ELベスト16が決定! イングランド勢が最多3チーム突破もナポリ、レスターら強豪が敗退…

2021.02.26 07:16 Fri
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ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の2ndレグが25日に行われ、ラウンド16に進出する16チームが出揃った。
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グループステージを勝ち抜いた24チームと、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ3位敗退となった8チームを合わせた計32チームで争われたラウンド32。
今ラウンド最多4チームを送り込んだイングランド勢では優勝候補筆頭に挙がるマンチェスター・ユナイテッドが、今大会で強さを見せるスペイン勢のレアル・ソシエダを順当に撃破。

アウェイ扱いとなったトリノでの初戦をブルーノ・フェルナンデスの2ゴールの活躍などで4-0の圧勝を飾り、2ndレグを待たずしてほぼ突破を確実なモノとした。ホームでの2ndレグでは積極的にメンバーを入れ替えた中、相手のPK失敗などもあって0-0のドローで終え、2戦合計4-0で突破を決めた。

オーストリアのヴォルフスベルガーと対戦したトッテナムは初戦をベイルの1ゴール1アシストの活躍で4-1、第2戦ではデレ・アリの1ゴール2アシストの活躍により4-0と控え中心の布陣で圧倒し、2戦合計8-1で余裕の突破を決めた。
また、強豪ベンフィカと対戦したアーセナルは敵地での初戦を1-1のドローで終えてアドバンテージを得たが、ホーム扱いとなったギリシャ開催の2ndレグでは一時逆転を許して敗退の危機を迎えたが、いずれもサカのアシストからオーバメヤンが決めた2ゴールによって最終的に3-2で競り勝って、2戦合計4-3のスコアで突破を決めた。

一方、イングランド勢で唯一の敗退となったのが、スラビア・プラハと対戦したレスター・シティ。今季プレミアリーグ3位チームは敵地での初戦を0-0のドローで終えると、一部主力を温存して臨んだ2ndレグではホームでまさかの0-2の敗戦を喫し、今ラウンドで無念の敗退となった。

イングランド勢と共に優勝候補に挙がるイタリア勢も明暗分かれることに。
フォンセカ監督の古巣ブラガと対戦したローマは、ジェコとマジョラルの2試合連続ゴールの活躍によって2戦合計5-1の大差を付けて順当に突破を決めた。

さらに、インテルOBのスタンコビッチ監督率いるツルヴェナ・ズヴェズダと対戦したミランは、2試合共に一部主力を温存した中で大苦戦を強いられた。それでも、2試合共に相手が退場者を出したこともあり、敵地での初戦を2-2、ホームでの第2戦を1-1のドローで終えて今ラウンド唯一となるアウェイゴール数のアドバンテージを生かして辛くもラウンド16に駒を進めた。

一方、今大会初出場のグラナダと対戦したナポリは、ここ最近の不振を引きずる形で無念の敗退に。攻守に精彩を欠いた敵地での初戦を0-2で終えると、システム変更を施して臨んだホームでの2ndレグではジエリンスキ、ファビアン・ルイスにゴールが生まれるも、モントロにゴールを決められたことで、2戦合計2-3での敗退となった。

その他ではセビージャ時代にEL3連覇を達成したエメリ監督率いるビジャレアル、CLの常連であるシャフタール、アヤックス、オリンピアコスらがベスト16進出。一方、昨季8強のレバークーゼンとホッフェンハイムのドイツ勢2チームが敗退している。

今ラウンドに日本人選手として唯一参戦したアントワープのMF三好康児は、スコットランド王者レンジャーズと対戦。2戦ともに打ち合いの展開となった中、ホームでの初戦を3-4で落とすと、敵地での第2戦は2-5で打ち負けて2戦合計5-9で無念の敗退となった。なお、三好は2試合共に後半終盤からの途中出場に終わった。

