チェルシー、ヴェルナー&ハヴァーツ初弾も再び守備崩壊で痛恨ドロー…《プレミアリーグ》
2020.10.18 01:20 Sun
プレミアリーグ第5節、チェルシーvsサウサンプトンが17日にスタンフォード・ブリッジで行われ、3-3のドローに終わった。
インターナショナルマッチウィーク前に行われたクリスタル・パレス戦を4-0で快勝したチェルシーは、2戦未勝利の状況から立て直して中断期間に入った。そして、来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)初戦のセビージャ戦、次節にマンチェスター・ユナイテッド戦と重要な連戦を控える中、サウサンプトンを相手に連勝を狙った。
代表戦の影響を考慮してパレス戦から先発4人を変更。負傷のGKメンディに代えてGKケパ、チアゴ・シウバ、エイブラハム、ハドソン=オドイに代えてクリステンセン、ハヴァーツ、そしてプリシッチが今季初先発を飾った。
最前線にヴェルナー、2列目に右からプリシッチ、ハヴァーツ、マウントを配する[4-2-3-1]の布陣で臨んだホームチームは、立ち上がりから相手を圧倒していく。開始3分にボックス左に抜け出したチルウェルがいきなり決定的なシュートを放つと、その後も相手のハイプレスを質の高い繋ぎと、個人技でかいくぐって相手ゴールに迫っていく。
すると、攻勢を続けた15分には最終ラインでのステーションパスから左サイドバックのチルウェルが縦に入れたボールに対して絶妙なボディフェイントでDFベドナレクと完璧に入れ替わったヴェルナーがボックス内に侵入。深いカットインから複数のDFを振り切って右足のシュートを流し込み、待望のプレミアリーグ初ゴールを記録した。
ヴェルナーの2ゴールで余裕の試合運びを見せるチェルシーは、その後も危なげなく時計を進めていく。しかし、2点リードでの折り返し目前の前半終了間際にミスから相手にチャンスを与えてしまう。43分、自陣ボックス手前でボールを受けたハヴァーツが無理にボールキープを試みると、相手のプレスの網にかかって痛恨のボールロスト。チェ・アダムスのスルーパスに抜け出したイングスにゴールを決められ、嫌な形で試合を折り返した。
すると、この1点で息を吹き返したサウサンプトンに立ち上がりから押し込まれるチェルシーは、再びミスから2点目を献上。57分、最終ライン裏へ蹴り込まれたボールに対してDFズマのバックパスが短くなる。アダムスにボールをかっさらわれそうになった中、飛び出したGKケパが先に追いついたが、交錯を恐れたのかボールを確保できず。その後、DFクリステンセンが決死のゴールカバーを見せるも、こぼれ球をアダムスに蹴り込まれた。
2つのミスでヴェルナーの2ゴールを台無しにしたチェルシーだが、1失点目に絡んだハヴァーツが意地を見せる。失点直後の59分、右サイドのスペースでボールを受けたヴェルナーがプリシッチとのパス交換でボックス右へ抜け出し、マイナスの折り返しを送る。これをハヴァーツが冷静に流し込み、ヴェルナーに続きプレミアリーグ初ゴールを挙げた。
この勝ち越しゴールで流れを引き寄せたホームチームは、ようやく試合を落ち着けることに成功する。そして、マウントに代えてツィエクをデビューさせ、試合終盤にかけてはプリシッチ、ヴェルナーを下げてリース・ジェームズ、エイブラハムの投入で試合を締めにかかった。
しかし、逃げ切り目前の92分に自陣右サイドの嫌な位置でFKを与えると、DFズマのクリアボールに反応したウォルコットのシュートをゴール前の密集でヴェステルゴーアに頭でコースを変えられて土壇場での3失点目となった。さらに、残り時間でウォルコットにあわや逆転というシーンを作られるなど、最後までバタついたチェルシーは、ホームで痛恨のドローとなった。
インターナショナルマッチウィーク前に行われたクリスタル・パレス戦を4-0で快勝したチェルシーは、2戦未勝利の状況から立て直して中断期間に入った。そして、来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)初戦のセビージャ戦、次節にマンチェスター・ユナイテッド戦と重要な連戦を控える中、サウサンプトンを相手に連勝を狙った。
