「伝説だ」リバプール相手に4発のアルシャビンに12年経った今も脚光

2021.04.22 20:10 Thu
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今から12年前の2009年4月21日、アーセナルのクラブOBである元ロシア代表FWのアンドレイ・アルシャビンがプレミアリーグで伝説を残した。2009年2月にゼニトからアーセナルに移籍したアルシャビン。タイトルこそ獲得できなかったが、在籍5シーズンで公式戦144試合31ゴールの記録を残している。

アーセナル加入から2カ月が過ぎたころにアンフィールドで行われたプレミアリーグのリバプール戦は、自身のキャリアにおけるハイライトの1つとなった。
先発出場したアルシャビンは、36分に先制点を奪取。その後、逆転を許した67分にはボックス手前からの強烈なミドルシュートを突き刺し同点ゴールを奪う。

直後の70分にはボックス内で相手のクリアミスを拾って冷静にシュートを流し込み、ハットトリックを達成すると、3-3の同点で迎えた90分には高速カウンターから4点目を奪う圧巻のパフォーマンスを披露した。
最終的にチームは追い付かれて勝利を逃したものの、ロシアの小皇帝は一躍世界中にその名を知られることになった。

アルシャビン氏は引退後、イギリス『888 Sport』のインタビューで伝説のリバプール戦を回想している。

「試合後にへとへとに疲れ切っていたことをよく覚えているよ。もう身体にはこれっぽっちもエネルギーは残っていなかった。1試合で4ゴールも決めたのだから、もちろん嬉しかったよ」

「これまでアンフィールドで1試合4ゴールを記録したプレーヤーはいなかった。だからこそ、それをやってのけたことが誇らしかったよ。その4ゴールすべてが特別なものに感じているよ。それでも、いつの日か誰かが自分と同じことを成し遂げるんじゃないかと思っているよ」

12年が経った今もその活躍は色褪せず、『ESPN』もアルシャビンの4ゴール動画を公開。ファンからも「伝説だ」「これだからアーセナルサポーターはやめられない」「12年経ったのは本当?」など様々な声が寄せられている。

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▽カザフスタンのカイラトに所属する元ロシア代表FWアンドレイ・アルシャビン(37)が、今季限りでの現役引退を発表した。フランス『レキップ』が伝えている。 ▽先週初め11日に行われる今季カザフスタンリーグ最終節のシャフチョール・カラガンダ戦を最後に現役引退の意向を示していたアルシャビンは、自身ラストマッチとなった同試合に後半の50分から途中出場。だが、試合はゴールレスドローに終わり、有終の美を飾ることは叶わなかった。 ▽なお、カイラトは今月24日に国内カップ決勝のアティラウ戦を残しているものの、アルシャビンは同試合でプレーすることはないようだ。また、引退後は指導者としての道を歩むことも決定している。 ▽ゼニトでプロキャリアをスタートさせたアルシャビンは、2006-07シーズンにリーグ最優秀選手賞を受賞。また、ロシア代表として臨んだユーロ2008での活躍を受け、2009年2月に引き抜かれる形でアーセナルに移籍した。アーセナルでは2009年4月のリバプール戦で1試合4ゴールの圧巻のパフォーマンスを披露しサポーターのハートを一気に掴むなど公式戦144試合31得点の記録を残した。 ▽その後、ゼニトに復帰を果たすも2014-15シーズン終了後に契約満了で退団。母国クバン・クラスノダールでの1年間のプレーを経て、2016年に加入したカイラトでは在籍3年間で公式戦97試合に出場し28ゴール34アシストの数字を残した。 ▽また、2002年にデビューを果たしたロシア代表では通算76試合に出場し16ゴールを記録。ワールドカップ本大会でのプレーは叶わなかったものの、2度のユーロ本大会出場を果たしていた。 2018.11.12 13:41 Mon

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アーセナルがフルミネンセのマルティネッリに関心か ジョルジーニョに似たゲームメイカー

アーセナルが、フルミネンセのブラジル人MFマテウス・マルティネッリ(19)に関心を持っているようだ。ブラジル『Globo Esporte』が報じている。 昨年末にフルミネンセの下部組織からトップチームデビューした2001年生まれのマルティネッリ。プレースタイルは、アーセナルがかつて獲得に動いたチェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョに近く、フルミネンセのマルカン監督は「マルティネッリはゲームを読む力を持っており、30歳のような雰囲気だ」と高く評価している。 『Globo Esporte』によると、アーセナルは過去数カ月にわたってブラジルへスカウトを送っているようで、どのチームよりも先に動き出している模様。そのスカウトが目撃したかは定かではないが、今年2月に行われたブラジル・セリエAのゴイアス戦では2ゴールを挙げる活躍を披露しており、市場価値はすでに3500万ポンド(約52億4700万円)にまで上昇しているようだ。 あるブラジルメディアの取材において、マルティネッリは自身の去就について「ヨーロッパに行くことは全プレイヤーの夢。だけど今シーズンはまだやるべきことがある」とし、将来的な欧州進出の野望を明かしていた。 フルミネンセでは最近、U-17ブラジル代表FWカイキのマンチェスター・シティ移籍が迫っていることが報じられた。イギリス『ガーディアン』によると、1000万ユーロ(約12億7000万円)+インセンティブ(最大700万ユーロ)という条件で、来夏に5年契約を結ぶ見込みと伝えられている。 アーセナルが本格的に獲得に動くかどうかは、現在レアル・マドリーからレンタルしているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとスペイン代表MFダニ・セバージョスの去就次第だが、現在はマンチェスター・ユナイテッドも関心を示していると言われており、いずれにせよヨーロッパの舞台にやって来る日が遠くなさそうだ。 2021.04.15 21:15 Thu
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三笘に浴びせたタックルの報復を受けた?直後にファウル受け負傷退場のアーセナルFWに闘将キーン氏が持論「精算しなければならない」

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アーセナルが今夏シンガポールでプレシーズンツアーを実施、ミラン&ニューカッスルと対戦

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