なお、ラウンド16の組み合わせ抽選会は26日に行われ、1stレグは3月11日、2ndレグは同18日に開催予定だ。

◆ELラウンド32 2ndレグ結果
▽2/24(水)
トッテナム 4-0(AGG:8-1) ヴォルフスベルガー

▽2/25(木)
アヤックス 2-1(AGG:4-2) リール
アーセナル 3-2(AGG:4-3) ベンフィカ
ナポリ 2-1(AGG:2-3) グラナダ
レンジャーズ 5-2(AGG:9-5) アントワープ
シャフタール・ドネツク 1-0(AGG:3-0) マッカビ・テルアビブ
ホッフェンハイム 0-2(AGG:3-5) モルデ
ビジャレアル 2-1(AGG:4-1) ザルツブルク

ローマ 3-1(AGG:5-1) ブラガ
※ミラン 1-1(AGG:3-3) ツルヴェナ・ズヴェズタ
レバークーゼン 0-2(AGG:3-6) ヤング・ボーイズ
レスター・シティ 0-2(AGG:0-2) スラビア・プラハ
ディナモ・ザグレブ 1-0(AGG:4-2) FCクラスノダール
クラブ・ブルージュ 0-1(AGG:1-2) ディナモ・キエフ
マンチェスター・ユナイテッド 0-0(AGG:4-0) レアル・ソシエダ
PSV 2-1(AGG:4-5) オリンピアコス

※アウェイゴール数で上回っての突破

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ノッティンガム・フォレストはブラジル人DFムリージョ(21)の売却も検討せざるを得ない状況だ。 今季コリンチャンスから移籍金1500万ポンド(約28億9000万円)でノッティンガム加入のムリージョ。身長184cmと標準サイズのセンターバックだが、その存在感と個人レベルの活躍は絶大だ。 その活躍から1年でのステップアップも噂されるようになって久しいが、やはり財務規則違反(PSR)云々を抱えるノッティンガムとしてもムリージョは売却を検討せざるを得ない対象か。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、ムリージョにはリバプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)が一定の関心。 2000万ポンド(約38億5000万円)程度ではノッティンガムの要求を満たせず、それをはるかに上回る巨額を提示しなければならないようだが、他の選手の売却も考慮するノッティンガム。“帳尻合わせ”が必要であり、状況次第で想定よりも安売りしなければならなくなる可能性も否めない。 ムリージョ以外の売却候補は、背番号10を背負う中軸のイングランド人MFモーガン・ギブス=ホワイト(24)、今季チームトップのプレミアリーグ12得点を叩き出すニュージーランド代表FWクリス・ウッド(32)など。 チャンピオンシップ(イングランド2部)降格の危機に、複数の主力売却も検討せざるを得ないノッティンガム。若くて優秀なセンターバックはどんなクラブも最優先で残したいところだが、21歳ムリージョの将来やいかに。 2024.04.18 20:45 Thu

ユナイテッドと俊英メイヌーの新契約交渉が続く 夏までの決着目指す

マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表MFコビー・メイヌー(18)に契約延長の動きが続いているようだ。 チームとして低空飛行が続き、個人としてもケガで出遅れた今季だが、復帰してからは才能を輝かせ、中盤で定位置をがっちりと掴んだメイヌー。デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンをベンチに追いやるほどのブレイクぶりは3月のイングランド代表デビューにもつながり、飛躍の1年と言っていい。 今やユナイテッドで今後が楽しみな逸材の1人としてだけでなく、イングランド全体でもホットな若き才能の1人としてみられるようになるなか、ピッチ外ではクラブとの新契約を巡る噂もちらほら。そして、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が最新情報を共有している。 2月に初期交渉の両者は現在、今夏までの決着を目指してさらに話し合いを進め、新契約の内容は年俸アップにプラスして、いくつかのアドオンが付いたものに。サー・ジム・ラトクリフ共同オーナーが会長を務めるイギリスの多国籍化学企業『INEOS』は新プロジェクトの顔の1人にと考えているそうだ。 18歳とは思えぬ落ち着いたボール捌きで一線を画す存在となり、アルゼンチン代表MFアレハンドロ・ガルナチョ、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドとともに復権のキーマンとして注目されるメイヌー。契約内容がどうであれ、これからが楽しみな逸材だ。 2024.04.17 12:55 Wed
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