ポグバ豪快ボレー弾でバーンリー撃破のユナイテッドが3年4カ月ぶりの首位浮上! 最下位ブレイズが待望の今季初勝利!《プレミアリーグ》
2021.01.13 07:35 Wed
プレミアリーグ第1節延期分、バーンリーvsマンチェスター・ユナイテッドが12日にターフ・ムーアで行われ、アウェイのユナイテッドが0-1で勝利した。
今季アウェイゲームで圧倒的な強さを見せるユナイテッドだが、試合の入りはインテンシティで勝るバーンリーに押し込まれる状況が続く。
それでも、15分を過ぎて相手を押し返したホームチームは17分にB・フェルナンデスがファーストシュートを放つと、20分過ぎにはマルシャルがアクロバティックなボレー、ボックス手前左の得意の角度からミドルシュートと際どい場面を作り出した。
28分、バーンリーのCKの流れからショーとグズムンドソンが交錯もそのままプレーが流されると、その流れからユナイテッドのロングカウンターが発動。ボックス付近に抜け出したカバーニがブレイディからアフターチャージを見舞われ、このファウルでブレイディにイエローカードが掲示される。
だが、VARでショーとグズムンドソンの交錯場面までプレーが遡ると、足裏を見せたショーのチャレンジがファウルと判断され、ブレイディのイエローカードが取り消され、逆にショーにイエローカードが掲示される。
さらに、36分にはユナイテッドのCKの二次攻撃からボックス手前左でショーが上げたクロスをファーで競り勝ったマグワイアが頭でゴール左隅に流し込むが、ここはマグワイアのDFピーテルスへのファウルが取られてゴールは認められず。その後はユナイテッドが押し込む展開となったが、45分にボックス手前左でマルシャルが放った決定的なシュートはGKポープのビッグセーブに遭い、試合はゴールレスで折り返すことになった。
迎えた後半、立ち上がりから攻撃のギアを上げたユナイテッドが完全に試合の主導権を掴む。52分にはポグバの豪快な中央突破からボックス左のマルシャルにパスが繋がり、そこからゴール前のカバーニを狙った折り返しが入るも、ここはウルグアイ代表FWがうまくミートできず。さらに、56分、60分と相手を押し込んだ状態でB・フェルナンデスが鋭いミドルシュートを続けて放つが、いずれもGKポープの守備範囲。
押し込みながらも最後のところで相手の堅守をこじ開けられないユナイテッドだったが、個の力でゴールをこじ開ける。71分、中盤でルーズボールを回収したB・フェルナンデスから右サイドのラッシュフォードにパスが繋がる。ここでタメを作って味方の攻め上がりを促したラッシュフォードがペナルティアーク付近へ浮き球のパスを入れると、ポグバが右足のダイレクトボレー。ゴール前でDFロートンにディフレクトしたボールがGKの反応の逆を突く形でゴールネットに突き刺さった。
ポグバの見事なダイレクトボレーで均衡を破ったユナイテッドはリスクを冒して2点目を奪いに行くことはせず、ゲームコントロールを優先しつつ逃げ切り態勢に入る。
試合終盤にかけてはバーンリーのパワープレー気味の攻撃に押し下げられる中、B・フェルナンデスを下げてマクトミネイをピッチに送り込むなど、割り切った戦い方で虎の子の1点を守り抜く選択を取る。
85分を過ぎると、完全に自陣深くに押し込められた中、ブラウンヒル、ヴィドラとボックス内で再三のシュートを浴びる。さらに、89分にはバーンリーのCKの場面で競り合ったマグワイアの上げた腕にボールが当たってあわやPK献上という場面もあったが、ここはVARのレビューの結果お咎めなしに。
その後、マルシャルが絶好のカウンターチャンスを逃したことで最後まで冷や冷やの展開が続いたものの、何とか逃げ切りに成功したユナイテッドがリーグ3連勝を達成。
この結果、リバプールを抜きモウリーニョ体制以来、3年4カ月ぶりの首位に立った。そして、次節はリバプールとの首位攻防戦に臨む。
また、同日行われたプレミアリーグ第18節、ウォルバーハンプトンvsエバートンは、アウェイのエバートンが1-2で勝利した。
試合は開始直後にイウォビのミドルシュートでエバートンが先制も、ウルブスも直後の14分にセットプレーの流れからネヴェスが鮮烈なボレーシュートを叩き込み、両者譲らず1-1のスコアで試合を折り返す。
後半も一進一退の攻防が続いたが、エバートンは77分にセットプレーの二次攻撃からアンドレ・ゴメスの左クロスをキーンが豪快なヘディングで合わせ、勝ち越しに成功。その後、ホームチームの反撃を凌ぎ切ったエバートンが4位に浮上している。
同じくシェフィールド・ユナイテッドvsニューカッスルは、ホームのシェフィールド・ユナイテッドが1-0で競り勝ち、今季18戦目にして待望の今季初白星を手にした。
