東地区がカタール集中開催で再開! FC東京と同組の上海申花がパース・グローリーに競り勝つ《ACL2020》
2020.11.18 21:02 Wed
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループF第1節、パース・グローリー(オーストラリア)vs上海申花(中国)が18日にカタールで開催され、上海申花が1-2で勝利した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によって今年2月以降、長期に渡って中断が続いたACL。東地区では紆余曲折を経てカタールでの集中開催での再開が決定した。
その異例の再開初戦ではFC東京と同居するグループFのパース・グローリーと上海申花が対戦した。
試合は早い時間帯に動く。7分、上海申花は左サイドのハーフウェイライン付近でボールを奪って縦に速い攻撃を仕掛けていくと、ボックス左でジュ・ジェンロンがグラウンダーで折り返したボールをゴール前に走り込んだペン・シンリが左足のダイレクトシュートで右隅に流し込んだ。
早い時間帯に先制を許したパース・グローリーはここから反撃に転じていくが、相手を押し込むものの、なかなか効果的にフィニッシュまで持ち込めない。
2点ビハインドで前半を終えたパース・グローリーは後半立ち上がりに決定機。51分、ボックス中央でボールを受けたファルナローリが強烈なシュートを放つが、これは相手GKの正面を突いた。
その後は互いに積極的に交代カードを切っていく中、中盤で潰し合う拮抗した状況が続く。しかし、81分にはボックス左で途中出場のアルミエントが放ったシュートのこぼれ球をボックス右でフリーのアスプロポタミティスが冷静に流し込み、パース・グローリーがようやく1点を返す。
試合終盤にかけてはオープンな攻防が繰り広げられたものの、試合はこのままタイムアップ。前半のリードを守り切った上海申花が今大会初白星を手にした。一方、パース・グローリーは2月開催のFC東京戦に続き連敗スタートとなった。
なお、上海申花は21日に蔚山現代(韓国)との第2節を戦った後、24日にFC東京と対戦する予定だ。
パース・グローリー 1-2 上海申花
【パース・グローリー】
アスプロポタミティス(後36)
【上海申花】
ペン・シンリ(前7)
ユー・ハンチャオ(前38)
新型コロナウイルス感染拡大の影響によって今年2月以降、長期に渡って中断が続いたACL。東地区では紆余曲折を経てカタールでの集中開催での再開が決定した。
その異例の再開初戦ではFC東京と同居するグループFのパース・グローリーと上海申花が対戦した。
早い時間帯に先制を許したパース・グローリーはここから反撃に転じていくが、相手を押し込むものの、なかなか効果的にフィニッシュまで持ち込めない。
すると、前半半ばから終盤にかけては上海申花が序盤から機能していた左サイドを起点に幾度か惜しい場面を作り出す。そして、38分にはペン・シンリとの鮮やかなパス交換でボックス左に侵入したユー・ハンチャオがゴール左まで持ち込んで右足のシュート。このシュートは威力、コース共に甘かったものの、元湘南GKタンドウ・ベラピが弾き出せず、ゴールネットを揺らした。
2点ビハインドで前半を終えたパース・グローリーは後半立ち上がりに決定機。51分、ボックス中央でボールを受けたファルナローリが強烈なシュートを放つが、これは相手GKの正面を突いた。
その後は互いに積極的に交代カードを切っていく中、中盤で潰し合う拮抗した状況が続く。しかし、81分にはボックス左で途中出場のアルミエントが放ったシュートのこぼれ球をボックス右でフリーのアスプロポタミティスが冷静に流し込み、パース・グローリーがようやく1点を返す。
試合終盤にかけてはオープンな攻防が繰り広げられたものの、試合はこのままタイムアップ。前半のリードを守り切った上海申花が今大会初白星を手にした。一方、パース・グローリーは2月開催のFC東京戦に続き連敗スタートとなった。
なお、上海申花は21日に蔚山現代(韓国)との第2節を戦った後、24日にFC東京と対戦する予定だ。
パース・グローリー 1-2 上海申花
【パース・グローリー】
アスプロポタミティス(後36)
【上海申花】
ペン・シンリ(前7)
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