好調ハマーズに苦戦も最強CBコンビが攻守に躍動! シティが驚異の公式戦20連勝《プレミアリーグ》
2021.02.27 23:32 Sat
プレミアリーグ第26節、マンチェスター・シティvsウェストハムが27日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-1で勝利した。
留まるところを知らない絶好調のチームは、前節トッテナムを破って4位に浮上した難敵ウェストハム(勝ち点45)とのホームゲームに臨んだ。過密日程を考慮して守護神エデルソン、ウォーカー、ルベン・ジアス、ギュンドアンを除く先発7人を変更。ストーンズ、デ・ブライネらが起用されたほか、3トップはマフレズ、フェラン・トーレスと共に、アグエロが昨年10月下旬以来のスタメンを飾った。
アウェイのウェストハムが変則的な[5-4-1]の守備的な布陣を採用したことで、ホームのシティが立ち上がりから圧倒的にボールを握って押し込んでいく。
ただ、相手のコンパクトな陣形、ビルドアップの起点となるフェルナンジーニョをリンガードにマンマークで監視されるなど、なかなかパスワークでリズムを掴めず。逆に、19分には自陣深くまで運ばれてリンガードの連続シュートを浴びる場面も。
デ・ブライネの復活を告げる見事なおぜん立てからルベン・ジアスにプレミアリーグ初ゴールが生まれたシティは、ここからようやく試合の主導権を掌握。相手の守備に対して施した立ち位置の調整が機能し、より相手を動かすパスワークを見せ始める。
一方、ビハインドに加えて流れも渡したウェストハムだったが、上位に食い込んでいる所以を首位チーム相手に見せる。
徐々に前からの圧力を強めてより高い位置でボールを奪い返し始めると、39分には右サイド深くでフォルナルスが入れた折り返しをアントニオがワンタッチで合わせて左ポスト直撃の惜しいシュートを放つと、43分には相手陣内中央での連動したプレスからショートカウンターを発動。ボックス右でコウファルが折り返したボールをリンガードがダイレクトで合わすと、これをファーに詰めたアントニオがうまくコースを変えて押し込んだ。
1-1のイーブンで折り返した試合は、追いついた勢いに乗るアウェイチームがやや優勢な入りを見せる。アントニオやリンガードに縦パスが収まる場面が増え、より押し込む場面を作り出す。
対して連戦の疲労を感じさせられる場面が目立つシティは58分にカウンターから左サイドで仕掛けたデ・ブライネから際どい折り返しがゴール前に出るが、飛び込んだアグエロにはわずかに合わない。
より流れを変えたいホームチームは60分を過ぎてアグエロ、フェラン・トーレスを下げてガブリエウ・ジェズス、フォーデンと主力を続けてピッチに送り出す。すると、この交代によって流れを引き寄せると、待望の勝ち越しゴールが生まれる。
68分、右CKの二次攻撃からクリアボールをデ・ブライネ、ジンチェンコと経由して右サイド深くのマフレズにボールが渡る。ここで鋭い仕掛けを見せたマフレズがゴール右でマイナスに折り返したボールをストーンズが右足のワンタッチでゴール左隅へ流し込んだ。
ストーンズの値千金のゴールでリードを手にしたシティは、ここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。バランスを維持しながら相手陣内でボールを動かして相手に攻撃の機会を与えない。
一方、追いつきたいウェストハムは84分、アントニオとベン・ジョンソンを下げてベンラーマ、ボーエンの同時投入でより前がかった戦い方を見せる。
その後、ギュンドアンを下げてロドリを投入して逃げ切り態勢に入ったシティは、試合終了間際の94分にウェストハムのセットプレーの二次攻撃からピンチを招く。だが、リンガードからの正確なクロスに合せたディオプのヘディングシュートはわずかに枠の右に外れた。
そして、苦しみながらも公式戦連勝をけん引する最強センターバックコンビの攻守に渡る活躍が光ったシティが好調ハマーズを2-1で撃破。プレミアリーグで14連勝、公式戦で20連勝を達成した。
さらに、グアルディオラ監督は監督キャリア通算500勝とシティでの通算200勝目を挙げている。
