ケガ人続出のリバプールで奮闘も契約満了が迫るワイナルドゥム、クラブは新契約を用意か
2020.11.18 16:41 Wed
リバプールが来夏で契約満了となるオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(30)に、新たな契約延長オファーを出すようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。
2016年7月にリバプールへやってきたワイナルドゥムは、ずば抜けた運動量と卓越した戦術理解力によって、ユルゲン・クロップ監督の下、絶対的な主軸として定着。リバプールではこれまで公式戦通算195試合に出場し、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献している。
今季はケガ人が多発するリバプールにあって、プレミアリーグとCLの全試合に出場しており、文字通りチームを支えているワイナルドゥム。しかし、クラブとの契約は来夏で満了となる予定であり、リバプールは選手の望む4年の契約延長に消極的なことから、交渉は遅々として進んでいなかった。
こうした状況を受け、同胞のロナルド・クーマン監督が指揮をとるバルセロナや、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン放出の可能性があるインテルが、ワイナルドゥム獲得に興味を示している。
しかし、『カルチョメルカート』によると、リバプールはワイナルドゥムを維持するため、週給11万5000ポンド(約1580万円)の新オファーを検討しているという。現行契約の週給7万5000ポンド(約1030万円)から大幅な昇給となっており、リバプール側はこれで契約を成立させたい考えだ。
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もし12月までに契約がまとまらない場合、ワイナルドゥムは1月から海外クラブとの事前契約交渉が解禁となる。オランダ代表MFがどのような決断を下すか、注目したい。
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