【2020-21プレミアリーグ前半戦ベストイレブン】上位陣から満遍なく選出!
2021.01.28 18:01 Thu
2020-21シーズンのプレミアリーグも第19節を消化しました。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
◆前半戦ベストイレブン
GK:エデルソン
DF:ルベン・ジアス、マグワイア、チアゴ・シウバ
MF:サラー、マディソン、スーチェク、ブルーノ・フェルナンデス、ソン・フンミン
FW:キャルバート=ルーウィン、ケイン
GKエデルソン(27歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:17(先発回数:17)/失点数:12/出場時間:1530分

前半戦の最少失点を誇ったエデルソンを選出。得点不足に陥った前線を10試合クリーンシートで援助。第3節のレスター戦で5失点という屈辱を味わいながらも、以降は7失点に抑え、2位で折り返したチームを後方からサポートした。抜群のショットストップ、代名詞となった精度の高いフィードももちろん健在だ。
DFルベン・ジアス(23歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:0/出場時間:1420分

エデルソンと共に、シティの堅守を支えたルベン・ジアスもベストイレブンの1人に。シーズン開幕前にオタメンディ+金銭という条件でベンフィカから加入した新参者だが、初出場となったプレミアリーグ第4節のリーズ戦以降、グアルディオラ監督の信頼を掴み、先発出場を続けている。スピードが弱点との声もあったものの、的確なポジショニングとピンチを感じ取るDFの嗅覚で補って余りある守備力の高さを披露。スライディングの技術の高さも際立ち、この男が先発するようになってから、リーグ戦でシティは一度も複数失点をしていない。
DFハリー・マグワイア(27歳/マンチェスター・ユナイテッド)
出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分

昨季のプレミアリーグで全38試合フル出場を果たしたマグワイアは、今季もここまでフル出場を続けている。ユナイテッドは決して守備が堅いチームではないが、キャプテンとして後方から仲間たちを鼓舞する役割や、首位チームで唯一フル出場している貢献度の高さが選出の判断材料となった。
出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1243分

ルベン・ジアス同様、プレミアリーグ初挑戦となったチアゴ・シウバ。デビュー戦となった第3節のWBA戦ではらしからぬコントロールミスで失点に繋がる大ミスを犯してしまったが、その後は36歳の豊富な経験と衰えぬ実力で世界一のリーグにもフィットして見せ、しばらく指摘されていたチェルシーの課題を一気に解決に導いた。また、頼れるディフェンスリーダーの存在は他の選手にも影響を与え、特に隣でプレーしたクル・ズマはセンターバックとしてワンランクアップした印象だった。
MFトマシュ・スーチェク(25歳/ウェストハム)
出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:5/出場時間:1710分

4位リバプールに勝ち点差「2」の7位で折り返したウェストハムからチェコ代表MFを選出。昨年1月に母国の名門スラビア・プラハからレンタル加入し、昨夏に推定1900万ポンドの移籍金で完全移籍へ移行した。典型的なボックス・トゥ・ボックスの選手で、中盤の底でデクラン・ライスとコンビを組み、チームの攻守両面を支えている。今季初ゴールを記録した第8節のフルアム戦や第15節ブライトン戦、第17節エバートン戦など、試合終了間際にネットを揺らすことが多く、勝負強さも備えていた。
FWモハメド・サラー(28歳/リバプール)
出場試合数:18(先発回数:16)/得点数:13/出場時間:1474分

13ゴールで得点ランキングトップで折り返したサラー。32ゴールを記録した17-18シーズンに迫る勢いでゴールを量産中だ。開幕節のリーズ戦ではいきなりハットトリックの活躍で、粘り強く3度も追いついてきた昇格チームを打ち負かし、今季もエースっぷりを遺憾無く発揮している。だが、未勝利で得点不足も指摘されている直近5試合ではサラー自身も無得点。後半の巻き返しには、この男のゴールが不可欠だ。
MFジェームズ・マディソン(24歳/レスター・シティ)
出場試合数:18(先発回数:13)/得点数:6/出場時間:1207分

