レーティング:バルセロナ 1-4 パリ・サンジェルマン《CL》
2021.02.17 07:29 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、バルセロナvsパリ・サンジェルマン(PSG)が16日にカンプ・ノウで行われ、アウェイのPSGが1-4で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽バルセロナ採点

GK
1 テア・シュテーゲン 5.5
失点はいずれもノーチャンス。的確なポジショニングと鋭い反射神経で相手の決定機を阻止し、惨敗の中で一人気を吐いた
DF
2 デスト 4.0
コンディションが万全ではない中でムバッペ対策での守備的起用も完敗。デンベレやデ・ヨングとのコミュニケーションの問題もあり、高い位置で攻撃に絡むクルザワの対応にも苦戦
3 ピケ 4.5
昨年11月半ば以来の戦列復帰。ぶっつけ本番の難しい状況だっただけに、あれ以上のパフォーマンスを求めるのは酷
(→リキ・プッチ 5.0)
流れを変えることはできず
1失点目はレ・ブルーの同僚にやられ、3失点目は相手の連携の巧さによってケアンに振り切られて失点。被カウンター時など全体的に厳しい出来だった
18 ジョルディ・アルバ 4.5
ケアンとのフィジカル勝負でやや苦戦。チーム全体がサイドで押し込まれたことで、得意の攻撃参加の回数は限られた
MF
21 F・デ・ヨング 5.0
持ち味のフリーランからPK奪取。相手のコンパクトな守備と球際に苦戦し、中盤での勝負で劣勢に
5 ブスケッツ 4.0
相手の監視に遭いらしくないミスパスが目立った。ネガティブトランジションでは相手の機動力に苦戦
(→ピャニッチ 5.0)
ボールに良く触ったが、流れを好転させられず
16 ペドリ 4.5
チームを救うゴールカバーがあった一方、マイボール時はファウルを辞さないグイエのタイトな守備に苦しみボールロストも目立った
(→トリンコン 5.0)
一度豪快な持ち上がりを見せたが、それ以外に見せ場なし
FW
11 デンベレ 5.0
同胞クルザワとのサイドのせめぎ合いで劣勢に。それでも、高い位置でボールを持った際には鋭い仕掛けで決定機に関与
10 メッシ 5.0
見事なPKで先制点を奪取。チーム全体の機能不全によって低い位置まで下りてゲームメイクに腐心。守備の緩さがプラスよりもマイナスになる試合に
7 グリーズマン 5.0
コンディションの良さを窺わせる仕掛けがあったものの、決定的な仕事は見せられず
(→ブラースヴァイト -)
監督
クーマン 4.0
デストの起用法、前半からサイドバックの攻め上がりに苦慮した部分の修正を施せず、負けるべくして負けた
▽パリ・サンジェルマン採点

GK
1 ケイロル・ナバス 6.0
PKによる失点は致し方なし。一度危うい対応があったが、最少失点で乗り切った
DF
24 フロレンツィ 6.5
決勝点をほぼおぜん立て。チーム全体が押し込んだことで、持ち味のクロスやビルドアップの正確な繋ぎと持ち味が生きる試合だった
(→ケーラー -)
5 マルキーニョス 6.5
精度の高いフィードで1点目の起点に。周囲と連携しながらうまくメッシらを抑え込み、ビルドアップの起点としても機能
3 キンペンベ 6.5
持ち味の対人の強さと守備範囲の広さを生かして攻撃的な戦い方を可能にした
20 クルザワ 6.5
不運なPK献上はあったが、同点ゴールの起点となるなど、常に高い位置で攻撃に絡んでムバッペにより自由を与えた
MF
27 グイエ 6.0
判定に救われた面もあったが、強度の高い対人守備でペドリやブスケッツをリズムに乗せなかった
(→エレーラ 6.0)
グイエ同等のプレー強度に加え、繋ぎの場面で立ち位置や精度の妙を披露
8 パレデス 7.5
MOMはムバッペに譲ったが、陰のMOM。中盤の底で絶妙なボールの散らしを見せて2ゴールに関与
6 ヴェッラッティ 7.0
同点ゴールをおぜん立て。的確な立ち位置と美しく力強いターンでボールを運び、高精度のパスを前線に届けた。守備の献身性も素晴らしかった
(→ドラクスラー 6.0)
決定的な4点目をアシスト
FW
18 ケアン 7.0
相手の心を折る3点目を奪取。攻守両面で強さを発揮し、前線で起点としても機能
(→ダニーロ -)
9 イカルディ 6.5
ゴールやアシストは付かなかったが、利他的なプレーで周囲を生かして多くの決定機を生み出した
7 ムバッペ 8.0
カンプ・ノウでシェフチェンコ以来となるハットトリック達成。ネイマールら主力不在のチームを勝利に導いた
監督
ポチェッティーノ 7.0
相手の弱点を攻撃的に突く見事な采配でPSGでのCL初陣を最高な形で飾った。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ムバッペ(パリ・サンジェルマン)
今日の勝利はチーム全体の好パフォーマンスの賜物だったが、やはり難攻不落のカンプ・ノウでのハットトリックは強烈過ぎるインパクト。とりわけ、1点ビハインドの局面での圧巻の同点ゴールが試合の流れを引き寄せる上で大きかった。
バルセロナ 1-4 パリ・サンジェルマン
【バルセロナ】
メッシ(前27[PK])
【パリ・サンジェルマン】
ムバッペ(前32)
