伏兵ミリトンのリーグ初弾で競り勝ったマドリーが公式戦3戦ぶりの白星! CLチェルシー戦に弾み《ラ・リーガ》

2021.05.02 05:53 Sun
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Getty Images
ラ・リーガ第34節、レアル・マドリーvsオサスナが1日にアルフレド・ディ・ステファノで行われ、ホームのマドリーが2-0で勝利した。2位のマドリー(勝ち点71)は前節、ベティスとの上位対決を0-0のドローで終え、厳しい勝ち点逸に。また、先月27日に行われたチェルシーとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグではホームで1-1のドローと、微妙な結果に終わった。

来週にロンドンでの決勝進出を懸けた2ndレグ、週末にセビージャとの上位対決という重要な連戦を控える中、11位のオサスナ(勝ち点40)をホームで迎え撃った一戦では先発4人を変更。負傷のカルバハルに加え、ナチョ、クロース、モドリッチをベンチスタートとし、オドリオソラ、ブランコ、アセンシオと共にアザールを先発に復帰させた。並びも[3-5-2]から[4-2-3-1]に変更した。


チェルシー戦に向けて早いうちに勝負を付けたいマドリーはアグレッシブな入りを見せる。その口火を切ったのは、3カ月ぶりのスタート起用となった背番号7。開始3分、トップ下に入ったアザールは中央で鋭いドリブル突破を見せてペナルティアーク付近から右足を振り抜くが、これは枠を大きく外れた。

以降も相手を押し込むホームチームはアザールやヴィニシウスの仕掛け、セットプレーから幾度も決定機を創出していく。とりわけ、変化を付けたセットプレーが効果的に機能し、26分にはマルセロの絶妙な浮き球パスからアザールが右足ボレー、その直後にはアセンシオ、ブランコの正確なクロスから制空権を握ったミリトンが続けてドンピシャのヘディングシュートを放つが、いずれも相手GKエレーラのビッグセーブに遭う。

前半終了間際には幾度か鋭いカウンターアタックを繰り出していたオサスナが左サイドのマヌ・サンチェスからのアーリークロスをチミ・アビラが頭で合わせてゴールネットを揺らすが、これはわずかながらオフサイドラインを越えておりゴールは認められず。

迎えた後半、マドリーは左足の違和感を訴えたヴァランを下げてナチョをハーフタイム明けに投入。引き続き相手を押し込む展開の中で56分にはアセンシオのFKをミリトンがアクロバティックなボレーで合わすが、これは枠を捉え切れない。

やや膠着状態が続く中でジダン監督は64分にマルセロ、ヴィニシウスを下げてロドリゴとミゲル・グティエレスを同じポジションに投入。すると、そのロドリゴは投入直後の67分にボックス手前から枠のわずか左に外れる際どいシュートで早速見せ場を作る。

その後、アザールに代えてイスコをピッチに送り出したマドリーはこの交代が待望の先制ゴールに繋がる。76分、左CKの場面でキッカーのイスコが滞空時間の長いボールを入れると、試合を通して制空権を握っていたミリトンが見事なヘディングシュートをゴール右隅の完璧なコースに流し込んだ。

伏兵ミリトンのラ・リーガ初ゴールによってようやくリードを手にしたマドリーは、意外な形から追加点まで奪ってみせる。80分、中央を持ち上がったベンゼマがボックス手前でゴール前に走り込むカゼミロへ絶妙なスルーパスを通すと、カゼミロの大きくなったトラップが意表を突くシュートの形となってゴール左隅に決まった。

この2点目で勝利を確信したジダン監督はアセンシオを下げてアリーバスを投入し、5枚のカードをすべて使い切りモドリッチ、クロースに完全休養を与えた。

その後、イスコが見事な個人技で3点目に迫るなど、危なげない試合運びで逃げ切りに成功したマドリーが公式戦3戦ぶりの白星で優勝争いに踏みとどまると共に、CLチェルシー戦に弾みを付けた。
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