レスターが近年好成績を収められているのはマディソンの存在があってこそ。自ら守備に走れる選手だが、ユーリ・ティーレマンスとウィルフレッド・エンディディの後方からの強力な守備的サポートもあって、プレーエリアがよりゴールに近い位置になった。その効果もあり、今季はここまでキャリアハイ更新に迫る6ゴール4アシスト。ドリブル・パス・シュートの三拍子を揃えたフォクシーズの心臓が攻撃を牽引している。
MFブルーノ・フェルナンデス(26歳/マンチェスター・ユナイテッド)
出場試合数:19(先発回数:18)/得点数:11/出場時間:1570分

文句なしの前半戦MVP。首位ターンしたユナイテッドにおいて全試合に先発出場し、36ゴールだったチームの半分以上の得点に直接関与する11ゴール8アシストと圧巻の成績を残した。12月には2カ月連続で月間最優秀選手に選ばれ、2020年4度目の受賞を果たしたことが、ブルーノ・フェルナンデスの傑物さを物語っている。
FWソン・フンミン(28歳/トッテナム)
出場試合数:18(先発回数:18)/得点数:12/出場時間:1532分

トッテナムでケインと最高のコンビネーションを見せたソン・フンミン。モウリーニョ監督の堅守速攻のスタイルが見事にハマり、すでにゴール数ではトッテナムで最多となる16-17シーズンの14ゴールにあと2ゴールに迫っている。だがその実、トッテナムの攻撃はソン・フンミンへの依存度が高く、後半戦はこの韓国代表FWをいかに生かせるかが鍵となる。
FWドミニク・キャルバート=ルーウィン(23歳/エバートン)
出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1409分

ブレイクを果たした23歳がベストイレブン入り。昨季も13ゴールでその兆しを見せていたが、今季は初戦のトッテナム戦で決勝ゴールとなった初得点を挙げると、第2節のWBA戦のハットトリックを含めて開幕5試合連続ゴールという離れ技を披露した。第9節のフルアム戦の2ゴールで10得点に一番乗りし、その活躍もあり、昨年10月にはイングランド代表デビューを果たし、そのウェールズ代表戦で初ゴールも挙げた。
FWハリー・ケイン(27歳/トッテナム)
出場試合数:18(先発回数:18)/得点数:12/出場時間:1611分

そのキャルバート=ルーウィンとは代表の先輩であるケインは12ゴール11アシストと、この合計ではブルーノ・フェルナンデスを上回る数字を挙げた。得点力は言うまでもないが、今季はカウンターの起点としてアシストも量産。特に相棒のソン・フンミンのゴールを演出するパターンは多く、第2節のサウサンプトン戦では、同選手の4得点を全てアシスト。自らも1ゴールを挙げて、5-2の勝利に導いて見せた。
◆前半戦ベストイレブン
GK:エデルソン
DF:ルベン・ジアス、マグワイア、チアゴ・シウバ
MF:サラー、マディソン、スーチェク、ブルーノ・フェルナンデス、ソン・フンミン
FW:キャルバート=ルーウィン、ケイン
GKエデルソン(27歳/マンチェスター・シティ)
出場試合数:17(先発回数:17)/失点数:12/出場時間:1530分

Getty Images
前半戦の最少失点を誇ったエデルソンを選出。得点不足に陥った前線を10試合クリーンシートで援助。第3節のレスター戦で5失点という屈辱を味わいながらも、以降は7失点に抑え、2位で折り返したチームを後方からサポートした。抜群のショットストップ、代名詞となった精度の高いフィードももちろん健在だ。
出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:0/出場時間:1420分

Getty Images
エデルソンと共に、シティの堅守を支えたルベン・ジアスもベストイレブンの1人に。シーズン開幕前にオタメンディ+金銭という条件でベンフィカから加入した新参者だが、初出場となったプレミアリーグ第4節のリーズ戦以降、グアルディオラ監督の信頼を掴み、先発出場を続けている。スピードが弱点との声もあったものの、的確なポジショニングとピンチを感じ取るDFの嗅覚で補って余りある守備力の高さを披露。スライディングの技術の高さも際立ち、この男が先発するようになってから、リーグ戦でシティは一度も複数失点をしていない。
DFハリー・マグワイア(27歳/マンチェスター・ユナイテッド)
出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分

