判定に不満示すマグワイアをスーネス氏が批判「バットで殴られたかのような倒れ方」

2021.02.15 17:46 Mon
Getty Images
かつてリバプールやトッテナムで活躍したグレアム・スーネス氏が、マンチェスター・ユナイテッドの主将であるイングランド代表DFハリー・マグワイアを批判した。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。

ユナイテッドは14日に行われたプレミアリーグ第24節のWBA戦。格下相手にアウェイの地で勝ち切ることができず、1-1のドローに終わった。これにより、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差はさらに広がり、リーグタイトルが遠のく結果となっている。
また、この試合ではマグワイアがボックス内で倒されPKを獲得したものの、VARによって取り消される場面があった。試合後のインタビューに応じたマグワイアは、この判定を批判。ユナイテッドは今シーズン、不利な判定を受け続けていると主張した。

しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演していたスーネス氏は、そもそもこの場面ではマグワイアにオフサイドがあったと指摘。加えて、屈強なイングランド代表DFがあまりに簡単に倒れたことに触れ、猛批判している。

「マグワイアは明らかにオフサイドだった。それに、彼はまるでバットで殴られたかのようにピッチに倒れたね。まさにダイブだ」
「彼はこれをPKだと言っているようだが、彼ほどの男が倒れるのに十分な接触があっただろうか。彼は自分から倒れに行っており、これはPKではない」

さらに、スーネス氏はマグワイアがWBAの本拠地ザ・ホーソンズを「難しい場所」とコメントしたことも批判。今季のWBAの成績を見れば、決して難しい場所ではなかったはずだと語っている。

「今日はユナイテッドにとって悪い結果だ。マグワイアはここを難しい場所と言っていたが、WBAは今シーズン、ホームで最下位のチームから1勝を挙げただけだ。リーグ2位や3位のチームにとって、どの辺が難しい場所なのだろうか」

「この試合はWBAの方がチャンスは多かった。ユナイテッドは非常に悪いパフォーマンスであり、悪い結果だ。私は彼らがシティに対して、これからプレッシャーをかけていけるとは思わない」
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