ヤヤ・トゥーレが思い出の地、ウクライナで指導者キャリアをスタート

2021.02.12 18:45 Fri
Getty Images
ウクライナのオリンピック・ドネツクは、元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ(37)がアシスタントコーチに就任することを発表した。

ヤヤ・トゥーレはメタルルフ・ドネツクでヨーロッパでのキャリアをスタートさせ、その後はワースラント=ベフェレンやオリンピアコス、モナコで活躍。2007年7月にバルセロナへと完全移籍すると、2010年7月にマンチェスター・シティへと移籍した。

シティではチームの中心選手として、プレミアリーグで3回、FAカップで1回EFLカップで3回優勝を経験。その後、オリンピアコス、中国スーパーリーグの青島黄海などでプレーし、2020年1月に引退していた。
その後、ボタフォゴへの加入など様々な噂が飛び交ったものの、結局プレーすることなく指導者への道を歩むこととなった。

また、コートジボワール代表としても97試合に出場し19ゴールを記録。ワールドカップも2006年、2010年、2014年と3大会連続で出場していた。
アシスタントコーチに就任したトゥーレは、「私はドネツクでプロとしてのキャリアを始めました。今、私はコーチングパスを得るためにここにいます」とコメント。「もちろん、オリンピックがメタルルフを好きでないことは理解していますが、ドネツクで人々がどれほどオープンで友好的だったかをよく覚えています。地元の考えにとても感動しました」とキャリアスタートの地での思い出を語った。

また、「正直なところ、私がウクライナでコーチになりたいと思ったことはエージェントも驚いていましたが、しっかりと決断しました」とコメント。「不要なプレッシャーがかからず、落ち着いて勉強できる場所を見つけることは簡単ではありません」とし、しっかりと指導者として学んでいきたいと意気込んだ。

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