Getty Images
昨季のプレミアリーグで全38試合フル出場を果たしたマグワイアは、今季もここまでフル出場を続けている。ユナイテッドは決して守備が堅いチームではないが、キャプテンとして後方から仲間たちを鼓舞する役割や、首位チームで唯一フル出場している貢献度の高さが選出の判断材料となった。
DFチアゴ・シウバ(36歳/チェルシー)
出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1243分

Getty Images
ルベン・ジアス同様、プレミアリーグ初挑戦となったチアゴ・シウバ。デビュー戦となった第3節のWBA戦ではらしからぬコントロールミスで失点に繋がる大ミスを犯してしまったが、その後は36歳の豊富な経験と衰えぬ実力で世界一のリーグにもフィットして見せ、しばらく指摘されていたチェルシーの課題を一気に解決に導いた。また、頼れるディフェンスリーダーの存在は他の選手にも影響を与え、特に隣でプレーしたクル・ズマはセンターバックとしてワンランクアップした印象だった。
MFトマシュ・スーチェク(25歳/ウェストハム)
出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:5/出場時間:1710分

Getty Images
4位リバプールに勝ち点差「2」の7位で折り返したウェストハムからチェコ代表MFを選出。昨年1月に母国の名門スラビア・プラハからレンタル加入し、昨夏に推定1900万ポンドの移籍金で完全移籍へ移行した。典型的なボックス・トゥ・ボックスの選手で、中盤の底でデクラン・ライスとコンビを組み、チームの攻守両面を支えている。今季初ゴールを記録した第8節のフルアム戦や第15節ブライトン戦、第17節エバートン戦など、試合終了間際にネットを揺らすことが多く、勝負強さも備えていた。
FWモハメド・サラー(28歳/リバプール)
出場試合数:18(先発回数:16)/得点数:13/出場時間:1474分

Getty Images
13ゴールで得点ランキングトップで折り返したサラー。32ゴールを記録した17-18シーズンに迫る勢いでゴールを量産中だ。開幕節のリーズ戦ではいきなりハットトリックの活躍で、粘り強く3度も追いついてきた昇格チームを打ち負かし、今季もエースっぷりを遺憾無く発揮している。だが、未勝利で得点不足も指摘されている直近5試合ではサラー自身も無得点。後半の巻き返しには、この男のゴールが不可欠だ。
MFジェームズ・マディソン(24歳/レスター・シティ)
出場試合数:18(先発回数:13)/得点数:6/出場時間:1207分

Getty Images
レスターが近年好成績を収められているのはマディソンの存在があってこそ。自ら守備に走れる選手だが、ユーリ・ティーレマンスとウィルフレッド・エンディディの後方からの強力な守備的サポートもあって、プレーエリアがよりゴールに近い位置になった。その効果もあり、今季はここまでキャリアハイ更新に迫る6ゴール4アシスト。ドリブル・パス・シュートの三拍子を揃えたフォクシーズの心臓が攻撃を牽引している。
MFブルーノ・フェルナンデス(26歳/マンチェスター・ユナイテッド)
出場試合数:19(先発回数:18)/得点数:11/出場時間:1570分

Getty Images
文句なしの前半戦MVP。首位ターンしたユナイテッドにおいて全試合に先発出場し、36ゴールだったチームの半分以上の得点に直接関与する11ゴール8アシストと圧巻の成績を残した。12月には2カ月連続で月間最優秀選手に選ばれ、2020年4度目の受賞を果たしたことが、ブルーノ・フェルナンデスの傑物さを物語っている。
FWソン・フンミン(28歳/トッテナム)
出場試合数:18(先発回数:18)/得点数:12/出場時間:1532分

