【2022年カタールへ期待の選手vol.65】対人の強さに絶対的自信を持つ19歳のCB。冨安や板倉ら欧州組の間に割って入れるか?/西尾隆矢(セレッソ大阪/DF)

2021.03.07 21:05 Sun
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「中学の時からつねに上には瀬古(歩夢)がいて『超えないといけない』と周りからは言われてましたけど、どうしても瀬古に勝たないといけない。瀬古に勝ってセレッソで試合に出るのが1つの目標です。

自分に足りないものはまだまだ沢山ありますけど、それを吸収して、自分のストロングである対人の強さに生かしていければ、チャンスは全然あると思ってる。試合に絡めるように頑張っていきたいです」

2020年10月のU-19日本代表合宿の際、西尾隆矢(C大阪)はJ1出場に闘志を燃やしていた。その時点ではプロ1年目。セレッソU-23の一員としてJ3の試合に出るのがやっとだった。そんな中でも、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(現清水)の信頼を勝ち取り、最終ラインの一角に名を連ねている1つ年上の瀬古に肩を並べたいという野心は少なからず抱いていた。
それから半年が経過した2021年3月。西尾はレヴィー・クルピ監督率いる新生セレッソのセンターバックとして堂々たるパフォーマンスを見せている。2月27日の開幕・柏レイソル戦で先発に抜擢されると、J1未経験とは思えない堂々たる守備を披露。そこから3月3日の川崎フロンターレ戦、6日のFC東京戦と3戦連続フル出場を果たしているのだ。

FC東京戦では厳しい局面で体を張ったセーブを連発。後半38分にレアンドロの左足シュートを顔面ブロックしたシーンは「魂のブロック」「(キャプテン翼の)リアル石崎君」などとファンから賞賛された。
惜しくも試合は2-3で逆転負けを喫したが、90分フル出場した西尾の一挙手一投足には安定感があった。イエローカードを1枚もらって途中で進藤亮佑と交代させられた瀬古よりも、現時点では厚い信頼を寄せられているという見方もできるだろう。

「僕自身の技量がまだまだ足りないところはありますし、ディフェンスラインのリーダーシップをもっと自分が取れていればと感じることは多い。ビルドアップのシンプルなミスも多いし、コーチングも足りない。自分がいかに周りを守りやすくさせるかを考えてやっていく必要があると思います」と責任感の強い西尾は反省の弁を口にしたが、19歳という若さを考えれば、伸びしろは大いにあるはずだ。

今季のセレッソは新加入の進藤と鳥海晃司がケガで出遅れ、新外国人DFチアゴがコロナ禍の入国規制で合流が叶わず、急きょ補強したダンクレーもフィットしていない。まさにセンターバック(CB)が非常事態に陥っており、若く荒削りの西尾に出番が与えられた形だが、彼は彼なりにそれを生かそうとしている。

クルピ監督はご存じの通り、若かりし日の香川真司(PAOK)、乾貴士(エイバル)、南野拓実(サウサンプトン)らを抜擢し、大きく育て上げた実績があるが、今は西尾がその系譜に名を連ねるチャンスなのだ。20歳・瀬古との若手CBコンビがJ1の舞台でインパクトを残せば、日本サッカー界全体にとって朗報になりそうだ。

とはいえ、西尾が超えるべきハードルは高い。というのも、同じ東京五輪世代には、すでにA代表のレギュラーを勝ち取っている3つ上の冨安健洋(ボローニャ)、欧州で実績を積み重ねている4つ上の中山雄太(ズウォレ)、板倉滉(フローニンゲン)らがいるからだ。右サイドバック(SB)もこなすマルチ型の橋岡大樹(シントトロイデン)もベルギーデビューを果たし、出番を増やしつつある。「松田直樹二世」の異名を取る瀬古でさえも、東京五輪メンバー入りはギリギリと言われているだけに、西尾はより実戦経験を積み重ね、評価を引き上げていく必要があるのだ。

「主導権を握って相手をはがすのが僕自身の課題。そこはもっと練習していかないとダメだと思います。U-19代表では(ロールモデルコーチの)内田篤人さんからボールの持ち方だったり、SBがCBからどうボールを受けたらやりやすいかを細かく教えてもらったんで、僕自身もやりやすくなったし、最終ラインでのコミュニケーションも取れるようになりました」と本人は貪欲に前へ前へと進もうとしている。それを勝利という結果で示すことが、高い領域へと駆け上がる早道だ。

