギロンが自軍ゴールに向かう。これはGKロリスが何とかき出すも、こぼれ球をダラスに豪快に蹴り込まれた。
前半半ば過ぎに1-1のイーブンに戻った試合はここからオープンな展開に。28分にはボックス左で仕掛けたハリソンがファーポストを狙ったコントロールシュートを放つが、これはGKロリスのビッグセーブに遭う。直後の30分にはデレ・アリのスルーパスに抜け出したケインが冷静にゴールネットを揺らすが、逆転ゴールかに思われたこの場面はVARのレビューの結果、微妙なオフサイド判定で認められず。
その後はボールを保持して押し込むリーズ、ロングカウンターでうまく相手を引っくり返すトッテナムと互いの狙う形から惜しい場面を作り合ったが、42分にはより優勢に試合を運んでいたホームチームが一歩前に出た。ハリソンを追い越してボックス左に抜け出したアリオスキの正確なグラウンダークロスを中央からニアに飛び込んだバンフォードが左足ワンタッチで流し込んだ。
1点ビハインドで試合を折り返したトッテナムは、早い時間帯の同点ゴールを目指して攻勢を仕掛けていく。後半開始直後にデレ・アリのラストパスに反応したケインがゴールネットを揺らすが、ここは完全にオフサイド。さらに、カウンターの形からケイン、ソン・フンミンと積極的に足を振っていくが、枠を捉えることができない。
流れを変えたいトッテナムベンチは67分、デレ・アリとベイルを下げてラメラとルーカス・モウラを同時投入。この交代で徐々に動きを見せ始めると、71分にはクロスを匂わせたオーリエの意表を突くミドルシュートが枠を捉えるが、これはGKメリエのビッグセーブに遭う。続く72分にはボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーのケインが直接狙うが、今度はクロスバーに阻まれた。
その後、ロ・チェルソに代えてエンドンベレを最後のカードとして切ったトッテナムだが、なかなか相手の守備を脅かす攻撃を見せることができずにいると、84分には相手のカウンターを受けてボックス左に抜け出したハフィーニャからのプレゼントパスをゴール前のロドリゴに難なく決められて痛恨の3失点目を喫した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、難所エランド・ロードで完敗のトッテナムはメイソン体制のリーグ戦初黒星を喫すると共に、来季CL出場権獲得が絶望的となった。
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前節、最下位のシェフィールド・ユナイテッドを相手にベイルの見事なハットトリックの活躍で4-0の快勝を収めた6位のトッテナム(勝ち点56)。逆転でのトップ4フィニッシュに向けて3連勝を狙う今節は11位のリーズ(勝ち点47)のホームに乗り込んだ。立ち上がりから人にしっかりと付くリーズの強度の高い守備に手を焼くトッテナムは、開始7分にボックス左に抜け出したバンフォードに際どいシュートを打たれるが、これはGKロリスの好守で凌ぐ。
だが、以降も押し込まれる展開が続くと、13分には左サイド深くに侵攻したハリソンの高速クロスに対してファーで対応にあたったDFレギロンが自軍ゴールに向かう。これはGKロリスが何とかき出すも、こぼれ球をダラスに豪快に蹴り込まれた。
先に失点を喫したトッテナムはここから攻勢を強めていく。すると、25分にはロ・チェルソ、ソン・フンミン、デレ・アリの3選手で中央を突破し、DF2枚を引き付けたデレ・アリからボックス右に走り込むソン・フンミンへ絶妙なスルーパスが通る。これを韓国代表が冷静にゴールへ流し込み、リーグ戦3試合連続ゴールとした。
前半半ば過ぎに1-1のイーブンに戻った試合はここからオープンな展開に。28分にはボックス左で仕掛けたハリソンがファーポストを狙ったコントロールシュートを放つが、これはGKロリスのビッグセーブに遭う。直後の30分にはデレ・アリのスルーパスに抜け出したケインが冷静にゴールネットを揺らすが、逆転ゴールかに思われたこの場面はVARのレビューの結果、微妙なオフサイド判定で認められず。
その後はボールを保持して押し込むリーズ、ロングカウンターでうまく相手を引っくり返すトッテナムと互いの狙う形から惜しい場面を作り合ったが、42分にはより優勢に試合を運んでいたホームチームが一歩前に出た。ハリソンを追い越してボックス左に抜け出したアリオスキの正確なグラウンダークロスを中央からニアに飛び込んだバンフォードが左足ワンタッチで流し込んだ。
1点ビハインドで試合を折り返したトッテナムは、早い時間帯の同点ゴールを目指して攻勢を仕掛けていく。後半開始直後にデレ・アリのラストパスに反応したケインがゴールネットを揺らすが、ここは完全にオフサイド。さらに、カウンターの形からケイン、ソン・フンミンと積極的に足を振っていくが、枠を捉えることができない。
流れを変えたいトッテナムベンチは67分、デレ・アリとベイルを下げてラメラとルーカス・モウラを同時投入。この交代で徐々に動きを見せ始めると、71分にはクロスを匂わせたオーリエの意表を突くミドルシュートが枠を捉えるが、これはGKメリエのビッグセーブに遭う。続く72分にはボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーのケインが直接狙うが、今度はクロスバーに阻まれた。
その後、ロ・チェルソに代えてエンドンベレを最後のカードとして切ったトッテナムだが、なかなか相手の守備を脅かす攻撃を見せることができずにいると、84分には相手のカウンターを受けてボックス左に抜け出したハフィーニャからのプレゼントパスをゴール前のロドリゴに難なく決められて痛恨の3失点目を喫した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、難所エランド・ロードで完敗のトッテナムはメイソン体制のリーグ戦初黒星を喫すると共に、来季CL出場権獲得が絶望的となった。
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