「取り残されたくなかった」発表から2日、アーセナルもESL参加辞退を発表「正しい決定を下せなかった」
2021.04.21 09:13 Wed
アーセナルは20日、ヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)参戦撤回を表明した。クラブ公式サイトが伝えた。
欧州サッカー連盟(UEFA)のチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)に対抗するものとして、計画されたESL。18日に参戦合意の12クラブが明らかになり、今後も新たに3クラブが常任クラブに加わった上で、成績に応じて5クラブを追加した20チーム制の大会になるとされていた。
しかし、UEFAをはじめ、国際サッカー連盟(FIFA)や各クラブの監督、選手、そしてファン・サポーターから想像以上の反発が出ることに。各クラブのサポーターは、「チームが死んだ」としてスタジアムにバナーを掲げるなど、悲しみに溢れた2日間となった。
そんな中、アーセナルはこの構想に参加しようとしていたことが間違っていたと声明を発表。参加を撤退するとした。
「ここ数日は、世界中のサポーターがこの素晴らしいクラブと我々が愛する試合に対し、抱いている気持ちの深さを改めて示しくれました」
「そのような苦痛を引き起こすことは決して我々の意図ではありませんでしたが、スーパーリーグへの招待が来た時、保証がないことは理解していましたが、アーセナルとその将来を確実に守るために取り残されたくありませんでした」
「みなさんとより広いサッカーコミュニティの話を聞いた結果、提案されているスーパーリーグから撤退することを決めました。間違えたことをお詫びいたします」
「ここでアーセナルが成し遂げようとしていることへの信頼を取り戻すには、時間がかかることは承知していますが、スーパーリーグに参加するという決定は、みなさんが愛するクラブであるアーセナルを守りたいという我々の願いによって勧められたことを明確にしておきます。より大きな連帯と財政の安定を通して、みなさんが愛するゲームをサポートするためです」
「試合の繁栄には安定性が不可欠であり、試合が前進するために必要な安全性をもたらすために努力を続けます」
「システムは修正する必要があります。我々は、サッカーの未来を守り、我々を興奮させてくれるサッカーの並外れた力を活用するための解決策を、協力して見つけなければいけません」
「最後になりますが、我々にとって信じられないほど困難な年の終わりに、このような事態が発生し、非常に不安な気持ちになっていることは理解しています」
「我々の目的は、この素晴らしいサッカークラブのために、正しい決断を下し、将来のためにそれを守り、我々を前進させることでした。ここでは正しい決定を下せませんでした。それは完全に受け入れます」
「我々は、あなた方の声を聞きました」
欧州サッカー連盟(UEFA)のチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)に対抗するものとして、計画されたESL。18日に参戦合意の12クラブが明らかになり、今後も新たに3クラブが常任クラブに加わった上で、成績に応じて5クラブを追加した20チーム制の大会になるとされていた。
しかし、UEFAをはじめ、国際サッカー連盟(FIFA)や各クラブの監督、選手、そしてファン・サポーターから想像以上の反発が出ることに。各クラブのサポーターは、「チームが死んだ」としてスタジアムにバナーを掲げるなど、悲しみに溢れた2日間となった。
「ここ数日は、世界中のサポーターがこの素晴らしいクラブと我々が愛する試合に対し、抱いている気持ちの深さを改めて示しくれました」
「これを思い出す必要はありませんでしたが、最近のサポーターの反応は、さらに反省し、深く考える時間を与えてくれました」
「そのような苦痛を引き起こすことは決して我々の意図ではありませんでしたが、スーパーリーグへの招待が来た時、保証がないことは理解していましたが、アーセナルとその将来を確実に守るために取り残されたくありませんでした」
「みなさんとより広いサッカーコミュニティの話を聞いた結果、提案されているスーパーリーグから撤退することを決めました。間違えたことをお詫びいたします」
「ここでアーセナルが成し遂げようとしていることへの信頼を取り戻すには、時間がかかることは承知していますが、スーパーリーグに参加するという決定は、みなさんが愛するクラブであるアーセナルを守りたいという我々の願いによって勧められたことを明確にしておきます。より大きな連帯と財政の安定を通して、みなさんが愛するゲームをサポートするためです」
「試合の繁栄には安定性が不可欠であり、試合が前進するために必要な安全性をもたらすために努力を続けます」
「システムは修正する必要があります。我々は、サッカーの未来を守り、我々を興奮させてくれるサッカーの並外れた力を活用するための解決策を、協力して見つけなければいけません」
「最後になりますが、我々にとって信じられないほど困難な年の終わりに、このような事態が発生し、非常に不安な気持ちになっていることは理解しています」
「我々の目的は、この素晴らしいサッカークラブのために、正しい決断を下し、将来のためにそれを守り、我々を前進させることでした。ここでは正しい決定を下せませんでした。それは完全に受け入れます」
「我々は、あなた方の声を聞きました」
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