技ありアシストで相手を無力化してしまう“カビゴル”ことガブリエウ・バルボサの不意打ちスルーパス【ベスト・アシスト】
2020.10.16 22:00 Fri
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。今回はフラメンゴのブラジル代表FWガブリエウ・バルボサが記録したアシストだ。
“ガビゴル”の愛称でも知られるガブリエウ・バルボサは、サントスでのデビューを経て、若くしてインテルに引き抜かれたものの、欧州で満足な結果を残せないまま、2019年1月にフラメンゴに移籍し母国へ復帰。同クラブのエースとして再び輝きを取り戻している。
フラメンゴではエースとして活躍するガビゴルだが、2020年7月5日に行われたカンピオナート・カリオカ準決勝のヴォルタ・レドンダ戦では素晴らしいアシストを記録している。
0-0で迎えた21分、左サイドでボールを持ったDFフィリペ・ルイスが中央へ鋭いグラウンダーのパスを送る。これをゴールと反対方向に動きながら受けたガビゴルは、相手の意表を突く、ダイレクトスルーパス。
後半も追加点を奪ったフラメンゴは2-0で勝利。決勝進出を果たしていた。
◆ガビゴルが決めた意表を突く技ありスルーパス
“ガビゴル”の愛称でも知られるガブリエウ・バルボサは、サントスでのデビューを経て、若くしてインテルに引き抜かれたものの、欧州で満足な結果を残せないまま、2019年1月にフラメンゴに移籍し母国へ復帰。同クラブのエースとして再び輝きを取り戻している。
0-0で迎えた21分、左サイドでボールを持ったDFフィリペ・ルイスが中央へ鋭いグラウンダーのパスを送る。これをゴールと反対方向に動きながら受けたガビゴルは、相手の意表を突く、ダイレクトスルーパス。
柔らかなパスは、相手のディフェンスラインをすり抜け、ボックス内のFWブルーノ・エンリケにピンポイントで収まると、エンリケがGKとの1vs1を冷静に沈め、見事な先制ゴールとなった。
後半も追加点を奪ったフラメンゴは2-0で勝利。決勝進出を果たしていた。
ガブリエウ・バルボサの関連記事
|
ガブリエウ・バルボサの人気記事ランキング
1
フラメンゴ退団のガビゴルがクルゼイロに加入、4年契約締結
クルゼイロは1日、元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)の加入を発表した。契約期間は2028年12月31日までの4年間となっている。 ガビゴルの愛称で知られる元ブラジル代表FWは、若くしてインテルに移籍するも鬱病もあって活躍はできず。それでも母国帰還後にはゴールを量産。フラメンゴで公式戦通算303試合160得点をマークし、2度のリーグ制覇、2度の南米制覇を経験した。 しかし、2023シーズン終盤から得点ペースが鈍化し、ドーピング違反もあって出場停止に。その後、処分保留により昨年5月から試合出場が可能となった中、2024シーズンの成績は公式戦38試合出場8ゴールだった。 昨年11月、コパ・ド・ブラジル優勝直後のインタビューで「退団する」と公言して干され気味だった中、フラメンゴとの契約が満了となり、クルゼイロ加入の運びとなった。 2025.01.02 07:15 Thu2
「ネイマール2世」ガブリエウ・バルボサが不名誉な“ビドーネ・ドーロ”を受賞
▽“ガビゴル”ことガブリエウ・バルボサ(21)が、2017年のビドーネ・ドーロ(イタリア語で金のバケツ)を受賞した。『フットボール・イタリア』が報じた。 ▽ビドーネ・ドーロとは、バロンドールの裏の意味を持ち、“期待外れ”だった選手に与えられる不名誉な賞。過去には、FWアレシャンドレ・パトやFWディエゴ・ミリート、FWアドリアーノなどが受賞している。 ▽ガブリエウ・バルボサは、2016年夏にサントスから2950万ユーロ(当時のレートで約34億円)でインテルに完全移籍。しかし、なかなかフィットすることができず、セリエAで9試合の出場で1ゴールを記録するにとどまると、今シーズンはベンフィカへとレンタル移籍していた。 ▽サントス時代には10番を背負い、「ネイマール2世」とも称されていた“ガビゴル”。2016年にはリオ・デ・ジャネイロ五輪にも出場し、金メダルを獲得。大きな期待が寄せられてインテルに加入したが、その期待とは大きく異なる不名誉な賞を受賞することとなった。 2018.01.09 20:45 Tue3