ピャニッチが華麗なヒールパスでC・ロナウドの大記録達成をお膳立て【ベスト・アシスト】
2020.10.22 22:00 Thu
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。今回はバルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがユベントス時代に記録したアシストだ。
リヨンで頭角を現したピャニッチは、2011年にローマに移籍すると、リーグ屈指のMFとしてブレイク。2016年にはセリエAの絶対王者に君臨するユベントスに加入した。
ユベントスでも主力の1人として活躍したピャニッチだが、2019年4月27日に行われた、セリエA第34節のインテル戦では、華麗なパスで同僚の大記録達成をお膳立てしている。
開始早々にインテルに先制を許し、0-1とユベントスが追いかける展開で迎えた62分、右サイド深部までボールを運んだMFフアン・クアドラードがFWクリスティアーノ・ロナウドにパス。C・ロナウドがボックス内のピャニッチにボールを送ると、ピャニッチがファーストタッチで相手DFを誘い出し、華麗なヒールパスで再びC・ロナウドにボールを返す。
◆ピャニッチがロナウドの記録達成をお膳立てした華麗なヒールパス
リヨンで頭角を現したピャニッチは、2011年にローマに移籍すると、リーグ屈指のMFとしてブレイク。2016年にはセリエAの絶対王者に君臨するユベントスに加入した。
開始早々にインテルに先制を許し、0-1とユベントスが追いかける展開で迎えた62分、右サイド深部までボールを運んだMFフアン・クアドラードがFWクリスティアーノ・ロナウドにパス。C・ロナウドがボックス内のピャニッチにボールを送ると、ピャニッチがファーストタッチで相手DFを誘い出し、華麗なヒールパスで再びC・ロナウドにボールを返す。
ピャニッチが作ったシュートコースに、C・ロナウドが左足で鋭く正確なシュートを叩き込み、見事な同点ゴールとなった。このゴールが、C・ロナウドのクラブキャリア通算600ゴール目の大記録となった。試合はそのまま1-1のドローに終わっている。
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サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、ユベントスの指揮官アンドレア・ピルロ氏が選手時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆名手ピルロの縦に変化するブレ球FK<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJrMzExQVowdCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 歴代屈指のプレースキックの名手として知られるピルロ氏。現役時代には幾度もその右足でFKを決め続けたが、2013年11月10日に行われたセリエA第12節のナポリ戦でも、素晴らしいキックを成功させている。 ユベントス1点リードで迎えた74分、ボックス手前右でFKを獲得すると、キッカーのピルロは直線的な助走から真っ直ぐ落とすキックを選択した。壁を越えたほぼ無回転のシュートは、ゴール手前で急激に落下。GKホセ・マヌエル・レイナの手をかすめ、ゴール右上へと突き刺さった。 様々な種類のキックを高水準で使い分けたピルロ氏。改めてその技術の高さに驚きだ。 2020.09.16 20:00 Wed4
若きデル・ピエロが決めた華麗なるジャンピングバックヒールゴール【スーパーゴール図鑑/ユベントス編】
【得点者プロフィール】 アレッサンドロ・デル・ピエロ(当時22歳) 国籍:イタリア 所属:ユベントス ポジション:FW 身長:173cm ユベントスの象徴的な存在として長きに渡って活躍したデル・ピエロ氏。才能あふれるファンタジスタとして数々のスーパープレーで観客を魅了し、ユベントスでは通算290ゴールという圧倒的な数字を残している 【試合詳細】 日程:2002年11月17日 大会:セリエA第10節 対戦相手:トリノ 時間:前半6分(0-0) <div id="cws_ad">◆デル・ピエロのオシャレ過ぎるジャンピングヒール<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJVSjJrVTN2ayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 0-0の6分、相手ボックス左でユベントスがFKのチャンスを得る。するとキッカーのMFパベル・ネドベドが低めのボールをニアサイドに入れる。 これに飛び込んだデル・ピエロは、ボールより前に走り込んでしまったものの、空中で背を向けたまま左足ヒールで合わせ、わずかにボールの軌道を変えると、見事なゴールをニアポストに決めてみせた。 これで先制ゴールを奪ったユベントスは、4-0の大勝を収めている。 2021.01.14 18:00 Thu5
