バルサ指揮官クーマン、PSG相手に奇跡の逆転突破へ「不可能なことは何もない」

バルセロナのロナルド・クーマン監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)戦に向け、意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

バルセロナは10日、アウェイで予定されるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでPSGと対戦。ホームでの1stレグを1-4で落としているバルセロナは、厳しい突破条件に挑むこととなる。

2016-17シーズンはPSGを相手に1stレグの4-0から、2ndレグで6ゴールを奪って大逆転突破を果たしたこともあるが、今回は戦いの地がアウェイとなる。
クーマン監督は、1stレグでビハインドを負ったものの、2ndレグで逆転し、決勝進出を決めたコパ・デル・レイ準決勝のセビージャ戦について言及。逆転での勝利が大きな自信になったことを語り、突破に向けて意気込んだ。

「カップ戦での逆転勝利は、大きな自信を与えてくれた。全く違う状況であることは分かっているがね」「しかし、我々はベストを尽くすことができる。この試合はスタートの仕方がとても重要になってくるだろう。我々は常にチャンスを作っているが、必要なのはそれを掴むことだ」

また、対戦相手であるPSGについては「優勝候補だ。我々は完璧な試合をしなければならいし、それに向けて努力をしていく」とコメント。警戒を強めている。

最後に、クーマン監督はこの厳しい状況のなかで全力を尽くすこと、そして精神的なタフさを見せたいと語った。

「我々は強さを見せ、自分たちのゲームをして、チャンスをものにしなければならない。試合の最後に、自分たちの絶対的なベストを尽くしたと感じられることが重要だ」

「アウェイでゴールを決めなければならない。これは決して簡単ではないが、不可能なことはない。我々は自分たちが誰であるかを知っているし、勝たなければならないこともわかっている。チームは以前から、自分たちがどれだけ精神的に強いかを見せてきたが、それをもう一度見せなければならな