ルーマニア人審判による人種差別発言、同国のスポーツ大臣が謝罪
2020.12.09 20:06 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)vsイスタンブール・バシャクシェヒルで起こった人種差別問題。各国の首脳も続々と声明を出している。
問題が起きたのはキックオフからわずか14分後、判定に不満を持ったイスタンブールBBSKのアシスタントコーチのピエール・ウェボ氏が第4審判に詰め寄ったところ言い争いに発展。そこで審判のセバスティアン・コレスク氏はあろうことかウェボ氏に対して黒人差別発言をし、試合は中断の末に後日延期という結果に至った。
この件にはトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が自国クラブが絡む問題ということもあり、ツイッターを通じて「我々はピエール・ウェボに対する人種差別的発言を強く非難します」と声明を発表。さらにフランス『レキップ』によると、人種差別発言を行ったコレスク氏の母国ルーマニアでは、スポーツ大臣のイオノーツ・ストロー氏が謝罪しているようだ。
「我々を代表するものではないこの不幸な事件について、ルーマニアのスポーツを代表してお詫びします」
また、ルーマニアサッカー協会(FRF)も声明の中で「我々は人種差別的及び異種嫌悪的な意味合いを持つ行動や発言を強く切り離します」と主張している。
問題が起きたのはキックオフからわずか14分後、判定に不満を持ったイスタンブールBBSKのアシスタントコーチのピエール・ウェボ氏が第4審判に詰め寄ったところ言い争いに発展。そこで審判のセバスティアン・コレスク氏はあろうことかウェボ氏に対して黒人差別発言をし、試合は中断の末に後日延期という結果に至った。
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また、ルーマニアサッカー協会(FRF)も声明の中で「我々は人種差別的及び異種嫌悪的な意味合いを持つ行動や発言を強く切り離します」と主張している。
現在はUEFA(欧州サッカー連盟)が調査中だという今件。果たしてどのうな結果となるだろうか。
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