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7カ月ぶりスタジアム視察の村井満チェアマン「今日の光景を世界中のサッカーファンにみてもらいたい」
2020.10.04 19:40 Sun
4日、Jリーグ村井満チェアマンが、Jリーグ再開後初となるスタジアム視察を行った。村井チェアマンは、4日にニッパツ三ツ沢球技場で行われた明治安田生命J1リーグ第20節の横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸の試合を視察。2月23日の第1節、日産スタジアムの横浜F・マリノスvsガンバ大阪以来のスタジアム観戦となった。
試合後、村井チェアマンは視察を終えて会見を実施。「なんと7カ月以上スタジアムから離れていました。久々のスタジアム観戦となりました」と久々のスタジアム観戦を振り返った。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染防止プロトコルの作成や、日本野球機構(NPB)や専門家との対策連絡会議などに参加していた村井チェアマン。実際のガイドラインに沿った対策がされているスタジアムを初めて訪れた。
「スタジアム到着から1時間弱あったので、入場ゲートやフードエリアを少し拝見させていただきました。ガイドランでは検温のやり方やフードエリアの注意などを、自宅に居ながら検討していましたが、実際に試合再開後初めて見た」とコメントした村井チェアマン。「入場ゲートの速やかな検温、アルコール消毒の配備、フードエリアでもお客様がしっかり1m以上あけて整然と整列していた」と、しっかりとその目で遵守されていることを確認できたと語った。
最も印象的だったことは「拍手があんなにもバリエーションがあるのかと思った」と、新たな応援スタイルを体感できたことだという。「ホームは横浜FMでしたが、チャンスの時はチャンスなりに、CKやPK、ピンチの時にも観戦者の気持ちがこもった手拍子が鳴り響きました」と手拍子だけでも、応援を色々と変えられることに感心していた。
また「判定も微妙なところでブーイングやクレームを言いたくなるシーンも、じっと耐えて手拍子で応えていました」と、観客もしっかりと我慢していることを実感。「今日の光景を世界に披露して、世界のサッカーファンにみてもらいたいと思うものだった」と誇らしいものであったと語り、「全ての観客、観戦をされたお客様に心から感謝したいと思います」と改めて、感謝の言葉を述べた。
コロナ禍にあって、スタジアムの入場者の上限を緩和したものの、まだ観客の戻りが少ない状況となっている。一度離れてしまった観客の戻りについては、この先の頑張りが必要だと語った。
「実際に試合を再開したのはJ1は7月4日。そこから3カ月、お客さんを迎えてからも3カ月も経っていないという状況です。日本中、これだけ多くの不安や心配、様々な葛藤があった中ですので、完全に昔通りに簡単に戻ることはないと思っている」
「ステップ・バイ・ステップで、様々なスタジアム形状やクラブの置かれている状況、サポーター文化だったりが様々な要素がクラブごとに違うので一律一様ではないが、しっかり安全を確認しながら、お客様にも安心であることを伝えながら徐々に戻ってきてもらいたい」
「三ツ沢で見る限りは50%近い水準だった。1席を空けて大きな声を出すこともいなかった。かといって、観戦の渦巻く手拍子を見られた。今日のような観戦風景を多くの方に知っていただければ、決して心配はないと思ってもらえると思います」
「感染対策以上に個々のクラブが良いゲームをすること。選手、クラブの責任で、良いゲーム、魅力的なゲームをすることでお客様に戻ってきてもらえたらと思います」
なお、横浜FMvs神戸のカードを選んだ理由については「遠出ができないので首都圏近郊でということが1つ。最後の試合の観戦が横浜FMとG大阪の第1節だったので、その間を取り戻そうと思った時に同じマリノスから取り戻したいなと思いました」と、7カ月に視察した横浜FMを選んだと理由を説明した。
試合後、村井チェアマンは視察を終えて会見を実施。「なんと7カ月以上スタジアムから離れていました。久々のスタジアム観戦となりました」と久々のスタジアム観戦を振り返った。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染防止プロトコルの作成や、日本野球機構(NPB)や専門家との対策連絡会議などに参加していた村井チェアマン。実際のガイドラインに沿った対策がされているスタジアムを初めて訪れた。
「スタジアム到着から1時間弱あったので、入場ゲートやフードエリアを少し拝見させていただきました。ガイドランでは検温のやり方やフードエリアの注意などを、自宅に居ながら検討していましたが、実際に試合再開後初めて見た」とコメントした村井チェアマン。「入場ゲートの速やかな検温、アルコール消毒の配備、フードエリアでもお客様がしっかり1m以上あけて整然と整列していた」と、しっかりとその目で遵守されていることを確認できたと語った。
暑さも和らぎ、観戦のしやすい気候となったこの試合。「気温も非常に良く、家族連れも多くいらっしゃいました。印象的だったのは、子供が多く年配の方もいらしましたし、カップルも多かったです。秋の良い日のスタジアムの風景を久々にみました」と視察の感想を述べた。
最も印象的だったことは「拍手があんなにもバリエーションがあるのかと思った」と、新たな応援スタイルを体感できたことだという。「ホームは横浜FMでしたが、チャンスの時はチャンスなりに、CKやPK、ピンチの時にも観戦者の気持ちがこもった手拍子が鳴り響きました」と手拍子だけでも、応援を色々と変えられることに感心していた。
また「判定も微妙なところでブーイングやクレームを言いたくなるシーンも、じっと耐えて手拍子で応えていました」と、観客もしっかりと我慢していることを実感。「今日の光景を世界に披露して、世界のサッカーファンにみてもらいたいと思うものだった」と誇らしいものであったと語り、「全ての観客、観戦をされたお客様に心から感謝したいと思います」と改めて、感謝の言葉を述べた。
コロナ禍にあって、スタジアムの入場者の上限を緩和したものの、まだ観客の戻りが少ない状況となっている。一度離れてしまった観客の戻りについては、この先の頑張りが必要だと語った。
「実際に試合を再開したのはJ1は7月4日。そこから3カ月、お客さんを迎えてからも3カ月も経っていないという状況です。日本中、これだけ多くの不安や心配、様々な葛藤があった中ですので、完全に昔通りに簡単に戻ることはないと思っている」
「ステップ・バイ・ステップで、様々なスタジアム形状やクラブの置かれている状況、サポーター文化だったりが様々な要素がクラブごとに違うので一律一様ではないが、しっかり安全を確認しながら、お客様にも安心であることを伝えながら徐々に戻ってきてもらいたい」
「三ツ沢で見る限りは50%近い水準だった。1席を空けて大きな声を出すこともいなかった。かといって、観戦の渦巻く手拍子を見られた。今日のような観戦風景を多くの方に知っていただければ、決して心配はないと思ってもらえると思います」
「感染対策以上に個々のクラブが良いゲームをすること。選手、クラブの責任で、良いゲーム、魅力的なゲームをすることでお客様に戻ってきてもらえたらと思います」
なお、横浜FMvs神戸のカードを選んだ理由については「遠出ができないので首都圏近郊でということが1つ。最後の試合の観戦が横浜FMとG大阪の第1節だったので、その間を取り戻そうと思った時に同じマリノスから取り戻したいなと思いました」と、7カ月に視察した横浜FMを選んだと理由を説明した。
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