得点に結びつくフィードやパス出しはもちろんのこと、やはりCBとして安定感ある守備組織を構築することが西尾に課されたタスクだ。今季のセレッソはJ1・3試合ですでに6失点を喫している。2020年はシーズン通算37失点だったのだから、この失点ペースは早すぎる。今は大久保嘉人が絶好調で点を取れているからまだ戦えているが、勝ち点を積み重ねようと思うならやはり失点をゼロに近づけることが肝要なのだ。

その重責を19歳のCBに託すのは負担が大きいかもしれないが、真面目でコツコツと努力できるタイプの彼なら不可能ではないはず。かつて香川が2009年J2で得点王に輝き、南野拓実も19歳で日本代表候補入りしたように、20歳前後の選手は何らかのきっかけでブレイクすることがあり得る。セレッソのいい伝統を西尾が受け継ぎ、この機を逃さず急成長を遂げてほしいものである。

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「そういう意味ではやはりファン・サポーターの皆さんの応援、お力添えが本当に大切だなと思って、いつも感謝の気持ちでいます。これからもJリーグを応援してもらいたいですし、選手たちはもちろん全力で戦うことに集中し、いいサッカーを見せてもらえたらなと思いますし、みんなでJリーグを今後も盛り上げていってもらいたいなと思います。いつもありがとうございます」 <h3>■「復刻版Jリーグチップス」をスタジアムで来場者に無料配布!</h3> 2025年5月17日(土)・18日(日)にホーム試合を開催する全30クラブのスタジアムにて、合計33,000袋を配布いたします。当日アウェイ側のクラブにつきましては、次節以降のホーム開催試合での配布を予定しております。 ・対象:5月17日(土)・18日(日)に開催されるJリーグ公式戦(J1・J2・J3)の来場者 ・配布数:合計33,000袋(J1:各2,000袋、J2:各1,000袋、J3:各300袋) ※一般販売はございません ※配布方法はスタジアムによって異なります。詳細は各クラブ公式サイトをご参照ください ※現役選手カードは各スタジアムで同一のカテゴリーに所属する選手のみが封入されております(例:J1会場ではJ1選手のみが封入)。レジェンド選手カード、公認番組カードはランダムとなります <h3>◆「復刻版Jリーグチップスカード 全220種コンプリートセット」などが当たる!SNSキャンペーンも実施</h3> 「復刻版Jリーグチップス」の配布期間中、どうしてもスタジアム観戦に行けない・・・そんな方も「Jリーグの日」を一緒にお楽しみいただけるよう、「復刻版Jリーグチップス」や、「復刻版Jリーグチップスカード 全220種コンプリートセット」が当たるSNSキャンペーンを実施します。 ①「復刻版Jリーグチップス」が100名様に当たる!フォロー&リポスト キャンペーン 参加条件:Jリーグの公式Xアカウントをフォロー キャンペーン投稿をリポストまたは引用リポスト 応募期間:5月31日(土)23:59まで ②「復刻版Jリーグチップスカード 全220種コンプリートセット」が3名様に当たる投稿キャンペーン 参加条件:Jリーグの公式Xアカウントをフォロー 「#Jリーグの日 #一生一喜一憂しようぜ」をつけて、Jリーグで心を揺さぶられた思い出・記憶を投稿 応募期間:5月31日(土)23:59まで <span class="paragraph-title">【動画】Jリーグチップス、復刻。 懐かしの映像をオマージュ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5UIgs_DMGO0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【リスト】「復刻」したJリーグチップスのカード220名</span> <span data-other-div="movie2"></span> <h3>【J1】</h3> ◆鹿島アントラーズ 鈴木優磨(キラあり)、柴崎岳、レオ・セアラ ◆浦和レッズ 関根貴大(キラあり)、西川周作、渡邊凌磨 ◆柏レイソル 細谷真大(キラあり)、古賀太陽、小泉佳穂 ◆FC東京 長友佑都(キラあり)、森重真人、安斎颯馬 ◆東京ヴェルディ 森田晃樹(キラあり)、谷口栄斗、宮原和也 ◆FC町田ゼルビア 昌子源(キラあり)、谷晃生、相馬勇紀 ◆川崎フロンターレ 高井幸大(キラあり)、山田新、脇坂泰斗 ◆横浜F・マリノス アンデルソン・ロペス(キラあり)、永戸勝也、山根陸 ◆横浜FC ンドカ・ボニフェイス(キラあり)、福森晃斗、新井瑞希 ◆湘南ベルマーレ 福田翔生(キラあり)、鈴木章斗、石井久継 ◆アルビレックス新潟 稲村隼翔(キラあり)、長谷川元希、藤原奏哉 ◆清水エスパルス 乾貴士(キラあり)、北川航也、山原怜音 ◆名古屋グランパス マテウス・カストロ(キラあり)、和泉竜司、森島司 ◆京都サンガF.C. 