開幕から15敗2分けと大不振に陥っていたブレイズだが、この試合では前半終了間際に続けて2枚の警告を受けた相手MFフレイザーが退場となり数的優位を手にした。
そして、後半半ばにはボックス内での競り合いの際に微妙な判定ながら相手DFフェルナンデスのハンドでPKを獲得。これをシャープがきっちり決めてブレイズでのリーグ通算100点目とした。
その後、1人少ないニューカッスルの反撃を凌ぎ切ったブレイズが待望の今季初勝利を手にした。なお、開幕18試合目での初勝利はイングランドのトップカテゴリーにおいて1902-03シーズンのボルトン(22試合目)に次ぐワースト2位の記録だ。
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リーグ戦10戦無敗で首位のリバプールと同勝ち点の2位に浮上したユナイテッドが、今季初の首位浮上を懸けて臨んだ16位バーンリーとの第1節の延期分。EFLカップ準決勝で宿敵マンチェスター・シティに敗戦も、直近のFAカップでは格下ワトフォードを退けてバウンスバックを達成したスールシャール率いるアウェイチームは、その試合で温存したGKデ・ヘア、ブルーノ・フェルナンデスやポグバを復帰させたほか、SNSの人種差別的投稿で3試合の出場停止を強いられたカバーニ、ワトフォード戦で頭部を打って負傷交代したバイリーがスタメンに名を連ねた。それでも、15分を過ぎて相手を押し返したホームチームは17分にB・フェルナンデスがファーストシュートを放つと、20分過ぎにはマルシャルがアクロバティックなボレー、ボックス手前左の得意の角度からミドルシュートと際どい場面を作り出した。
その後も拮抗した展開が続く中、前半半ばを過ぎると、微妙な判定が試合の流れに影響を与える。
28分、バーンリーのCKの流れからショーとグズムンドソンが交錯もそのままプレーが流されると、その流れからユナイテッドのロングカウンターが発動。ボックス付近に抜け出したカバーニがブレイディからアフターチャージを見舞われ、このファウルでブレイディにイエローカードが掲示される。
だが、VARでショーとグズムンドソンの交錯場面までプレーが遡ると、足裏を見せたショーのチャレンジがファウルと判断され、ブレイディのイエローカードが取り消され、逆にショーにイエローカードが掲示される。
さらに、36分にはユナイテッドのCKの二次攻撃からボックス手前左でショーが上げたクロスをファーで競り勝ったマグワイアが頭でゴール左隅に流し込むが、ここはマグワイアのDFピーテルスへのファウルが取られてゴールは認められず。その後はユナイテッドが押し込む展開となったが、45分にボックス手前左でマルシャルが放った決定的なシュートはGKポープのビッグセーブに遭い、試合はゴールレスで折り返すことになった。
迎えた後半、立ち上がりから攻撃のギアを上げたユナイテッドが完全に試合の主導権を掴む。52分にはポグバの豪快な中央突破からボックス左のマルシャルにパスが繋がり、そこからゴール前のカバーニを狙った折り返しが入るも、ここはウルグアイ代表FWがうまくミートできず。さらに、56分、60分と相手を押し込んだ状態でB・フェルナンデスが鋭いミドルシュートを続けて放つが、いずれもGKポープの守備範囲。
押し込みながらも最後のところで相手の堅守をこじ開けられないユナイテッドだったが、個の力でゴールをこじ開ける。71分、中盤でルーズボールを回収したB・フェルナンデスから右サイドのラッシュフォードにパスが繋がる。ここでタメを作って味方の攻め上がりを促したラッシュフォードがペナルティアーク付近へ浮き球のパスを入れると、ポグバが右足のダイレクトボレー。ゴール前でDFロートンにディフレクトしたボールがGKの反応の逆を突く形でゴールネットに突き刺さった。
ポグバの見事なダイレクトボレーで均衡を破ったユナイテッドはリスクを冒して2点目を奪いに行くことはせず、ゲームコントロールを優先しつつ逃げ切り態勢に入る。
試合終盤にかけてはバーンリーのパワープレー気味の攻撃に押し下げられる中、B・フェルナンデスを下げてマクトミネイをピッチに送り込むなど、割り切った戦い方で虎の子の1点を守り抜く選択を取る。
85分を過ぎると、完全に自陣深くに押し込められた中、ブラウンヒル、ヴィドラとボックス内で再三のシュートを浴びる。さらに、89分にはバーンリーのCKの場面で競り合ったマグワイアの上げた腕にボールが当たってあわやPK献上という場面もあったが、ここはVARのレビューの結果お咎めなしに。
その後、マルシャルが絶好のカウンターチャンスを逃したことで最後まで冷や冷やの展開が続いたものの、何とか逃げ切りに成功したユナイテッドがリーグ3連勝を達成。
