1stレグに続きサラー&マネ弾のリバプールがライプツィヒに連勝でベスト8《CL》

2021.03.11 06:52 Thu
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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、リバプールvsRBライプツィヒが10日にハンガリーで行われ、2-0でリバプールが勝利した。この結果、2戦合計スコアを4-0としたリバプールがベスト8進出を決めている。

1stレグに続き、ライプツィヒが新型コロナウイルスの関係で英国への入国ができないことから中立地での開催となった2ndレグ。

3週間前の1stレグを2-0と快勝したリバプールは0-1の敗戦でも突破となる中、プレミアリーグではアンフィールド6連敗を喫するなど絶不調。そのリバプールはフィルミノが負傷欠場となり、前線は右からサラー、ジョタ、マネで形成した。
一方、少なくとも2点が必要なライプツィヒはY・ポウルセンを最前線に、フォルスベリとダニ・オルモが2シャドーに入り、アンヘリーニョを負傷で欠く左サイドにはエンクンクが入った。

立ち上がりから攻守の切り替えが早いスピーディーな展開で推移した中、10分にライプツィヒにビッグチャンス。エンクンクのスルーパスを起点にダニ・オルモがシュートに持ち込んだが、GKアリソンの好守に阻まれた。
対するリバプールは19分に決定機。右CKからジョタのヘディングシュートが枠を捉えるも、こちらもGKグラーチのファインセーブに阻止された。さらに24分、ロングカウンターに転じたリバプールはサラーが独走してシュートに持ち込んだが、再びGKグラーチのセーブに阻まれる。

助かったライプツィヒがカンプルのコントロールシュートやフォルスベリのボックス内からのシュートでゴールに迫った中、リバプールは41分にジョタがGK強襲のシュートを放って牽制。主導権を渡さずに前半をゴールレスで終えた。

迎えた後半、中盤のカンプルを削ってストライカーのセルロートを投入したライプツィヒはY・ポウルセンとの長身2トップに変更。

しかし、リバプールの集中した守備の前にチャンスを生み出せず、60分にクライファートとファン・ヒチャンを投入する。すると65分、ウパメカノの攻め上がりからセルロートのヘディングシュートがバーに直撃する決定機を演出した。

しかし70分、リバプールが決定的なゴールを挙げる。ロングカウンターに転じ、ジョタのラストパスを受けたサラーがシュートを決めきった。そして4分後には途中出場のオリジの右クロスにマネが合わせて加点。リバプールがさらにリードを広げた。

終盤にかけては勝負を決めたリバプールがいなしながら時間を消化。サラーとマネの1stレグに続くアベック弾により2連勝としてベスト8進出を決めている。

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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

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