川﨑颯太(キラあり)、ラファエル・エリアス、鈴木義宜 ◆ガンバ大阪 宇佐美貴史(キラあり)、中谷進之介、黒川圭介 ◆セレッソ大阪 香川真司(キラあり)、北野颯太、キム・ジンヒョン ◆ヴィッセル神戸 武藤嘉紀(キラあり)、山川哲史、大迫勇也 ◆ファジアーノ岡山 江坂任(キラあり)、スベンド・ブローダーセン、木村太哉 ◆サンフレッチェ広島 佐々木翔(キラあり)、大迫敬介、東俊希 ◆アビスパ福岡 紺野和也(キラあり)、岩崎悠人、松岡大起 <h3>【J2】</h3> ◆北海道コンサドーレ札幌 高嶺朋樹(キラあり)、宮澤裕樹、近藤友喜 ◆ベガルタ仙台 郷家友太(キラあり)、相良竜之介、林彰宏 ◆ブラウブリッツ秋田 小松蓮(キラあり)、山田元気、諸岡裕人 ◆モンテディオ山形 土居聖真(キラあり)、ディサロ燦シルヴァーノ、山田拓巳 ◆いわきFC 遠藤凌(キラあり)、谷村海那、山口大輝 ◆水戸ホーリーホック 渡邉新太(キラあり)、飯田貴敬、松原修平 ◆RB大宮アルディージャ 杉本健勇(キラあり)、市原吏音、泉柊椰 ◆ジェフユナイテッド千葉 田中和樹(キラあり)、鳥海晃司、鈴木大輔 ◆ヴァンフォーレ甲府 三平和司(キラあり)、小出悠太、河田晃兵 ◆カターレ富山 碓井聖生(キラあり)、松田力、田川知樹 ◆ジュビロ磐田 渡邊りょう(キラあり)、川島永嗣、倍井謙 ◆藤枝MYFC 浅倉廉(キラあり)、金子翔太、千葉寛汰 ◆レノファ山口FC 亀川諒史(キラあり)、有田稜、ニック・マルスマン ◆徳島ヴォルティス 渡大生(キラあり)、児玉駿斗、ルーカス・バルセロス ◆愛媛FC 石浦大雅(キラあり)、甲田英將、谷岡昌 ◆FC今治 マルクス・ヴィニシウス(キラあり)、梅木怜、近藤高虎 ◆サガン鳥栖 ヴィキンタス・スリヴカ(キラあり)、西川潤、堺屋佳介 ◆V・ファーレン長崎 マテウス・ジェズス(キラあり)、山口蛍、増山朝陽 ◆ロアッソ熊本 岩下航(キラあり)、古長谷千博、上村周平 ◆大分トリニータ 清武弘嗣(キラあり)、野村直輝、ペレイラ <h3>【J3】</h3> ◆ヴァンラーレ八戸 音泉翔眞(キラあり)、蓑田広大、永田一真 ◆福島ユナイテッドFC 森晃太(キラあり)、針谷岳晃、城定幹大 ◆栃木SC 五十嵐太陽(キラあり)、矢野貴章、福森健太 ◆栃木シティ 田中パウロ淳一(キラあり)、都倉賢、マテイ・ヨニッチ ◆ザスパ群馬 青木翔大(キラあり)、米原秀亮、山中惇希 ◆SC相模原 島川俊郎(キラあり)、武藤雄樹、福井和樹 ◆松本山雅FC 菊井悠介(キラあり)、大内一生、山本康裕 ◆AC長野パルセイロ 浮田健誠(キラあり)、山中麗央、忽那喬司 ◆ツエーゲン金沢 パトリック(キラあり)、西谷優希、西谷和希 ◆アスルクラロ沼津 齋藤学(キラあり)、川又堅碁、柳町魁耀 ◆FC岐阜 山田直輝(キラあり)、荒木大吾、外山凌 ◆FC大阪 久保吏久斗(キラあり)、橋本陸、山本透衣 ◆奈良クラブ 鈴木大誠(キラあり)、生駒稀生、岡田優希 ◆ガイナーレ鳥取 田中恵太(キラあり)、普光院誠、温井駿斗 ◆カマタマーレ讃岐 森川裕基(キラあり)、後藤優介、左合修土 ◆高知ユナイテッドSC 小林心(キラあり)、福宮弘乃介、佐々木敦河 ◆ギラヴァンツ北九州 永井龍(キラあり)、樺山諒乃介、井澤春輝 ◆テゲバジャーロ宮崎 阿野真拓(キラあり)、橋本啓吾、井上怜 ◆鹿児島ユナイテッドFC 福田望久斗(キラあり)、山口卓己、武星弥 ◆FC琉球 富所悠(キラあり)、藤春廣輝、鈴木順也 <h3>【選手OB】</h3> 真田雅則(93年オールスター/WEST) 大嶽直人(93年オールスター/WEST) モネール(93年オールスター/WEST) 堀池巧(93年オールスター/WEST) 森保一(93年オールスター/WEST) 澤登正朗(93年オールスター/WEST) ジョルジーニョ(93年オールスター/WEST) 向島建(93年オールスター/WEST) 長谷川健太(93年オールスター/WEST) 永島昭浩(93年オールスター/WEST) ディド・ハーフナー(93年オールスター/WEST) 和田昌裕(93年オールスター/WEST) 三浦泰年(93年オールスター/WEST) 前田治(93年オールスター/WEST) 松永成立(93年オールスター/EAST) 勝矢寿延(93年オールスター/EAST) 中西永輔(93年オールスター/EAST) 井原正巳(93年オールスター/EAST) 加藤久(93年オールスター/EAST) 木村和司(93年オールスター/EAST) ラモス瑠偉(93年オールスター/EAST) リトバルスキー(93年オールスター/EAST) サントス(93年オールスター/EAST) 三浦知良(93年オールスター/EAST) 菊池新吉(93年オールスター/EAST) 北澤豪(93年オールスター/EAST) 柱谷哲二(93年オールスター/EAST) 柱谷幸一(93年オールスター/EAST) 大野俊三(93年ベストイレブン) 本田泰人(93年ベストイレブン) 風間八宏(日本人選手第一号ゴール) ジーコ(初代ハットトリック) 福田正博(日本人初得点王/1995) 本並健治(93年のオールスターに選出されていたが大怪我で出場せず) 城彰二(高卒ルーキーデビュー戦ゴール第1号) <h3>【公認番組】</h3> ◆KICK OFF!J 増嶋竜也、安田理大、福田正博、中澤佑二 ◆ラブ!!Jリーグ りんたロー。、せいや ◆FOOT×BRAIN+ 勝村政信、中根舞美 ◆MONDAY FOOTBALL みんなのJ 小野伸二 ◆オフ・ザ・ピッチ 小木博明 2025.05.14 15:55 Wed
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フォルラン、チームや日本での生活に不満「日本人は冷たい」

