元ナイジェリア代表MFオボドが母国で誘拐被害…しかし、前回に続き自力で逃げ切る

2020.11.17 13:50 Tue
Getty Images
元ナイジェリア代表MFのクリスティアン・オボド氏(36)が母国で誘拐の被害に遭っていたことが判明した。フランス『AFP通信』が伝えている。
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かつてフィオレンティーナやウディネーゼで活躍し、ナイジェリア代表でも通算21試合に出場した経験を持つオボド氏は、2017年にギリシャのアポロン・スミルニでプレーした後に現役を引退した。そのオボド氏は今月15日、自身の生まれ故郷であるナイジェリア南部のウォーリで、ガールフレンドと自身が所有する車を運転中の路上において、武装した複数人の男たちに拘束された。
その際、ガールフレンドはすぐさま車外に出されてオボド氏は、銃を持った1人を含む3人の犯人に身柄を拘束され、身代金を要求する手はずを整えていたのか、犯人たちは数時間に渡って同氏を乗せた車を走らせていたという。

その中でオボド氏は犯人との交渉を試みたものの、犯人側は会話を拒否。さらに、同氏に対して騒いだ場合、撃ち殺すとの脅迫も行っていた。
しかし、車を停車した際に犯人同士が話し合っていた一瞬の隙を突いたオボド氏は、決死の覚悟で全速力でのスプリントを敢行し、何とか犯人たちから逃げ切ることに成功し、現在は地元警察によって無事保護された。

なお、オボド氏は2012年にも同地において身代金目的で誘拐の被害に遭っていたが、その際にも自らの足で逃げ切っていた。

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