この結果、リバプールを抜きモウリーニョ体制以来、3年4カ月ぶりの首位に立った。そして、次節はリバプールとの首位攻防戦に臨む。
また、同日行われたプレミアリーグ第18節、ウォルバーハンプトンvsエバートンは、アウェイのエバートンが1-2で勝利した。
試合は開始直後にイウォビのミドルシュートでエバートンが先制も、ウルブスも直後の14分にセットプレーの流れからネヴェスが鮮烈なボレーシュートを叩き込み、両者譲らず1-1のスコアで試合を折り返す。
後半も一進一退の攻防が続いたが、エバートンは77分にセットプレーの二次攻撃からアンドレ・ゴメスの左クロスをキーンが豪快なヘディングで合わせ、勝ち越しに成功。その後、ホームチームの反撃を凌ぎ切ったエバートンが4位に浮上している。
同じくシェフィールド・ユナイテッドvsニューカッスルは、ホームのシェフィールド・ユナイテッドが1-0で競り勝ち、今季18戦目にして待望の今季初白星を手にした。
開幕から15敗2分けと大不振に陥っていたブレイズだが、この試合では前半終了間際に続けて2枚の警告を受けた相手MFフレイザーが退場となり数的優位を手にした。
そして、後半半ばにはボックス内での競り合いの際に微妙な判定ながら相手DFフェルナンデスのハンドでPKを獲得。これをシャープがきっちり決めてブレイズでのリーグ通算100点目とした。
その後、1人少ないニューカッスルの反撃を凌ぎ切ったブレイズが待望の今季初勝利を手にした。なお、開幕18試合目での初勝利はイングランドのトップカテゴリーにおいて1902-03シーズンのボルトン(22試合目)に次ぐワースト2位の記録だ。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/DCw_2k9plRG/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Sky Sports(@skysports)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.26 10:35 Tue2
アモリム・ユナイテッドが初練習! 負傷離脱続いたメイヌーが復帰、16歳の有望CBも参加
ルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドで初練習を行った。クラブ公式サイトが伝えた。 スポルティングCPを離れ、ユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。代表戦によりリーグ戦が中断しているなか、18日にはクラブに残った選手たちと初の練習を行った。 ファーストチームの選手は10名が参加。離脱が続いていたイングランド代表MFコビー・メイヌーやケガにより代表戦を回避したコートジボワール代表FWアマド・ディアロもグループ練習をこなしている。 戦線復帰を目指し、コンディション調整が続くイングランド代表DFルーク・ショー、オランダ代表DFタイレル・マラシア、U-23フランス代表DFレニー・ヨロも新指揮官のもとで練習。また、人数を補うためアカデミーの選手も数名参加した。 なかでも、イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が注目したのは、16歳のイングランド人DFゴッドウィル・クコンキ。左利きのセンターバックで、マンチェスター・シティのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルとの比較が早くもなされる有望株だ。 そんなユナイテッドは24日、プレミアリーグの第12節でイプスウィッチ・タウンとアウェイで対戦。アモリム監督の初陣に向け、急ピッチで仕上げていく。 <span class="paragraph-title">【動画】アモリム監督が指導!復帰へ向かう選手も多数参加</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">High intensity <br>Maximum effort <a href="https://twitter.com/hashtag/MUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MUFC</a> <a href="https://t.co/jrCwRD17Pl">pic.twitter.com/jrCwRD17Pl</a></p>— Manchester United (@ManUtd) <a href="https://twitter.com/ManUtd/status/1858616169823171033?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 16:56 Tue3
