過去10年で4回目の珍事、イタリア代表のスタメンに変化が訪れる?

2020.11.19 17:15 Thu
Getty Images
イタリア代表のスターティングメンバーに大きな変化が訪れるかもしれない。イタリア代表は18日、UEFAネーションズリーグ2020-21リーグAグループ1最終節でボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦。首位と最下位の対決となった一戦は、22分にFWアンドレア・ベロッティのゴールで先制すると、68分にはFWドメニコ・ベラルディが追加点。0-2で勝利し、首位突破を決めた。



この試合では過去10年で4回目の珍事が発生。イタリア代表のスターティングメンバーにユベントスの選手が1人もいなかったのだ。
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、GKにジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)、DFにエメルソン・パルミエリ(チェルシー)、フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ)、アレッサンドロ・フロレンツィ(パリ・サンジェルマン)、アレッサンドロ・バストーニ(インテル)が並び、MFにマヌエル・ロカテッリ(サッスオーロ)、ジョルジーニョ(チェルシー)、ニコロ・バレッラ(インテル)、FWにアンドレア・ベロッティ(トリノ)、ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)、ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)が並んだ。

ユベントスの選手でいえば、絶対的な守護神としてGKジャンルイジ・ブッフォンが君臨。さらに、DFレオナルド・ボヌッチ、DFジョルジョ・キエッリーニといったディフェンスラインの中心選手がおり、過去10年で考えればMFアンドレア・ピルロ、MFクラウディオ・マルキジオらもいたため、必然的に1人以上はスターティングメンバーに立つ可能性が高かった。
なお、3回目は1カ月前の2020年10月7日に行われたモルドバ代表との親善試合。その前が、2018年9月9日のポルトガル代表戦。そして最初が2012年8月15日のイングランド代表戦だった。

★ユベントスなしのイタリア代表スタメン

◆2020年11月18日 vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表
©CWS Brains, LTD.
GK:ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)
DF:アレッサンドロ・フロレンツィ(パリ・サンジェルマン)、アレッサンドロ・バストーニ(インテル)、フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ)、エメルソン・パルミエリ(チェルシー)
MF:ニコロ・バレッラ(インテル)、ジョルジーニョ(チェルシー)、マヌエル・ロカテッリ(サッスオーロ)
FW:ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)、アンドレア・ベロッティ(トリノ)、ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)

◆2020年10月7日 vsモルドバ代表
©CWS Brains, LTD.
GK:サルバトーレ・シリグ(トリノ)
DF:マヌエル・ラッツァーリ(ラツィオ)、ジャンルカ・マンチーニ(ローマ)、フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ)、クリスティアーノ・ビラギ(フィオレンティーナ)
MF:ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(フィオレンティーナ)、ブライアン・クリスタンテ(ローマ)、マヌエル・ロカテッリ(サッスオーロ)
FW:ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)、フランチェスコ・カプート(サッスオーロ)、ステファン・エル・シャーラウィ(上海申花)

◆2018年9月10日 vsポルトガル代表
©CWS Brains, LTD.
GK:ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)
DF:マヌエル・ラッツァーリ(SPAL)、マッティア・カルダーラ(ミラン)、アレッシオ・ロマニョーリ(ミラン)、ドメニコ・クリーシト(ジェノア)
MF:フェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ)、ブライアン・クリスタンテ(ローマ)、ジョルジーニョ(チェルシー)、ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(ミラン)
FW:シモーネ・ザザ(トリノ)、チーロ・インモービレ(ラツィオ)

◆2012年8月15日 vsイングランド代表
©CWS Brains, LTD.
GK:サルバトーレ・シリグ(パリ・サンジェルマン)
DF:イグナツィオ・アバーテ(ミラン)、アンジェロ・オグボンナ(トリノ)、ダビデ・アストーリ(カリアリ)、フェデリコ・バルザレッティ(ローマ)
MF:アントニオ・ノチェリーノ(ミラン)、ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)、アルベルト・アクイラーニ(フィオレンティーナ)
MF:アレッサンドロ・ディアマンティ(ボローニャ)
FW:ステファン・エル・シャーラウィ(ミラン)、マッティア・デストロ(ローマ)

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