ムバッペ(後20)
ケアン(後25)
ムバッペ(後40)
▽バルセロナ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 テア・シュテーゲン 5.5
失点はいずれもノーチャンス。的確なポジショニングと鋭い反射神経で相手の決定機を阻止し、惨敗の中で一人気を吐いた
DF
2 デスト 4.0
コンディションが万全ではない中でムバッペ対策での守備的起用も完敗。デンベレやデ・ヨングとのコミュニケーションの問題もあり、高い位置で攻撃に絡むクルザワの対応にも苦戦
昨年11月半ば以来の戦列復帰。ぶっつけ本番の難しい状況だっただけに、あれ以上のパフォーマンスを求めるのは酷
(→リキ・プッチ 5.0)
流れを変えることはできず
15 ラングレ 4.0
1失点目はレ・ブルーの同僚にやられ、3失点目は相手の連携の巧さによってケアンに振り切られて失点。被カウンター時など全体的に厳しい出来だった
18 ジョルディ・アルバ 4.5
ケアンとのフィジカル勝負でやや苦戦。チーム全体がサイドで押し込まれたことで、得意の攻撃参加の回数は限られた
MF
21 F・デ・ヨング 5.0
持ち味のフリーランからPK奪取。相手のコンパクトな守備と球際に苦戦し、中盤での勝負で劣勢に
5 ブスケッツ 4.0
相手の監視に遭いらしくないミスパスが目立った。ネガティブトランジションでは相手の機動力に苦戦
(→ピャニッチ 5.0)
ボールに良く触ったが、流れを好転させられず
16 ペドリ 4.5
チームを救うゴールカバーがあった一方、マイボール時はファウルを辞さないグイエのタイトな守備に苦しみボールロストも目立った
(→トリンコン 5.0)
一度豪快な持ち上がりを見せたが、それ以外に見せ場なし
FW
11 デンベレ 5.0
同胞クルザワとのサイドのせめぎ合いで劣勢に。それでも、高い位置でボールを持った際には鋭い仕掛けで決定機に関与
10 メッシ 5.0
見事なPKで先制点を奪取。チーム全体の機能不全によって低い位置まで下りてゲームメイクに腐心。守備の緩さがプラスよりもマイナスになる試合に
7 グリーズマン 5.0
コンディションの良さを窺わせる仕掛けがあったものの、決定的な仕事は見せられず
(→ブラースヴァイト -)
監督
クーマン 4.0
デストの起用法、前半からサイドバックの攻め上がりに苦慮した部分の修正を施せず、負けるべくして負けた
▽パリ・サンジェルマン採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ケイロル・ナバス 6.0
PKによる失点は致し方なし。一度危うい対応があったが、最少失点で乗り切った
DF
24 フロレンツィ 6.5
決勝点をほぼおぜん立て。チーム全体が押し込んだことで、持ち味のクロスやビルドアップの正確な繋ぎと持ち味が生きる試合だった
(→ケーラー -)
5 マルキーニョス 6.5
精度の高いフィードで1点目の起点に。周囲と連携しながらうまくメッシらを抑え込み、ビルドアップの起点としても機能
3 キンペンベ 6.5
持ち味の対人の強さと守備範囲の広さを生かして攻撃的な戦い方を可能にした
20 クルザワ 6.5
不運なPK献上はあったが、同点ゴールの起点となるなど、常に高い位置で攻撃に絡んでムバッペにより自由を与えた
MF
27 グイエ 6.0
判定に救われた面もあったが、強度の高い対人守備でペドリやブスケッツをリズムに乗せなかった
(→エレーラ 6.0)
グイエ同等のプレー強度に加え、繋ぎの場面で立ち位置や精度の妙を披露
8 パレデス 7.5
MOMはムバッペに譲ったが、陰のMOM。中盤の底で絶妙なボールの散らしを見せて2ゴールに関与
6 ヴェッラッティ 7.0
同点ゴールをおぜん立て。的確な立ち位置と美しく力強いターンでボールを運び、高精度のパスを前線に届けた。守備の献身性も素晴らしかった
(→ドラクスラー 6.0)
決定的な4点目をアシスト
FW
18 ケアン 7.0
相手の心を折る3点目を奪取。攻守両面で強さを発揮し、前線で起点としても機能
(→ダニーロ -)
9 イカルディ 6.5
ゴールやアシストは付かなかったが、利他的なプレーで周囲を生かして多くの決定機を生み出した
7 ムバッペ 8.0
カンプ・ノウでシェフチェンコ以来となるハットトリック達成。ネイマールら主力不在のチームを勝利に導いた
監督
ポチェッティーノ 7.0
相手の弱点を攻撃的に突く見事な采配でPSGでのCL初陣を最高な形で飾った。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ムバッペ(パリ・サンジェルマン)
今日の勝利はチーム全体の好パフォーマンスの賜物だったが、やはり難攻不落のカンプ・ノウでのハットトリックは強烈過ぎるインパクト。とりわけ、1点ビハインドの局面での圧巻の同点ゴールが試合の流れを引き寄せる上で大きかった。
バルセロナ 1-4 パリ・サンジェルマン
【バルセロナ】
メッシ(前27[PK])
【パリ・サンジェルマン】
ムバッペ(前32)
ムバッペ(後20)
ケアン(後25)
ムバッペ(後40)
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