高校サッカーで論争も起きた“ロングスロー”、イランで50m超えの大記録が誕生

2021.01.18 12:03 Mon
Getty Images
先日閉幕した第99回全国高校サッカー選手権大会でも話題となったロングスロー。あくまでルールで認められたプレーであり、その是非についてはここでは語らないが、イランにはその“ロングスロー”を極めた男がいる。
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その名はネーダー・モハマディ。イランの1部リーグであるペルシアン・ガルフ・プロリーグのペイカーンFCに所属するイラン人DFだ。モハマディの場合はただのロングスローではなく、ボールを持ったまま前転し、その反動を利用して遠くまで投げる“ハンドスプリングスロー”を採用している。モハマディの“ハンドスプリングスロー”はペイカーンの武器となっており、2020年12月にはモハマディのスローインを相手GKがキャッチし損ね、そのままゴールネットを揺らすという場面もあった。
そして、15日に行われたペルシアン・ガルフ・プロリーグ第11節のセパハンFC戦でも再びその強肩が披露された。

ハーフウェイライン付近でスローインを得たペイカーンは、前線に選手を集め、モハマディが“ハンドスプリングスロー”で鋭いボールを投げ入れると、ボールはボックス内のゴールエリアまで伸びていった。その飛距離は推定50m。
このシーンでは、相手DFにクリアされたものの、試合では幾度にも渡ってロングスローが炸裂。味方のシュートに繋がる惜しい場面もあった。

なお、スローインの最長ギネス記録は、アメリカ人のマイケル・ルイス氏が記録した59.817mとなっている。

◆イランで生まれた50m超え“ロングスロー”


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