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前節、アーセナルに競り勝ってプレミアリーグ13連勝となったた首位のシティ(勝ち点59)は、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)でもボルシアMGに2-0の快勝を収めて公式戦19連勝を達成。アウェイのウェストハムが変則的な[5-4-1]の守備的な布陣を採用したことで、ホームのシティが立ち上がりから圧倒的にボールを握って押し込んでいく。
ただ、相手のコンパクトな陣形、ビルドアップの起点となるフェルナンジーニョをリンガードにマンマークで監視されるなど、なかなかパスワークでリズムを掴めず。逆に、19分には自陣深くまで運ばれてリンガードの連続シュートを浴びる場面も。
前半半ばを過ぎても決定機はおろかシュートすら打てない状況が続いたが、最初の決定機をゴールに結びつける。30分、相手陣内右サイドでマフレズが得たFKをキッカケに続けてセットプレーの機会が訪れた中、二次攻撃でウォーカーから右サイドでフィードを受けたデ・ブライネが利き足とは逆の左足で絶妙なクロスを供給すると、ゴール前に攻め残っていた2人のセンターバックの内の1人であったルベン・ジアスが強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。
デ・ブライネの復活を告げる見事なおぜん立てからルベン・ジアスにプレミアリーグ初ゴールが生まれたシティは、ここからようやく試合の主導権を掌握。相手の守備に対して施した立ち位置の調整が機能し、より相手を動かすパスワークを見せ始める。
一方、ビハインドに加えて流れも渡したウェストハムだったが、上位に食い込んでいる所以を首位チーム相手に見せる。
徐々に前からの圧力を強めてより高い位置でボールを奪い返し始めると、39分には右サイド深くでフォルナルスが入れた折り返しをアントニオがワンタッチで合わせて左ポスト直撃の惜しいシュートを放つと、43分には相手陣内中央での連動したプレスからショートカウンターを発動。ボックス右でコウファルが折り返したボールをリンガードがダイレクトで合わすと、これをファーに詰めたアントニオがうまくコースを変えて押し込んだ。
1-1のイーブンで折り返した試合は、追いついた勢いに乗るアウェイチームがやや優勢な入りを見せる。アントニオやリンガードに縦パスが収まる場面が増え、より押し込む場面を作り出す。
対して連戦の疲労を感じさせられる場面が目立つシティは58分にカウンターから左サイドで仕掛けたデ・ブライネから際どい折り返しがゴール前に出るが、飛び込んだアグエロにはわずかに合わない。
より流れを変えたいホームチームは60分を過ぎてアグエロ、フェラン・トーレスを下げてガブリエウ・ジェズス、フォーデンと主力を続けてピッチに送り出す。すると、この交代によって流れを引き寄せると、待望の勝ち越しゴールが生まれる。
68分、右CKの二次攻撃からクリアボールをデ・ブライネ、ジンチェンコと経由して右サイド深くのマフレズにボールが渡る。ここで鋭い仕掛けを見せたマフレズがゴール右でマイナスに折り返したボールをストーンズが右足のワンタッチでゴール左隅へ流し込んだ。
ストーンズの値千金のゴールでリードを手にしたシティは、ここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。バランスを維持しながら相手陣内でボールを動かして相手に攻撃の機会を与えない。
一方、追いつきたいウェストハムは84分、アントニオとベン・ジョンソンを下げてベンラーマ、ボーエンの同時投入でより前がかった戦い方を見せる。
その後、ギュンドアンを下げてロドリを投入して逃げ切り態勢に入ったシティは、試合終了間際の94分にウェストハムのセットプレーの二次攻撃からピンチを招く。だが、リンガードからの正確なクロスに合せたディオプのヘディングシュートはわずかに枠の右に外れた。
そして、苦しみながらも公式戦連勝をけん引する最強センターバックコンビの攻守に渡る活躍が光ったシティが好調ハマーズを2-1で撃破。プレミアリーグで14連勝、公式戦で20連勝を達成した。
さらに、グアルディオラ監督は監督キャリア通算500勝とシティでの通算200勝目を挙げている。
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