香川真司を戦力外としたバラハ監督、サラゴサが成績不振で解任

2020.11.11 13:17 Wed
Getty Images
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のレアル・サラゴサは、ルベン・バラハ監督(45)の解任を発表した。

現役時代はバレンシアの中心選手として黄金期を支えたバラハ監督。引退後は、エルチェで監督業をスタート。ラージョ・バジェカーノやスポルティング・ヒホン、テネリフェで指揮を執り、今シーズンからビクトル・フェルナンデス監督の後任としてサラゴサの監督に就任していた。

就任後は、元日本代表MF香川真司を戦力外扱いとし、最終的にはチームを退団させるなど、サラゴサファンの反感を買うこともあったバラハ監督だが、成績もイマイチ。10試合を戦い、2勝4分け4敗と結果を出せず、解任となった。
現地では、バラハ監督が香川を戦力外扱いしたことを糾弾する声は少なくなく、今回の解任に至った不振も自身が招いたことだという声も挙がっている。

バラハ監督は自身のツイッターで「簡単なチャレンジではないと承知の上で、熱意に満ちて、スーツケースを持ってここにやってきた。私はサラゴサを尊重してここを去ります。短い旅の中に全てを残してしまった感覚がある。将来に向けて頑張ってほしい」と別れの挨拶を綴った。

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