Getty Images
トッテナムでケインと最高のコンビネーションを見せたソン・フンミン。モウリーニョ監督の堅守速攻のスタイルが見事にハマり、すでにゴール数ではトッテナムで最多となる16-17シーズンの14ゴールにあと2ゴールに迫っている。だがその実、トッテナムの攻撃はソン・フンミンへの依存度が高く、後半戦はこの韓国代表FWをいかに生かせるかが鍵となる。
FWドミニク・キャルバート=ルーウィン(23歳/エバートン)
出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1409分

Getty Images
ブレイクを果たした23歳がベストイレブン入り。昨季も13ゴールでその兆しを見せていたが、今季は初戦のトッテナム戦で決勝ゴールとなった初得点を挙げると、第2節のWBA戦のハットトリックを含めて開幕5試合連続ゴールという離れ技を披露した。第9節のフルアム戦の2ゴールで10得点に一番乗りし、その活躍もあり、昨年10月にはイングランド代表デビューを果たし、そのウェールズ代表戦で初ゴールも挙げた。
FWハリー・ケイン(27歳/トッテナム)
出場試合数:18(先発回数:18)/得点数:12/出場時間:1611分

Getty Images
そのキャルバート=ルーウィンとは代表の先輩であるケインは12ゴール11アシストと、この合計ではブルーノ・フェルナンデスを上回る数字を挙げた。得点力は言うまでもないが、今季はカウンターの起点としてアシストも量産。特に相棒のソン・フンミンのゴールを演出するパターンは多く、第2節のサウサンプトン戦では、同選手の4得点を全てアシスト。自らも1ゴールを挙げて、5-2の勝利に導いて見せた。
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
「左ヒザがもう十分だと言ったらもう従うしかなかった」 ヴァランが明かす31歳で現役退いた背景
元フランス代表のラファエル・ヴァラン氏が現役引退の決断理由に“左ヒザの限界”を挙げた。 レアル・マドリー時代に数々のメジャータイトルを総なめにし、フランス代表としても2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)優勝に貢献したヴァラン氏。2021年夏から2年をマンチェスター・ユナイテッドで過ごし、今季からコモ入りした。 だが、セスク・ファブレガス監督率いるセリエA昇格組で新たなキャリアを紡ごうと8月のデビュー戦、コッパ・イタリアのサンプドリア戦に先発しながら23分で負傷交代すると、セリエAの登録メンバー外に。そのまま現役を退く決断に至った。 31歳の若さで現役キャリアの幕を下ろした格好だが、やはりケガがその決め手になってしまったようだ。フランス『レキップ』で「左ヒザがもう十分だと言ったら、もう従わざるをえなかった」と話す。イギリス『ミラー』が報じる。 「20歳のときから、右ヒザの上にもダモクレスの剣(古代ギリシャの故事のひとつ)をぶら下げてプレーしてきたんだ。右ヒザは強くなったものの、動きが悪くなって、左ヒザがパワーと押し込みのすべてを担った。片ヒザでどうやって11年プレーしたか? 多大な頑張りや犠牲、ケア、そして新しいバランスを管理する術を学んだよ」 「心理的に、ピッチに入ったら、ほかの選手にも、自分にも片ヒザしかないとは言えなかった。実際、ヒザだけを見たら、心配されるだろう。ケガをしたりするかも知れないのはわかりきったことだったけど、僕らは誰もがリスクを抱えて生きているんだ。剣闘士のように命をかけてプレーしているわけじゃないけど、身体的な問題を抱えてプレーしている。それが僕らだ。幼い頃からタフガイだ。生涯ずっと痛みを抱えながらプレーしているんだ」 また、「『両足があればすごいことになる』と自分に言い聞かせるときもあった。全てを軽く受け止めてきたけど、その問題を抱えるからこそ、自分の技をマスターしたんだ」と振り返り、こう続ける。 「もう何年もタックルをしていない。デュエルでインパクトを与える上で適切なタイミングを待つんだ。いつ止まるか、加速するか、先に走り出すかをね。このヒザがなければ、これほど自分のポジションをマスターできなかっただろうね。卓越した身体能力を持つ若い選手を見ると、ポジション管理と同じくらいのエネルギーを注げばモンスターになれると思う」 2024.10.17 13:05 Thu2
「チームとの繋がりはもはやなかった」元ユナイテッドDFヴァランがテン・ハグ体制の闇を暴露、曖昧なクラブ体制も指摘「誰が責任を負っていたのかわからない」
