冨安フル出場のボローニャ、延長戦の末スペツィアに敗れて敗退《コッパ・イタリア》

2020.11.26 04:11 Thu
Getty Images
ボローニャは25日、コッパ・イタリア4回戦でスペツィアとホームで対戦し、延長戦の末2-4で敗れた。ボローニャのDF冨安健洋はフル出場している。
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4回戦から登場となるボローニャは主力を起用し、冨安が[4-1-4-1]の左センターバックで先発となった。セリエA同士の対戦となった中、ボローニャは開始5分に失点する。ピッコリにボックス内に侵入され冨安が対応したが、寄せる前にシュートを決められた。
先制されたボローニャだったが、13分にすかさず追いつく。スルーパスでボックス左に侵入したバロウがGKとの一対一を決めきった。

その後は一進一退の攻防となった中、ボローニャは28分に決定機。スルーパスに抜け出したスベンベリがGKと一対一となったが、シュートはGKにセーブされる。さらにその流れからオルソリーニが右ポスト直撃のシュートを浴びせたボローニャは、イタリア代表コンビの関係から追加タイム1分に逆転する。
ボックス右に抜け出したロベルト・ソリアーノがマイナスにクロスを折り返し、オルソリーニが蹴り込んだ。

後半もボローニャが主導権を握っていたが、ワンチャンスで64分に失点してしまう。追いつかれたボローニャは後半終盤の88分、スルーパスに抜け出したパラシオがボックス内でGKに倒され、PKを獲得。しかし、キッカーのバロウが枠の左を狙ったシュートはGKにセーブされた。

すると迎えた延長戦で2失点を喫したボローニャは初戦敗退。冨安はフル出場したが、4失点目に絡むなど、勝利に貢献することはできなかった。


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