アイルランドのレジェンド、アラン・マクローリン氏が54歳で逝去…94年W杯に導く貴重なゴールが語り草
2021.05.05 07:00 Wed
かつてスウィンドン・タウンやポーツマスで活躍した元アイルランド代表MFのアラン・マクローリン氏(享年54)が逝去したことがわかった。フットボール・アソシエーション・オブ・アイルランド(FAI)が4日に訃報を伝えた。
死因に関する詳細は明かされていないが、マクローリン氏は今年3月に2度目の癌を患い、闘病中であることを明らかにしていた。
FAIのジェリー・マカナニー会長はレジェンドの訃報に際して、以下のような追悼コメントを残している。
「アランは18年前のベルファストで決めたゴール、この国全体を感動で震わせたゴールによって常に多くの人の記憶に残り続けるはずだ」
「彼はアイルランドにとって素晴らしいプレーヤーであり、多くの若いプレーヤーを指導した素晴らしい指導者であり、非常に誇り高いファミリーマンだった」
マンチェスター・ユナイテッドの練習生から1985–86シーズンにプロ契約を勝ち取ったマクローリン氏だが、トップチームデビューを飾ることなくスウィンドンに移籍。その後はサウサンプトンやポーツマス、ウィガン、ロッチデール、フォレストグリーン・ローヴァーズを渡り歩き、2003年に現役を引退した。
クラブキャリアを通じてタイトルには恵まれなかったものの、ポーツマスでは300試合以上に出場したレジェンドの1人だった。
また、1990年にデビューを飾ったアイルランド代表では1990年イタリア大会、1994年アメリカ大会と2つのワールドカップ本大会に出場するなど、通算42試合に出場し2ゴールを記録。とりわけ、1993年11月17日に行われた欧州予選の北アイルランド代表戦ではチームを本大会に導く貴重な同点ゴールを挙げており、その活躍は多くのアイルランド国民の記憶に残っている。
現役引退後の2016年からは古巣スウィンドンのアカデミーで指導者を務めていた。
死因に関する詳細は明かされていないが、マクローリン氏は今年3月に2度目の癌を患い、闘病中であることを明らかにしていた。
FAIのジェリー・マカナニー会長はレジェンドの訃報に際して、以下のような追悼コメントを残している。
「彼はアイルランドにとって素晴らしいプレーヤーであり、多くの若いプレーヤーを指導した素晴らしい指導者であり、非常に誇り高いファミリーマンだった」
「彼をアイルランドのフットボール・ファミリーの一員として迎えることができて幸運だった。この最も困難な時期を過ごす妻のデビーと彼の家族に心から寄り添い、アイルランドのフットボールに関わるすべての人を代表して哀悼の意を表する」
マンチェスター・ユナイテッドの練習生から1985–86シーズンにプロ契約を勝ち取ったマクローリン氏だが、トップチームデビューを飾ることなくスウィンドンに移籍。その後はサウサンプトンやポーツマス、ウィガン、ロッチデール、フォレストグリーン・ローヴァーズを渡り歩き、2003年に現役を引退した。
クラブキャリアを通じてタイトルには恵まれなかったものの、ポーツマスでは300試合以上に出場したレジェンドの1人だった。
また、1990年にデビューを飾ったアイルランド代表では1990年イタリア大会、1994年アメリカ大会と2つのワールドカップ本大会に出場するなど、通算42試合に出場し2ゴールを記録。とりわけ、1993年11月17日に行われた欧州予選の北アイルランド代表戦ではチームを本大会に導く貴重な同点ゴールを挙げており、その活躍は多くのアイルランド国民の記憶に残っている。
現役引退後の2016年からは古巣スウィンドンのアカデミーで指導者を務めていた。
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ユーロに出たければ負ける必要が? アイルランド代表が奇妙な事態に陥る
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