アーセナルがベンフィカとの接戦を劇的に制して16強入り! サカのお膳立てからオーバメヤンが殊勲の2発!《EL》
2021.02.26 04:54 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32の2ndレグ、アーセナルvsベンフィカが25日に中立地アテネのスタディオ・ヨルギオス・カライスカキスで行われ、ホームのアーセナルが3-2で勝利した。この結果、2戦合計4-3としたアーセナルのベスト16進出が決定した。
アーセナルは中立地ローマで開催されたベンフィカとの1stレグを1-1のドローで終えて、アウェイゴールを1つ持ち帰りわずかながらのアドバンテージを手にした。先週末に行われたリーグ戦ではマンチェスター・シティに競り負けて2戦未勝利で臨んだこの一戦では、先発3人を変更。センターバックをダビド・ルイス、ガブリエウに変更し、エルネニーに代えてセバージョスを起用。
対するベンフィカは1stレグ後に行われたモレイレンセ戦を0-0のドローで終え、公式戦3戦連続ドローという形で敵地での2ndレグに臨んだ。1stレグからはヌニェス、ワルドシュミットの2トップをセフェロビッチ、ラファ・シウバの縦関係の2トップに変更した。
突破に向けてゴールが必要なベンフィカが前から圧力をかけながら相手の背後を狙う形で攻撃を展開。幾度かセフェロビッチとラファ・シウバの2トップが背後を取るが、全体の押し上げが少ないこともあり、なかなか攻撃に厚みを出せない。
すると、前回対戦と同様にボールを握って主導権を握るホームチームが最初の決定機をゴールに結びつけた。21分、ボックス手前右でボールを持ったサカのスルーパスにオフサイドギリギリで飛び出したオーバメヤンが距離を詰めたGKの脇を抜く絶妙なループシュートを流し込んだ。
それでも、前半終了間際の43分にボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーのゴンサルベスが壁の上をギリギリ越える絶妙な右足のシュートをゴール左上隅に突き刺し、前回対戦同様にセットプレーからアーセナルゴールをこじ開けた。
1-1のイーブンで折り返した試合は後半もホームチームが先に決定機を作り出す。50分、先制点と似たような形からウーデゴールのスルーパスに抜け出したオーバメヤンが冷静にGKとの一対一を制するが、ここはVARのレビューの結果、オフサイドの判定でノーゴールに。
後半も守勢が続くベンフィカは58分、セフェロビッチ、ピッツィ、ターラブトを下げてヌニェス、エヴェルトン、ガブリエウを投入する3枚替えを敢行。すると、この交代直後に相手のミスを突いて逆転に成功する。
61分、相手CKの場面でボールをキャッチしたGKエウトン・レイテが前線めがけて長いパントキックを蹴ると、最後尾にいたセバージョスが不用意にGKへの頭でのバックパスを選択すると、これをかっさらったラファ・スアレスが飛び出したGKレノを冷静にかわして無人のゴールへ流し込んだ。
セバージョスの痛恨のミスで逆転を許したアーセナルは、そのセバージョスとスミス・ロウを下げてトーマスとウィリアンを同時投入。すると、この交代が早い時間帯のゴールに繋がる。
67分、左サイド深くに侵攻したウィリアンにボールを預けてボックス左に走り込んだティアニーにマイナスのリターンパスが渡ると、ティアニーが鋭い左足のシュートをファーポストに突き刺した。
これで2戦合計3-3もアウェイゴール数でベンフィカにアドバンテージある中、アーセナルはリスクを冒して前に出る。一方、ベンフィカは守備を固めつつヌニェスを起点にカウンターから3点目を狙う。
その後、ベジェリンを下げてラカゼットをピッチに送り込んだアーセナルは右サイドバックにサカが入る攻撃的な布陣に。そして、試合終了間際の87分にはそのサカのお膳立てから劇的ゴールが生まれる。
87分、ボックス右でウーデゴールからパスを受けたサカが細かいフェイントから左足インスウィングの絶妙なクロスを入れると、これをファーに飛び込んだオーバメヤンが頭で流し込んだ。
サカとオーバメヤンのこの試合2度目のホットライン開通で勝ち越しに成功したアーセナルは、この直後に殊勲のサカとウーデゴールを下げてエルネニー、チャンバースの投入で逃げ切り態勢に入る。試合終了間際の94分には相手のパワープレーからガブリエウに左ポスト直撃のヘディングシュートを許すが、これはオフサイドの判定に。
そして、エースの値千金のゴールを守り抜いたアーセナルがベンフィカとの大接戦を制してベスト16進出を決めた。
アーセナルは中立地ローマで開催されたベンフィカとの1stレグを1-1のドローで終えて、アウェイゴールを1つ持ち帰りわずかながらのアドバンテージを手にした。先週末に行われたリーグ戦ではマンチェスター・シティに競り負けて2戦未勝利で臨んだこの一戦では、先発3人を変更。センターバックをダビド・ルイス、ガブリエウに変更し、エルネニーに代えてセバージョスを起用。
