アンヘリーニョ躍動のライプツィヒがユナイテッドの反撃を振り切って逆転突破!人種差別発言で試合中断のPSGも突破決定《CL》
2020.12.09 07:05 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)グループH最終節、ライプツィヒvsマンチェスター・ユナイテッドが8日に行われ、3-2でライプツィヒが逃げ切った。この結果、ライプツィヒの決勝トーナメント進出が決定し、ユナイテッドの敗退が決まっている。
勝ち点9で並ぶ3位ライプツィヒと首位ユナイテッドの決勝トーナメント進出を懸けた大一番。
自力での逆転突破のためには勝利が必要なライプツィヒは、3日前に行われ3-3で引き分けたバイエルン戦のスタメンから3選手を変更。ウパメカノやクライファートらに代えてダニ・オルモやカンプルをスタメンとした。
一方、引き分けでも突破となるユナイテッドは3-1と逆転勝利したウェストハム戦のスタメンから5選手を変更。ポグバやファン・デ・ベーク、負傷したマルシャルやカバーニらに代えてブルーノ・フェルナンデスやラッシュフォードを起用し、負傷していたショーが公式戦6試合ぶりに先発となった。
[3-5-2]を採用したライプツィヒは2トップにダニ・オルモとフォルスベリを据え、中盤アンカーにカンプルを配置した。
試合は開始2分に動く。右サイドからのザビッツァーのアーリークロスをボックス左に走り込んだアンヘリーニョがダイレクトでシュート。これがゴール右に決まってライプツィヒが先制した。
勢い付くライプツィヒがハイプレスをかける中、13分に加点する。アンヘリーニョの左クロスからファーサイドのハイダラがボレーで蹴り込んだ。
その後も猛攻に出るライプツィヒは17分、アンヘリーニョの左クロスを受けたフォルスベリが決定的なシュートを浴びせ、3点目に迫った。
劣勢のユナイテッドはセットプレーから活路を見いだしにかかるも、30分に終戦しかける。CKの流れからコナテのヘディングシュートはバーに直撃。オルバンがルーズボールに詰めたがVARの末にオフサイドとなり、ユナイテッドは助かった。
ハーフタイムにかけてはユナイテッドが押し込む流れとしたものの、0-2のまま前半を終えた。
後半からテレスに代えてファン・デ・ベークを投入したユナイテッドだったが、56分に2トップを入れ替えて前線からのプレスを強化するライプツィヒ相手にチャンスを作ることができない。
そこで61分にポグバを投入。66分にはブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートが枠を捉えたものの、GKグラーチのファインセーブに阻まれる。
すると69分、左サイドからのアンヘリーニョのクロスが流れ、ゴール前のクライファートが押し込んでライプツィヒに決定的な3点目が生まれた。
苦しいユナイテッドは72分、グリーンウッドのボックス左からの決定的なシュートはGKグラーチのファインセーブに阻まれるも、79分にPKを獲得する。グリーンウッドがボックス左でコナテに倒され、このPKをブルーノ・フェルナンデスが決めて1点を返した。
さらに82分、左CKからポグバのヘディングシュートがゴールに吸い込まれ、追いつけば決勝トーナメント進出となるユナイテッドが終盤にかけては攻勢に転じる。
しかし追加タイム4分のコナテのクリアボールが自陣に向かったプレーでは、GKグラーチの足に当たって助かったライプツィヒが逃げ切り。逆転での決勝トーナメント進出を決めている。
また、グループH最終節もう一試合のパリ・サンジェルマンvsイスタンブールBBSKは第4審の人種差別発言を受けて23分で中断となり、そのまま試合が再開されず。
ユナイテッドと勝ち点9で並び、直接対決で上回るPSGは試合を戦い終えずに決勝トーナメント進出が決まり、ユナイテッドの敗退が決まった。
勝ち点9で並ぶ3位ライプツィヒと首位ユナイテッドの決勝トーナメント進出を懸けた大一番。
自力での逆転突破のためには勝利が必要なライプツィヒは、3日前に行われ3-3で引き分けたバイエルン戦のスタメンから3選手を変更。ウパメカノやクライファートらに代えてダニ・オルモやカンプルをスタメンとした。
[3-5-2]を採用したライプツィヒは2トップにダニ・オルモとフォルスベリを据え、中盤アンカーにカンプルを配置した。
対するユナイテッドは[4-2-3-1]を採用し、最前線にラッシュフォード、2列目に右からグリーンウッド、ブルーノ・フェルナンデス、テレスと並べた。
試合は開始2分に動く。右サイドからのザビッツァーのアーリークロスをボックス左に走り込んだアンヘリーニョがダイレクトでシュート。これがゴール右に決まってライプツィヒが先制した。
勢い付くライプツィヒがハイプレスをかける中、13分に加点する。アンヘリーニョの左クロスからファーサイドのハイダラがボレーで蹴り込んだ。
その後も猛攻に出るライプツィヒは17分、アンヘリーニョの左クロスを受けたフォルスベリが決定的なシュートを浴びせ、3点目に迫った。
劣勢のユナイテッドはセットプレーから活路を見いだしにかかるも、30分に終戦しかける。CKの流れからコナテのヘディングシュートはバーに直撃。オルバンがルーズボールに詰めたがVARの末にオフサイドとなり、ユナイテッドは助かった。
ハーフタイムにかけてはユナイテッドが押し込む流れとしたものの、0-2のまま前半を終えた。
後半からテレスに代えてファン・デ・ベークを投入したユナイテッドだったが、56分に2トップを入れ替えて前線からのプレスを強化するライプツィヒ相手にチャンスを作ることができない。
そこで61分にポグバを投入。66分にはブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートが枠を捉えたものの、GKグラーチのファインセーブに阻まれる。
すると69分、左サイドからのアンヘリーニョのクロスが流れ、ゴール前のクライファートが押し込んでライプツィヒに決定的な3点目が生まれた。
苦しいユナイテッドは72分、グリーンウッドのボックス左からの決定的なシュートはGKグラーチのファインセーブに阻まれるも、79分にPKを獲得する。グリーンウッドがボックス左でコナテに倒され、このPKをブルーノ・フェルナンデスが決めて1点を返した。
さらに82分、左CKからポグバのヘディングシュートがゴールに吸い込まれ、追いつけば決勝トーナメント進出となるユナイテッドが終盤にかけては攻勢に転じる。
しかし追加タイム4分のコナテのクリアボールが自陣に向かったプレーでは、GKグラーチの足に当たって助かったライプツィヒが逃げ切り。逆転での決勝トーナメント進出を決めている。
また、グループH最終節もう一試合のパリ・サンジェルマンvsイスタンブールBBSKは第4審の人種差別発言を受けて23分で中断となり、そのまま試合が再開されず。
ユナイテッドと勝ち点9で並び、直接対決で上回るPSGは試合を戦い終えずに決勝トーナメント進出が決まり、ユナイテッドの敗退が決まった。
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