「彼らは新しいことにもオープン」初陣控えるユナイテッドのアモリム新監督、3回の練習で手応え「1週間で自分たちのスタイルを変えた」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が初陣前の会見に臨んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 エリク・テン・ハグ監督が退任し、新たにユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。24日に行われるプレミアリーグ第12節のイプスウィッチ・タウン戦が最初の指揮となる。 インターナショナルマッチウィーク中に練習を行ったアモリム監督は、イプスウィッチ戦前の会見でコメント。2012-13シーズン以来リーグ優勝から遠ざかっているチームだが、復権に自信をのぞかせている。 「私は少し夢想家で、自分のことを信じている。そしてクラブのことも信じている。我々は同じアイデアを持ち、考え方も同じだと思うから、それが助けになるだろう」 「だが、選手たちのことも心から信じている。皆さんがここの選手たちをあまり信じていないことは知っているが、私は大いに信じているし、改善の余地があると思っている」 「新しいことに挑戦したい。皆さんはそれが不可能だと考えるかもしれないが、私は可能だと思っている。どうなるかは見ていればわかるだろう」 また、具体的な改善点にも言及。戦術理解やフィジカルの向上を望んでいるようだ。 「チームとして成長する余地がある。多くの面やゲーム理解の面を改善しなければならない。プレーの仕方が異なり、シーズンの途中で変化していることはわかっている」 「チームのフィジカル面を改善しなければならないと思う。改善したいのはそこだ。それだけだ。どれくらい時間が必要かはわからない」 「マンチェスター・ユナイテッドにいる以上、試合に勝たなければならないことはわかっているし、多くの時間が必要だとは言わない。素晴らしいリーグ、世界最強のリーグで戦うため、優勝を狙うには多くの改善が必要だし、当然多くの時間はかかる。私が言えるのは、試合に勝ち、いずれタイトルを獲得しなければならないということだ」 さらに、実際にユナイテッドの選手たちを指導しての感想も伝えたアモリム監督。前向きな姿勢から手応えを得ているようだ。 「私は選手たちを信頼している。今週から始まったが、1週間、たった3回のトレーニングで彼らは自分たちのスタイルを変えたし、誰もが興奮している」 「彼らは新しいことにもオープンだ。私が求めるのはハードワークと新しいアイデアを信じることだけだ。私はそう感じているし、彼らが私の考えが間違っていると証明するまではそうだ。選手たちのことを信頼している」 <span class="paragraph-title">【動画】アモリムユナイテッドの初練習</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JtW_5wmyoNA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.23 15:04 Sat4
アモリム率いる新生ユナイテッドはドロー発進…守護神オナナ躍動で勝ち点1拾うも前途多難か【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第12節、イプスウィッチ・タウンvsマンチェスター・ユナイテッドが24日にポートマン・ロードで行われ、1-1のドローに終わった。 スポルティングCPからシーズン途中の引き抜きとなったルベン・アモリム監督の初陣。前節、レスター・シティに3-0の完勝を収め、ファン・ニステルローイ暫定体制を公式戦3勝1分けの4戦無敗の13位で終え、新指揮官にバトンが渡されたユナイテッド。 インターナショナルマッチウィークの短い準備期間を経たポルトガル人指揮官は、前節トッテナム相手に待望の初勝利を挙げた昇格組相手に白星スタートを狙った。前節からは先発3人を変更し、マルティネスとウガルテ、ホイルンドに代えてエバンス、エリクセン、ガルナチョを起用。システムを[4-2-3-1]から新指揮官の代名詞である[3-4-2-1]に変更。最前線のラッシュフォードの下にブルーノ・フェルナンデスとガルナチョが並んだ。 新生ユナイテッドの出方に注目が集まったなか、開始直後にいきなりゴールをこじ開ける。