代表戦の影響を考慮してパレス戦から先発4人を変更。負傷のGKメンディに代えてGKケパ、チアゴ・シウバ、エイブラハム、ハドソン=オドイに代えてクリステンセン、ハヴァーツ、そしてプリシッチが今季初先発を飾った。
すると、攻勢を続けた15分には最終ラインでのステーションパスから左サイドバックのチルウェルが縦に入れたボールに対して絶妙なボディフェイントでDFベドナレクと完璧に入れ替わったヴェルナーがボックス内に侵入。深いカットインから複数のDFを振り切って右足のシュートを流し込み、待望のプレミアリーグ初ゴールを記録した。
このゴールで完全にノッたヴェルナーは28分、ハーフウェイライン付近で横パスを受けたジョルジーニョからの浮き球のダイレクトパスに反応。持ち味のスピードで再びDFベドナレクと入れ替わると、やや遅れて飛び出したGKを浮き球でかわして無人のゴールへヘディングシュートを流し込む。
ヴェルナーの2ゴールで余裕の試合運びを見せるチェルシーは、その後も危なげなく時計を進めていく。しかし、2点リードでの折り返し目前の前半終了間際にミスから相手にチャンスを与えてしまう。43分、自陣ボックス手前でボールを受けたハヴァーツが無理にボールキープを試みると、相手のプレスの網にかかって痛恨のボールロスト。チェ・アダムスのスルーパスに抜け出したイングスにゴールを決められ、嫌な形で試合を折り返した。
すると、この1点で息を吹き返したサウサンプトンに立ち上がりから押し込まれるチェルシーは、再びミスから2点目を献上。57分、最終ライン裏へ蹴り込まれたボールに対してDFズマのバックパスが短くなる。アダムスにボールをかっさらわれそうになった中、飛び出したGKケパが先に追いついたが、交錯を恐れたのかボールを確保できず。その後、DFクリステンセンが決死のゴールカバーを見せるも、こぼれ球をアダムスに蹴り込まれた。
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チェルシーに新たに加入したFWノニ・マドゥエケ(20)について、同選手と関係の深い人物が「ロッベンのようだ」と称賛している。 20日にPSVからチェルシー移籍が発表されたマドゥエケ。U-21イングランド代表にも名を連ねる逸材で、PSVでは通算80試合20ゴール14アシストの成績を残した、 過去2年間、マドゥエケのコーチとしてスキルの向上の手助けをしたというサウル・イサクソン=ハースト氏によると、同選手は「メンタルの化物」と言わしめるほどの精神的な強さを持つ若手で、プレースタイルに関しては元オランダ代表のアリエン・ロッベンと形容している。 「多くのトップ選手と仕事をしてきたが、彼の激しさ、メンタリティー、ベストを尽くしたいという気持ちは誰にも劣らない。本当に意欲的で、明確な目標と野心を持っている」 「ノニは、右からカットインして左足でプレーするのが得意で、アリエン・ロッベンのような選手だ。そのバリエーションに加え、右足でどう切り込んでいくかも練習した」 「フォワードの選手にとっては、アシストとゴールが重要であり、彼がラインを突破し、最終的な成果をあげるために何が必要なのか、ということだ」 イギリス『サン』によれば、ユベントスのサムエル・イリング=ジュニオールやノリッジのマックス・アーロンズ、そしてチェルシーのオマリ・ハッチンソンらの育成にも携わってきたイサクソン=ハースト氏も舌を巻く存在。 「彼はすべてを持っている。ボールを持った技術は信じられないほどだ。フィジカルは成長の余地があるが、最も重要なのは、彼のメンタリティと、最高の選手になりたいという思いの強さだ」 マドゥエケはチェルシーの今冬6人目の新戦力。果たして、低迷するチームを救う活躍を見せられるだろうか。 2023.01.21 17:30 Sat4
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5