対するベンフィカは1stレグ後に行われたモレイレンセ戦を0-0のドローで終え、公式戦3戦連続ドローという形で敵地での2ndレグに臨んだ。1stレグからはヌニェス、ワルドシュミットの2トップをセフェロビッチ、ラファ・シウバの縦関係の2トップに変更した。
すると、前回対戦と同様にボールを握って主導権を握るホームチームが最初の決定機をゴールに結びつけた。21分、ボックス手前右でボールを持ったサカのスルーパスにオフサイドギリギリで飛び出したオーバメヤンが距離を詰めたGKの脇を抜く絶妙なループシュートを流し込んだ。
先にゴールを許したベンフィカは前半半ばを過ぎて攻勢を強めていく。34分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でピッツィのクロスをゴール前で競り勝ったヴェルトンゲンが頭で合わすが、これは惜しくも枠を外れる。
それでも、前半終了間際の43分にボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーのゴンサルベスが壁の上をギリギリ越える絶妙な右足のシュートをゴール左上隅に突き刺し、前回対戦同様にセットプレーからアーセナルゴールをこじ開けた。
1-1のイーブンで折り返した試合は後半もホームチームが先に決定機を作り出す。50分、先制点と似たような形からウーデゴールのスルーパスに抜け出したオーバメヤンが冷静にGKとの一対一を制するが、ここはVARのレビューの結果、オフサイドの判定でノーゴールに。
後半も守勢が続くベンフィカは58分、セフェロビッチ、ピッツィ、ターラブトを下げてヌニェス、エヴェルトン、ガブリエウを投入する3枚替えを敢行。すると、この交代直後に相手のミスを突いて逆転に成功する。
61分、相手CKの場面でボールをキャッチしたGKエウトン・レイテが前線めがけて長いパントキックを蹴ると、最後尾にいたセバージョスが不用意にGKへの頭でのバックパスを選択すると、これをかっさらったラファ・スアレスが飛び出したGKレノを冷静にかわして無人のゴールへ流し込んだ。
セバージョスの痛恨のミスで逆転を許したアーセナルは、そのセバージョスとスミス・ロウを下げてトーマスとウィリアンを同時投入。すると、この交代が早い時間帯のゴールに繋がる。
67分、左サイド深くに侵攻したウィリアンにボールを預けてボックス左に走り込んだティアニーにマイナスのリターンパスが渡ると、ティアニーが鋭い左足のシュートをファーポストに突き刺した。
これで2戦合計3-3もアウェイゴール数でベンフィカにアドバンテージある中、アーセナルはリスクを冒して前に出る。一方、ベンフィカは守備を固めつつヌニェスを起点にカウンターから3点目を狙う。
その後、ベジェリンを下げてラカゼットをピッチに送り込んだアーセナルは右サイドバックにサカが入る攻撃的な布陣に。そして、試合終了間際の87分にはそのサカのお膳立てから劇的ゴールが生まれる。
87分、ボックス右でウーデゴールからパスを受けたサカが細かいフェイントから左足インスウィングの絶妙なクロスを入れると、これをファーに飛び込んだオーバメヤンが頭で流し込んだ。
サカとオーバメヤンのこの試合2度目のホットライン開通で勝ち越しに成功したアーセナルは、この直後に殊勲のサカとウーデゴールを下げてエルネニー、チャンバースの投入で逃げ切り態勢に入る。試合終了間際の94分には相手のパワープレーからガブリエウに左ポスト直撃のヘディングシュートを許すが、これはオフサイドの判定に。
そして、エースの値千金のゴールを守り抜いたアーセナルがベンフィカとの大接戦を制してベスト16進出を決めた。
アーセナルの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
|
アーセナルの人気記事ランキング
1
アーセナルがフルミネンセのマルティネッリに関心か ジョルジーニョに似たゲームメイカー
アーセナルが、フルミネンセのブラジル人MFマテウス・マルティネッリ(19)に関心を持っているようだ。ブラジル『Globo Esporte』が報じている。 昨年末にフルミネンセの下部組織からトップチームデビューした2001年生まれのマルティネッリ。プレースタイルは、アーセナルがかつて獲得に動いたチェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョに近く、フルミネンセのマルカン監督は「マルティネッリはゲームを読む力を持っており、30歳のような雰囲気だ」と高く評価している。 『Globo Esporte』によると、アーセナルは過去数カ月にわたってブラジルへスカウトを送っているようで、どのチームよりも先に動き出している模様。そのスカウトが目撃したかは定かではないが、今年2月に行われたブラジル・セリエAのゴイアス戦では2ゴールを挙げる活躍を披露しており、市場価値はすでに3500万ポンド(約52億4700万円)にまで上昇しているようだ。 あるブラジルメディアの取材において、マルティネッリは自身の去就について「ヨーロッパに行くことは全プレイヤーの夢。だけど今シーズンはまだやるべきことがある」とし、将来的な欧州進出の野望を明かしていた。 