開始2分、後方からのビルドアップで右サイドへボールを展開すると、ブルーノとのパス交換で前を向いたウイングバックのアマドが快足を飛ばしてDFを振り切って深い位置まで運んでクロスを供給。ゴール前に走り込んだラッシュフォードがGKの寸前でワンタッチで合わせた。 考え得る限りで最高のスタートを切った赤い悪魔は直後にも相手を揺さぶってエリクセンが際どいミドルシュートを放つ。しかし、時間の経過とともにハッチンソンとバーンズの右サイドの仕掛けに手を焼き始めると、11分にはバーンズのグラウンダークロスをペナルティアーク付近のシュモディクスに右足ダイレクトで枠の左隅へ飛ばされるが、ここはGKオナナの好守で事なきを得た。 以降は保持率こそ五分となったが、後方からのビルドアップに苦戦するユナイテッドに対して、イプスウィッチがより効果的にボールを動かしながらアタッキングサードまで前進。決定機まであと一歩という場面を作り出していく。29分にはデラップの仕掛けで得た好位置のFKをハッチンソンが左足で直接狙うが、GKオナナの正面を突く。 前半半ばから終盤にかけては完全にイプスウィッチペースに。前から制限をかけられず、曖昧なミドルブロックで構えるユナイテッドの守備に対して、より多彩な形で揺さぶりを見せる。40分、左サイドで裏へ抜けたデイビスの完璧な折り返しからゴール前で放ったデラップの渾身のシュートはGKオナナの右手を使った驚異的なセーブに阻まれたが、直後に同点に追いついた。 43分、押し込んだ流れからペナルティアーク付近で右のバーンズから横パスを受けたハッチンソンが鋭いターンから左足を振り抜くと、ゴール前のDFマズラウィが頭で触ってコースが変わったシュートがゴール左上隅の完璧なコースに決まった。 スコアは1-1のイーブンもホームチーム優勢の前半45分を経て試合は後半に突入。前半同様に開始直後にはユナイテッドに決定機。ブルーノのスルーパスで左のポケットを取ったガルナチョがシュートを放つが、これはGKのセーブとDFのゴールカバーに阻まれる。 一方、このピンチを凌いだイプスウィッチも直後の51分にはデラップが馬力のある仕掛けで中央を突破し、右サイド深くでバーンズがGKとディフェンスラインの間に入れた高速クロスに反応。巧みなヒールシュートで合わすが、ここでも守護神オナナが立ちはだかった。 後半は一進一退の攻防が続くなか、アモリム監督は56分に2枚替えを敢行。エバンスとカゼミロを下げて長期離脱明けで今季初出場のショーと愛弟子ウガルテをピッチに送り込むが、この交代も即効果発揮には至らない。 試合が完全に膠着状態に陥ると、65分を過ぎて両ベンチが動く。イプスウィッチはカユステとシュモディクスに代えてテイラー、ジャック・クラークを投入。対するユナイテッドはエリクセンとラッシュフォードを下げてホイルンド、ザークツィーのストライカーを投入。ブルーノを1列下げてより攻撃的な形に変化した。 交代選手の躍動には至らずも、疲労の影響で後半終盤はよりオープンな展開に。その流れでユナイテッドはブルーノの直接FK、イプスウィッチはゴール前で折り返しに反応したチョップリンのシュートでゴールへ迫っていく。 だが、互いに負けたくない意識もあってか、後半最終盤の攻防でもリスクを冒し切れず。試合はこのまま1-1でタイムアップを迎えた。 大きな期待を背負ったアモリム・ユナイテッドの初陣は多くの課題を窺わせる微妙なドロースタートとなった。 イプスウィッチ・タウン 1-1 マンチェスター・ユナイテッド 【イプスウィッチ】 オマリ・ハッチンソン(前43) 【マンチェスター・ユナイテッド】 マーカス・ラッシュフォード(前2) <span class="paragraph-title">【動画】ラッシュフォードが新体制で初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">開始2分<br>アモリム新体制の<br>ファーストゴールは背番号<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#イプスウィッチ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/znPZbFxmL8">pic.twitter.com/znPZbFxmL8</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860727672713957434?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.25 03:35 Mon5