元フランス代表DFラファエル・ヴァランが、マンチェスター・ユナイテッド時代の内情を暴露している。 今シーズンはユナイテッドからセリエAのコモへ移るも、デビュー戦でヒザを負傷し、現役引退を決断したヴァラン。役員の1人としてクラブにとどまり、ユース年代の育成のサポートなどに注力している。 『The Athletic』のインタビューに応じたヴァランは、2021年夏から3シーズン過ごしたユナイテッド時代についてコメント。EFLカップ(カラバオカップ)やFAカップを制したものの、プレミアリーグでは8位フィニッシュもあったエリク・テン・ハグ体制を振り返り、当時の内情を明かした。 「彼が(2024-25シーズンも)残留したのは驚いた。チームとの繋がりはもはやなかった」 「適切な言葉を見つけるのは難しい。非常に緊迫した時もあった。彼(テン・ハグ監督)は選手たちのフィードバックに耳を傾けようと努力することもあった。時には選手たちの気持ちを聞かずに決断を下した。だから浮き沈みがあった。状況が複雑なこともあった」 また、序列が下がった2023年10月から12月付近の状況についても語ったヴァラン。指揮官と衝突した側面もあったようだ。 「僕らは真剣に話し合った。お互いに本音をぶつけたけど、その後はほぼ2カ月間プレーしなかった。彼とチームの関係について、いくつかのやり方には同意できないと言った」 「一部の選手がまったく満足していなかったから、チームにとって良くないことだと思った。監督との関係という意味でも良くなかった」 さらに、チームを去ったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや、元イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(チェルシー)への扱いにも言及。マネジメント面の問題を指摘した。 「恐怖によってリスペクトを得たかったのかもしれない」 「彼はマンチェスターにいる間、常に孤立する選手を必要としていた。少なくとも1人の重要な選手に対してそうしていた。常にグループの特定のリーダーたちと対立していた。それが彼のマネジメント法だ」 「浮き沈みがあった。すべてが悪かったとは言えない。複雑な瞬間もあった」 指揮官についての辛辣な見解を述べた一方で、ユナイテッドの上層部も問題視。以前所属したレアル・マドリーと比較し、責任の所在が曖昧になっていると指摘した。 「選手として内部から見ても、物事をどのように進めていくかの明確な構造はなかった。何年もの間、決まったやり方が確立されていなかった」 「マドリードでは、クラブのあらゆるレベルで物事を進めるための明確なやり方があった。マンチェスターではどのように選手を獲得し、どのようにプレーし、どのようにコミュニケーションを取るのかが明確でなく、十分に定義されていなかった」 「意思決定プロセスに関わっている人が多すぎたため、誰が実際に決断を下しているのかわからなかった。誰が責任を負っていたのかわからない。全員が少しずつ責任を負っているようでもあったし、誰もが少しずつ責任を負っていないようでもあった」 古巣に対して厳しいコメントを送った31歳だが、「クラブに対しては大きなリスペクトと愛情を持っているため、ポジティブなことしか言えない」とのこと。あくまでもクラブが良い方向へ進むための提言だと主張している。 「うまくいっていないことに言及したとしても、それは善意から出る建設的な意見だ。誰かを非難するためではない。ただクラブや彼らの成功を祈っているだけだ」 2025.02.19 22:45 Wed3
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.37“モスクワの歓喜”チェルシーとのCL決勝/マンチェスター・ユナイテッド[2007-08]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.37</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2007-2008シーズン/マンチェスター・ユナイテッド 〜モスクワの歓喜〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2007-08united.