グリーンウッドがリーグ3戦連発含む2ゴール! 5連勝のユナイテッドが首位シティと8pt差に迫る《プレミアリーグ》
2021.04.19 02:03 Mon
プレミアリーグ第32節、マンチェスター・ユナイテッドvsバーンリーが18日にオールド・トラフォードで行われ、ホームのユナイテッドが3-1で勝利した。
前節、トッテナムとの上位対決を逆転で制して首位のマンチェスター・シティとの勝ち点差を11ポイントに縮めた2位のユナイテッド(勝ち点63)。リーグ5連勝で首位追走を狙う今回の一戦では降格圏一歩手前の17位に位置するバーンリー(勝ち点33)と対戦した。
直近のヨーロッパリーグ(EL)でグラナダに2-0の快勝を収め準決勝進出を果たしたホームチームは、その試合から先発5人を変更。同試合をサスペンションで欠場したマグワイア、ショー、マクトミネイが先発に復帰し、カバーニに代えてラッシュフォードを最前線で起用した。
試合は開始20秒過ぎに右サイドのロートンのアーリークロスに反応したウッドが不用意に飛び出したGKヘンダーソンよりも先に頭で合わせ、電光石火の仕掛けからいきなりゴールネットを揺らす。しかし、バーンリーの先制点かに思われたこの場面はウッドのオフサイドにより取り消しとなった。
集中力を欠く入りもオフサイドに救われたホームチームは気を引き締め直して攻勢を仕掛けていく。4分にワン=ビサカのクロスからマクトミネイがフィニッシュに絡むと、10分には再びワン=ビサカのクロスをファーのポグバが頭で合わせて枠の左隅に飛ばすが、これはGKピーコック=ファーレルのビッグセーブに遭う。
迎えた後半、フレッジを下げて切り札のカバーニをハーフタイム明けに投入したユナイテッドはポグバがセントラルMF、ラッシュフォードが左ウイングと立ち位置を変える。すると、この選手交代が先制点をもたらす。
48分、左ウイングにポジションを移したラッシュフォードがショーとの連携で左サイドを突破。ボックス内に切り込んで丁寧な折り返しを入れると、中央で相手守備を引き付けたB・フェルナンデスが完璧なスルー。ファーでドフリーのグリーンウッドが冷静に左足で流し込み、リーグ戦3試合連続ゴールとした。
これで落ち着いた試合運びが可能となったユナイテッドだったが、直後に相手得意のセットプレーで追いつかれる。50分、左CKの場面でキッカーのウエストウッドが上げたクロスをDFワン=ビサカのマークを外したタルコウスキに打点の高いヘディングで叩き込まれた。
これでゴールが必要な展開となったユナイテッドは、ラッシュフォードの鋭い仕掛けを攻め手に再び攻勢を強めていく。だが、前半から継続してソリッドな堅守速攻で迎え撃つアウェイチームの強度が高いプレーに苦戦。幾度かセットプレーやボックス内でボールを引き出すラッシュフォードがチャンスに絡むも、最後のところで粘られる。
膠着状態が続く中、試合は1-1のイーブンのまま試合終盤に突入する。ホームで勝ち切りたいユナイテッドは84分にラッシュフォードを下げてファン・デ・ベークを2枚目のカードとして投入した。
すると、この直後の左CKの流れからボックス手前でキープしたポグバから浮き球のサイドチェンジがグリーンウッドに渡る。ここで果敢にボックス内へ切り込んで放ったグリーンウッドの左足シュートがブロックに入ったコークの足に当たって大きくコースが変わりニア下に突き刺さった。
グリーンウッドの値千金の勝ち越しゴールで逃げ切り態勢に入ったホームチームはマクトミネイ、B・フェルナンデスと2度の決定機を決め切れず、バーンリーに反撃のチャンスを与えてしまう。だが、試合終了間際の93分には自陣でのマグワイアのボール奪取からロングカウンターを発動させ、最後はボックス左でファン・デ・ベークが丁寧に折り返したボールをゴール前のカバーニがワンタッチで流し込み、ダメ押しの3点目とした。
苦しみながらもグリーンウッドのリーグ3戦連続、カバーニの公式戦3試合連続ゴールで勝ち切ったユナイテッドがリーグ5連勝を達成すると共に、シティとの勝ち点差を8ポイントに縮めた。
前節、トッテナムとの上位対決を逆転で制して首位のマンチェスター・シティとの勝ち点差を11ポイントに縮めた2位のユナイテッド(勝ち点63)。リーグ5連勝で首位追走を狙う今回の一戦では降格圏一歩手前の17位に位置するバーンリー(勝ち点33)と対戦した。
直近のヨーロッパリーグ(EL)でグラナダに2-0の快勝を収め準決勝進出を果たしたホームチームは、その試合から先発5人を変更。同試合をサスペンションで欠場したマグワイア、ショー、マクトミネイが先発に復帰し、カバーニに代えてラッシュフォードを最前線で起用した。
集中力を欠く入りもオフサイドに救われたホームチームは気を引き締め直して攻勢を仕掛けていく。4分にワン=ビサカのクロスからマクトミネイがフィニッシュに絡むと、10分には再びワン=ビサカのクロスをファーのポグバが頭で合わせて枠の左隅に飛ばすが、これはGKピーコック=ファーレルのビッグセーブに遭う。
以降は完全にユナイテッドが押し込む形で試合の主導権を握り、右サイドに流れるグリーンウッドやブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォードの流動的なポジションチェンジを軸に幾度も決定機を創出。28分にはボックス左で仕掛けたラッシュフォードのシュートや、再三の際どいクロスが供給される。その一方で、バーンリーも守備一辺倒とはならず、少ないカウンターチャンスからウッドがきっちりフィニッシュに結びつけてGKヘンダーソンを脅かした。
迎えた後半、フレッジを下げて切り札のカバーニをハーフタイム明けに投入したユナイテッドはポグバがセントラルMF、ラッシュフォードが左ウイングと立ち位置を変える。すると、この選手交代が先制点をもたらす。