フルミネンセでは最近、U-17ブラジル代表FWカイキのマンチェスター・シティ移籍が迫っていることが報じられた。イギリス『ガーディアン』によると、1000万ユーロ(約12億7000万円)+インセンティブ(最大700万ユーロ)という条件で、来夏に5年契約を結ぶ見込みと伝えられている。 アーセナルが本格的に獲得に動くかどうかは、現在レアル・マドリーからレンタルしているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとスペイン代表MFダニ・セバージョスの去就次第だが、現在はマンチェスター・ユナイテッドも関心を示していると言われており、いずれにせよヨーロッパの舞台にやって来る日が遠くなさそうだ。 2021.04.15 21:15 Thu2
三笘に浴びせたタックルの報復を受けた?直後にファウル受け負傷退場のアーセナルFWに闘将キーン氏が持論「精算しなければならない」
マンチェスター・ユナイテッドOBでイギリス『スカイ・スポーツ』の解説者を務めるロイ・キーン氏が、アーセナルvsブライトン&ホーヴ・アルビオン戦での出来事に言及した。 14日、プレミアリーグ第36節でブライトンはアーセナルとアウェイで対戦。前半はアーセナルペースで試合が進んだものの、後半に3ゴールを奪ったブライトンが勝利した。 キーン氏が言及したのは、7分にブライトンのMFモイセス・カイセドが繰り出したアーセナルのFWガブリエウ・マルティネッリへのタックル。一度は回復したマルティネッリだったが、19分に途中交代となっていた。 そしてこのプレーより前の5分、マルティネッリはブライトンのMF三笘薫と交錯。CKのこぼれが高く上がったところに三笘が反応したが、ボールを見ていた三笘にマルティネリが横から突っ込み、体当たりのような形でタックルを食らった三笘はピッチに倒れこんでいた。 その直後ということもあり、キーン氏はカイセドのタックルについて報復の意味があったと示唆している。 キーン氏はまず、マルティネッリの三笘へのプレーについて、「厳しく、彼は幸運だった。彼の性格と選手としての立ち位置のおかげで、疑われなかったのかもしれない」と指摘している。 そして直後にカイセドのタックルをもらったことについては、「だが、良いチームメイトがすることは報復することだ」としながら、「あれは良いタックルではなく、確かに痛そうで交代を余儀なくされた。彼は傑出していたし、これでシーズンが終わりにならないことを願っている」とマルティネッリの軽傷を願った。 その上で「時にはそれが勝負というものだ。彼には残念なことだが、状況を精算しなければならない」と締めている。 現役時代にはユナイテッドの絶対的なリーダーとして、時には荒いプレーも臆さないファイターだったキーン氏らしいコメントだった。 <span class="paragraph-title">【動画】このプレーがきっかけ?三笘がマルティネッリから受けたファウル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7Akb4_o5AEM";var video_start = 24;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.15 20:15 Mon3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun4
アーセナルがニコラ・ぺぺ退団を公式発表…フリーでのトラブゾンスポル加入が決定
アーセナルは9日、コートジボワール代表FWニコラ・ぺぺ(28)の退団を発表した。 アーセナルは、トラブゾンスポルが7日に加入を事実上発表していたペペに関して即時の契約解除合意を発表。これにより、トルコのクラブへフリートランスファーでの加入が可能となった。 ぺぺはアンジェでプロキャリアをスタート。2017年7月に加入したリールで飛躍し、2018-19シーズンにはリーグ・アンで38試合に出場し22ゴール11アシストを記録した。 その活躍もあり、2019年8月にアーセナルへと完全移籍。移籍金7200万ポンド(約133億円)は、今夏ウェストハムから獲得したイングランド代表MFデクラン・ライスに抜かれるまで、クラブレコードとなっていた。 アーセナルでは公式戦111試合に出場し27ゴール21アシストを記録。プレミアリーグの戦いに馴染めず、期待された結果が出なかったことに加え、同じポジションにはアカデミー出身のイングランド代表FWブカヨ・サカが台頭。ミケル・アルテタ監督はサカを信頼し続けたこともあり、2022年夏にはニースへレンタル移籍。リーグ・アンで19試合6ゴールを記録するなどしたが、アーセナルでは売却対象となっていた。 なお、トラブゾンスポルは7日、ぺぺがクラブに向かう様子を投稿し、獲得が決まったことを発表。 ぺぺは飛行機の中で「僕はチャンピオンになり、成功を収めるためにここに来た」と、新天地での意気込みを語っていた。 2023.09.10 06:30 Sun5