暴行で仙台と契約解除のMF道渕諒平、韓国警察母体の韓国2部クラブに加入「社会的な物議を醸した点を否定することはできないが…」

2021.02.22 18:10 Mon
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Kリーグ2(韓国2部)の忠南牙山FCは22日、昨シーズン途中にベガルタ仙台と契約を解除していたMF道渕諒平(26)の加入を発表した。道渕は、仙台の下部組織出身。明治大学卒業後の2017年からヴァンフォーレ甲府に入団。2019シーズンに仙台へと移籍していた。

しかし、2020年10月に交際女性へのDV疑惑が大々的に報道されると、契約解除に。さらに、甲府時代にも暴行容疑で逮捕され、出場停止処分を受けていた。
道渕はJ1で45試合出場6得点、J2通算27試合出場2得点、リーグカップ通算24試合出場1得点を記録していた。

忠南牙山FCは「主に右MFとしてプレーし、スピードを生かして相手側を崩すプレーが特徴。状況に応じて、直接ゴールを決める能力も備えている」と紹介している。
忠南牙山FCは韓国警察を母体とするクラブ。そのため、韓国国内では道渕の素行に関して不安視される声が上がっていた。

クラブは「2人の選手を迎え入れる上で、クラブ内部でも深みのある議論を行い、多角的に検討した上で、入団を進めた」と声明。「社会的な物議を醸した点を否定することはできないが、トレーニング期間中に態度を継続的に見せていた。面談を通じて選手の確実な変化の意志を感じ、社会に問題を起こし、選手とクラブの品位を落とす行為はしないという確証を受け、契約することになった」と道渕の契約経緯について説明していた。

なお、道渕とともに韓国人DFイ・サンミン(23)の獲得も発表。2019シーズンは蔚山現代からV・ファーレン長崎へ期限付き移籍しプレー。昨シーズンは蔚山現代に所属していた。

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