10人の対決となったラツィオとインテルのビッグマッチはドロー決着《セリエA》

2020.10.04 23:57 Sun
Getty Images
セリエA第3節、ラツィオvsインテルが4日に行われ、1-1で引き分けた。

3日前に行われたアタランタ戦を1-4と惨敗して1勝1敗スタートとなったラツィオは、アタランタ戦のスタメンからカイセドに代えてコレアのみを変更した。

対するインテルはベネヴェント戦を5発圧勝として開幕2連勝とした。そのインテルはベネヴェント戦のスタメンから5選手を変更。L・マルティネスやバレッラ、シュクリニアルらが先発に戻った。
時間の経過とともにインテルがポゼッションを高めていった一戦。15分に右足太ももを痛めたラドゥがプレー続行不可能となったラツィオが、18分に最初のチャンス。しかし、ラッツァーリの右クロスに頭で合わせたコレアのシュートは枠の上に外してしまった。続く19分にも決定機が訪れたが、ボックス左からのL・アルベルトのシュートはGKハンダノビッチのファインセーブに阻まれた。

対するインテルは29分にL・マルティネスのボレーシュートでラツィオを牽制すると、1分後に先制する。ペリシッチが左サイドで仕掛け、ボックス左でルーズボールを拾ったL・マルティネスが左足でゴールにねじ込んだ。
1点を追う展開となったラツィオは35分に2人目の負傷者。マルシッチが足を痛め、ファレスとの交代を強いられた。ハーフタイムにかけては膠着状態が続き、インテルの1点リードで前半を終えた。

迎えた後半、開始1分過ぎにルカクが決定的なシュートを放ったインテルだったが、
55分にラツィオが追いつく。左サイドからのアチェルビのクロスをファーサイドのミリンコビッチ=サビッチがヘッドで押し込んだ。

追いついたラツィオは62分にL・アルベルトがGK強襲のシュートを浴びせるも、69分にインモービレが退場してしまう。ファウルを受けたビダルに蹴りを入れてしまった。

数的優位となったインテルは83分にハキミが枠内シュートを浴びせると、86分にはブロゾビッチのシュートが左ポストに直撃。

決めきれずにいると直後、パトリックの顔を軽く叩いてしまったセンシにも一発レッドカードが提示され、終盤は10人同士の対決となった。結局、終盤は互いにゴールに迫れず1-1でタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。

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