48分、左ウイングにポジションを移したラッシュフォードがショーとの連携で左サイドを突破。ボックス内に切り込んで丁寧な折り返しを入れると、中央で相手守備を引き付けたB・フェルナンデスが完璧なスルー。ファーでドフリーのグリーンウッドが冷静に左足で流し込み、リーグ戦3試合連続ゴールとした。
これで落ち着いた試合運びが可能となったユナイテッドだったが、直後に相手得意のセットプレーで追いつかれる。50分、左CKの場面でキッカーのウエストウッドが上げたクロスをDFワン=ビサカのマークを外したタルコウスキに打点の高いヘディングで叩き込まれた。
これでゴールが必要な展開となったユナイテッドは、ラッシュフォードの鋭い仕掛けを攻め手に再び攻勢を強めていく。だが、前半から継続してソリッドな堅守速攻で迎え撃つアウェイチームの強度が高いプレーに苦戦。幾度かセットプレーやボックス内でボールを引き出すラッシュフォードがチャンスに絡むも、最後のところで粘られる。
膠着状態が続く中、試合は1-1のイーブンのまま試合終盤に突入する。ホームで勝ち切りたいユナイテッドは84分にラッシュフォードを下げてファン・デ・ベークを2枚目のカードとして投入した。
すると、この直後の左CKの流れからボックス手前でキープしたポグバから浮き球のサイドチェンジがグリーンウッドに渡る。ここで果敢にボックス内へ切り込んで放ったグリーンウッドの左足シュートがブロックに入ったコークの足に当たって大きくコースが変わりニア下に突き刺さった。
グリーンウッドの値千金の勝ち越しゴールで逃げ切り態勢に入ったホームチームはマクトミネイ、B・フェルナンデスと2度の決定機を決め切れず、バーンリーに反撃のチャンスを与えてしまう。だが、試合終了間際の93分には自陣でのマグワイアのボール奪取からロングカウンターを発動させ、最後はボックス左でファン・デ・ベークが丁寧に折り返したボールをゴール前のカバーニがワンタッチで流し込み、ダメ押しの3点目とした。
苦しみながらもグリーンウッドのリーグ3戦連続、カバーニの公式戦3試合連続ゴールで勝ち切ったユナイテッドがリーグ5連勝を達成すると共に、シティとの勝ち点差を8ポイントに縮めた。
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
「ワカバヤシだ!」ユナイテッドGKの“帽子姿”に世界中のサポーターから反応
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのプレースタイルが話題になっている。 ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第32節でバーンリーとホームで対戦。ヘンダーソンはリーグ戦6試合連続先発出場を果たした。 オフサイドにより取り消しとなったものの、開始20秒過ぎに不用意な飛び出しからネットを揺らされたヘンダーソンは、日光が気になったのか、後半からは赤地にクラブのエンブレムが描かれた“帽子”を着用。イングランドで帽子をかぶるGKはほとんどおらず、その珍しい姿は大きな話題を呼んだ。 ヘンダーソンはシェフィールド・ユナイテッド時代にも帽子をかぶってゴールマウスを守ったことがあるが、アメリカ『Bleacher Report』が帽子姿を公開すると、「似合ってないけど可愛い」「帽子をかぶるGKは減った」などの意見が寄せられた。 中でも、「ワカバヤシだ!」「ワカバヤシ・ヘンドー」など、漫画『キャプテン翼』に登場する、帽子がトレードマークのGK若林源三になぞらえる声が多く、そのことに驚く日本人のファンの声もあった。 ヘンダーソンは50分に左CKの場面で相手DFジェームズ・タルコウスキにゴールを許したものの、ユナイテッドは後半だけで3ゴールを記録。リーグ5連勝を達成している。 <span class="paragraph-title">【画像】若林源三を彷彿とさせる“帽子姿”のヘンダーソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dean Henderson brought out the cap for the second half <a href="https://t.co/yQrtMpjOPY">pic.twitter.com/yQrtMpjOPY</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1383822300311478273?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 20:30 Mon2
中盤補強も目指すユナイテッド、コパ・アメリカで活躍のコロンビア代表MFリオスに注目…約35億円オファー準備か
マンチェスター・ユナイテッドがパウメイラスのコロンビア代表MFリチャード・リオス(24)の獲得に動き出しているようだ。 オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)やU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を確保するなど、着々と補強を進めているユナイテッド。中盤の選手との契約も目指し、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)が新戦力候補筆頭となっている。 一方、退団へ向かう可能性がある選手も複数。ブラジル代表MFカゼミロ(32)の移籍が取り沙汰されているほか、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)にはフルアムやトッテナム、ガラタサライなどからの関心が浮上。また、フィオレンティーナからレンタルしていたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)に関しては、2000万ユーロ(約34億2000万円)の買取オプションの行使を見送ることとなった。 ウガルテの獲得だけでは選手層に不安が生じることも考えられるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、ユナイテッドはリオスにアプローチ。パウメイラスへの1700万ポンド(約34億5000万円)のオファーも準備しているという。 リオスは2023月10月にコロンビア代表デビューを飾ったばかりのセントラルミッドフィルダー。準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では、グループステージから決勝までの6試合全てで先発し、攻守にわたって存在感を発揮した。 一躍その名を世界に広めたMFは、ミランのリストにも加わっているとのこと。しかし、リオスと2026年12月までの契約を交わすパウメイラスは、今夏の売却の意思がないようだ。 2024.07.22 18:42 Mon3
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon4
C・ロナウド「引退する。100%だ」、カタールW杯と引退について言及「40歳で終わりたい」
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、カタール・ワールドカップ(W杯)への思いを語る中で引退についても言及した。 今大会が自身5度目のW杯となるC・ロナウド。37歳で迎える今大会は、キャリア最後のW杯になると見られている。 しかし、今シーズンはプレシーズンの合流に遅れた他、エリク・テン・ハグ監督からも信頼を受けておらず出番が限られている状況。さらに、試合中にベンチを後にするなどの問題行動も目立っている。 そんな中、本大会前にイギリスのテレビ『TalkTV』でピアース・モーガン氏のインタビューを受け、クラブ批判や監督批判を行い大きな騒動に。W杯を前に周囲が騒がしくなっている。 そのC・ロナウドだが、インタビューではW杯についても言及。楽しみであり期待もしているとした。 「僕はとても楽観的だ。ポルトガルには素晴らしい監督がいて、優れた世代の選手もいる。素晴らしいワールドカップになることを楽しみにしている」 「タフになるだろう。とても難しい。でも、全てが可能だ。もちろん、僕たちは争っていくよ」 また、優勝したら引退するのか?という質問に「はい。引退する。100%だ」とコメント。「チャンスはある」と、初の戴冠に意欲を示した。 さらに引退のプランについては「あと、2、3年はプレーしたいね。だから、最長でも、2、3年だろう。40歳で終わりたい」とコメント。「40歳は良い年齢だと思う。でも、分からない。未来はわからない」と、どうなるかは不明だとした。 ただ、「人生のために何かを計画することもある。何度も言っているけど、人生はダイナミックで、何が起こるかは分からない」とコメント。40歳までプレーするか、それともすぐに辞めるのかは誰にもわからないとした。 <span class="paragraph-title">【動画】C・ロナウドが引退について言及</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">"I want to play 2-3 years more."<br><br>Cristiano Ronaldo tells Piers Morgan he'd like to hang up his football boots at 40 - plus he denies being the reason Tom Brady came out of retirement.<a href="https://twitter.com/Cristiano?ref_src=twsrc%5Etfw">@cristiano</a> | <a href="https://twitter.com/piersmorgan?ref_src=twsrc%5Etfw">@piersmorgan</a> | <a href="https://twitter.com/TalkTV?ref_src=twsrc%5Etfw">@TalkTV</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/90MinutesWithRonaldo?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#90MinutesWithRonaldo</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/PMU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#PMU</a> <a href="https://t.co/encoKB268p">pic.twitter.com/encoKB268p</a></p>— Piers Morgan Uncensored (@PiersUncensored) <a href="https://twitter.com/PiersUncensored/status/1593348501517131776?ref_src=twsrc%5Etfw">November 17, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.18 10:05 Fri5