▽C大阪の元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが、同国メディア『エル・オブセルバドール』のインタビューに応じ、日本での生活や日本人に不満を持っていることを明かした。同メディアが3日に伝えている。 ▽C大阪は11月29日に行われたJ1第33節の鹿島戦に1-4で敗れ、降格が決定した。フォルランは、その際の状況について「降格が決定した状況のなか、何人かの選手が笑っていた。彼らは勝つために必要なプレッシャーを感じていない。僕たちが知っていることとは、異なる状況だ」とコメント。 ▽続けてフォルランは、日本での生活について不満があったことを明かしている。 「僕はこの2カ月間、誰とも話さなかった。そこに壁があるようにね。日本人は冷たいんだ。日本でプレーしたいなら、3年間は彼らと一緒に過ごす必要があるだろうね。彼らは犠牲精神を強制するんだ。冷たく、フットボールを科学のように捉えている。だけど、フットボールは科学ではないんだ」 「この2カ月の間、とても孤独だった。練習が終わったとき、全てを投げ捨てて実家に帰りたいと思ったこともある。最後の数日間はとてもタフなものだったよ。だけど、休日がもうすぐ始まる。1月の終わりまで戻ってくることはないだろうね」 「僕の契約は来年の7月までだ。契約した当時はクラブがJ2に降格するなんて思っていなかったよ」 ▽またフォルランは、マルコ・ペッツァイオリ前監督が就任した当時にも不満があったことを明かしている。 「新監督が就任したけど、彼は僕を起用しないように言い訳をしてきたし、若手から優先的に起用していた。今考えると、反論すべきだったよ。僕の見解が間違っていたね。スタメンから外れた理由がパフォーマンスの低下だと言われた。だけど、それが本当なら全員が外れるべきだったと思う。フットボールとは関係のないところに問題があったんだ。僕は3カ月前からまともにプレーしていないけど、未だに僕が(チーム内)得点王だ。怒りと不満を覚えるよ」 ▽最後にフォルランは、移籍が噂されているウルグアイリーグのペニャロールのオファーに関して、次のように答えている。 「まず言っておきたいのは、CAぺニャロールは最後のオプションではないということだ。僕は常にオファーに耳を傾ける。まずは6月までの状況を観察していきたいね」 「ただ、僕は人々が望んでくれるクラブに移籍したいと考えている。僕からドアをノックすることはできないけどね」 2014.12.04 12:55 Thu
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「まじでかっこよすぎる」ピンクからブラックへと一新されたC大阪のチームバスに絶賛!「これはエンブレムが映える」