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アレックス・ファーガソン(65) 主なタイトル実績:プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層9:★★★★★★★★★☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">モスクワの歓喜</div> 2005-06シーズン、ジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシーにリーグ連覇を許したユナイテッドは、2006-07シーズンにクリスティアーノ・ロナウドの大車輪の活躍もあり、リーグタイトルを戴冠。迎えた2007-08シーズンは、連覇とともにチャンピオンズーグ優勝を狙った。 シーズン開幕前には、バイエルンからハーグリーブスを獲得したほか、スポルティングからナニ、ポルトからアンデルソンを獲得するなど、中盤の強化に努めた。 プレミアリーグでは、開幕から3試合で2分1敗という厳しいスタートを切る。第3節では、マンチェスター・シティとのダービーに敗れて17位にまで転落したが、そこから破竹の8連勝。一気に首位に立った。 年明け以降は、さらに調子を上げる。3月末までの12試合では10勝1分1敗。その12試合は内容も上々で、31得点4失点という素晴らしい成績で乗り切った。首位の座を確かなものとしたチームは、終盤にやや息切れしたものの、チェルシーを勝ち点2差で振り切って、見事に連覇を達成した。 リーグ杯(3回戦敗退)とFA杯(6回戦敗退)では結果を残せなかったが、CLでは躍進した。決勝トーナメント1回戦でリヨン、準々決勝でローマを撃破したユナイテッドは、準決勝でバルセロナと対戦。カンプ・ノウでの1stレグをゴールレスで終えて迎えたホームでの2ndでは、サポーターが素晴らしい雰囲気をつくりだした。そして、試合はスコールズの強烈なミドルシュートでのゴールを守ったユナイテッドが1-0で勝利。チェルシーの待つファイナルに進出した。 ロシアのルジニキで行われた試合は、前半26分にC・ロナウドのゴールでユナイテッドが先制したが、前半終了間際にランパードに同点弾を奪われる。1-1のまま90分、そして延長戦を終え、勝負はPK戦へ。PK戦では、後攻のチェルシーがリードして迎えた5人目、これを決めれば優勝という場面でテリーが足を滑らせて失敗。7人目でギグスがきっちりと沈めたのに対し、チェルシーはアネルカが失敗し、勝敗は決す。ミュンヘンの飛行機事故から50年、運命という最強の味方を有していたユナイテッドがクラブ史上3度目となる欧州王者となった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鉄壁&強力な矛</div> 当時のチームは、攻守共に素晴らしいタレントを揃えていた。GKには足元、そしてハイボールに強く、弱点がないファン・デル・サールが君臨。センターバックのファーディナンドとヴィディッチはキャリア全盛期を迎えており、世界最高のコンビとして名を馳せた。右サイドバックはギャリー・ネビルが負傷離脱していたため、ブラウンがレギュラーとしてプレー。それでも、G・ネビルの穴を補ってあまりある活躍を見せた。 中盤は多士済々だった。セントラルMFはスコールズを中心に、フレッチャー、キャリック、ハーグリーブスとレベルの高い選手が揃う。サイドハーフには、アクセントを付けることができるベテランのギグス、豊富な運動量で攻守に貢献できるパク・チソンが在籍。そして、何といっても攻撃陣が強力。C・ロナウドとルーニー、テベスという世界屈指のアタッカー3人がポジションチェンジしながら仕掛け、相手守備陣をかく乱した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWクリスティアーノ・ロナウド(22)</span> 2003-04シーズンにユナイテッドに移籍したC・ロナウドだが、その後の3シーズンはパフォーマンスに波があり、決して超一流の選手とは言えなかった。しかし、2006-07シーズンに17ゴール14アシストを記録し、チームプレーの楽しみも覚えたC・ロナウドは、その後に覚醒する。2007-08シーズンは開幕からゴールを量産し、リーグ31ゴールを挙げて得点王を獲得。CLでも決勝戦のゴールを含む8ゴールを奪った。決勝ではPK失敗で号泣する場面もあったが、チームが優勝したこともあって立ち直ったCR7。この年、自身初となるバロンドールとFIFA最優秀選手賞をダブル受賞した。 2019.04.21 22:00 Sun5