セレッソ大阪の新しいチームバスが注目を集めている。 クラブ30周年を迎えているC大阪。今シーズンの開幕を前にチームバスのラッピングデザインを一新していた。 新しいデザインは黒を基調とした力強いものに。サイドにはクラブのエンブレムと「CEREZO OSAKA」のクラブ名が記されている。 クラブは公式YouTubeチャンネルで、新たなチームバスを見た選手たちの反応を紹介。GK清水圭介はわざわざ立ち止まって「かっこいいなあ。しぶいね」と発すると、藤本康太コーチや小菊昭雄監督も「(今までで)一番かっこいい」「かっこええやん」と反応。FW為田大貴も「うわっ!かっこいい!」と素晴らしいリアクションを見せた。 また、新たなチームバスのデザインは選手やスタッフだけでなくファンにも好評。「まじでかっこよすぎる」、「マジでめーちゃくちゃカッコイイ!まさに優勝に相応しい逞しさを感じる」、「シック基調でかっこいい」、「絶対にトミカで出して欲しい」、「これはエンブレムが映える萌える」と反響が寄せられている。 以前のデザインで販売のあったトミカとのコラボレーション商品は今回も誕生するだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】ピンクからブラックへと一新されたC大阪のチームバス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DSUC1-u5A-o";var video_start = 82;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>新デザインの&quot;チームバス&quot;到着<br>\<br><br>ラッピングデザインが新しくなったチームバスが <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A8%E3%83%89%E3%82%B3%E3%82%A6%E6%A1%9C%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヨドコウ桜スタジアム</a> に到着しました<br><br>黒を基調とした力強いデザインとなっています<br>選手・スタッフを乗せて、30周年イヤーを戦います<a href="https://twitter.com/hashtag/ForOurOsaka?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ForOurOsaka</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BD%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セレッソ大阪</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヤンマー</a>… <a href="https://t.co/fW0lV56TYr">pic.twitter.com/fW0lV56TYr</a></p>&mdash; セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) <a href="https://twitter.com/crz_official/status/1761246791067205952?ref_src=twsrc%5Etfw">February 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.29 13:45 Fri
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ハノーファーCEO、戦力と見ていたMF山口蛍のC大阪復帰について「日本に戻りたがった」

▽ハノーファーは19日、日本代表MF山口蛍(25)のセレッソ大阪復帰を発表した。ハノーファーのマルティン・バーダーCEO(最高経営責任者)が山口の復帰についてクラブ公式サイトでコメントしている。 ▽今年1月に完全移籍でハノーファーへと移籍した山口は、ケガの影響などもありブンデスリーガで6試合の出場に留まった。チームは最下位で2部に降格、さらに同僚である日本代表MF清武弘嗣がセビージャへと移籍。日本代表DF酒井宏樹はマルセイユへの移籍が報じられていた。 ▽バーダーCEOは、2部で過ごす2016-17シーズンに向けて山口を戦力として考えていたと明かしたものの、本人の強い帰国の希望を認めることにしたと語った。 「ホタルが日本に戻りたいという要望を出してきた。我々はコーチングスタッフと協議し、この要望を飲むことにした」 「日本代表の選手である彼が、2部でもクオリティを示してくれると思っていた。でも、彼は日本に戻りたがったんだ」 ▽山口は「家族の近くに住み、身近な人々に囲まれて過ごしたい」とホームシックともとれるコメントを発表。わずか半年でのC大阪復帰となるが、まずは3月に負った顔面の骨折から復帰し、チームのJ1昇格に貢献することが期待される。 2016.06.19 20:35 Sun

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