王者マドリーが10人ベティスに辛勝で今季初白星! 伏兵FW2人の仕事でS・ラモスが決勝PK弾!《ラ・リーガ》
2020.09.27 06:03 Sun
ラ・リーガ第3節、ベティスvsレアル・マドリーが26日にベニート・ビジャマリンで行われ、アウェイのマドリーが3-2で勝利した。
ジダン監督はソシエダ戦から前線のテコ入れを図り、ヴィニシウスとロドリゴに代えてヨビッチ、バルベルデを起用。ベンゼマとヨビッチの2トップの下にウーデゴールを配する[4-3-1-2]の布陣を採用した。
試合は立ち上がりから互いに相手ゴールに迫り合うオープンな展開に。7分には左サイドのカナレスからのクロスをゴール前にタイミング良く入ってきたサナブリアがピッチに叩きつけるヘディングシュートを枠に飛ばすが、ここはGKクルトワが圧巻の反応速度で枠外に弾き出す。
すると、守護神のパラドンに応えたいマドリー攻撃陣がすぐさまゴールをこじ開ける。ボックス右のゴーラライン際で仕掛けたベンゼマがうまくボールを残してグラウンダーで折り返す。これにニアで反応したバルベルデがスライディングで合わせ、マドリーの今季初ゴールとした。
一方、3試合目にして今季初失点を喫したものの、フェキルを起点に良い形の攻めを続けるベティスは、幾度かボックス内で決定機を創出していく。すると、昨季1勝1分けと王者相手に好相性を残すホームチームが、一気に試合を引っくり返す。
まずは35分、右CKのショートコーナーからカナレスが左足でインスウィングのクロスを入れると、これをファーに走り込んだマンディが頭で合わせる。さらに、直後の37分には左サイドのボックス付近でタメを作ったフェキルから横パスを受けたウィリアム・カルバーリョが、そのままドリブルでゴール前まで運び、強烈な左足のシュートでニア下を抜いた。
前半を1点ビハインドで終えることになったマドリーは、前半終了間際に負傷したクロースに代えてモドリッチを投入したのに続き、ハーフタイム明けにウーデゴールを下げてイスコを投入。
すると49分、相手陣内中央でボールを受けたバルベルデが右サイド深くに走り込むカルバハルに丁寧なパスを通すと、カルバハルの折り返しがベンゼマと競ったエメルソンのオウンゴールを誘う。プレーに関与したベンゼマにオフサイドの可能性があったものの、VARのレビューでゴールが認められた。
幸先良く先制したマドリーは直後にもセルヒオ・ラモスのクロスをボックス中央で収めたベンゼマに決定機も、左足の強烈なシュートはクロスバーを叩く。一気に逆転とはいかないものの、流れを掴んだアウェイチームは後半半ばに数的優位を手にする。
67分、ハーフウェイラインを越えた辺りで味方のスルーパスに抜け出したヨビッチがボックス付近まで運ぶと、DFエメルソンに後方から押し倒される。この場面ではヨビッチの抜け出し、エメルソンのファウルの位置がVARで確認された結果、最終的にエメルソンのボックス手前での決定機阻止というジャッジが下され、エメルソンにレッドカードが掲示された。
これで俄然優位に立ったマドリーは70分過ぎにヨビッチを下げてマジョラルを投入。攻勢を強めていく中、76分にはW・カルバーリョに強烈なミドルシュートを浴びるが、ここは守護神クルトワの好守で凌ぐ。
すると、82分には右サイドでオフサイドラインをかいくぐったマジョラルがDFバルトラとボックス内で交錯。この場面でバランスを崩したバルトラの腕にボールが当たると、VARのレビューでかなり厳しい判定ながらもマドリーにPKが与えられる。これをキッカーのセルヒオ・ラモスがパネンカで決め切り、勝ち越しに成功した。
その後、10人のベティスを相手にゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたマドリーは、危なげなくリードを守り切って3-2の勝利。好調のベティス相手に苦しみながらも、退場や幸運なPKの恩恵を生かして今季初白星を手にした。
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前節、レアル・ソシエダの堅守に手を焼き連覇を狙う新シーズンを0-0のドローでスタートした王者マドリー。初勝利を目指す今節は、ペジェグリーニ新監督の下、開幕連勝を飾った好調ベティスとのアウェイゲームに臨んだ。試合は立ち上がりから互いに相手ゴールに迫り合うオープンな展開に。7分には左サイドのカナレスからのクロスをゴール前にタイミング良く入ってきたサナブリアがピッチに叩きつけるヘディングシュートを枠に飛ばすが、ここはGKクルトワが圧巻の反応速度で枠外に弾き出す。
すると、守護神のパラドンに応えたいマドリー攻撃陣がすぐさまゴールをこじ開ける。ボックス右のゴーラライン際で仕掛けたベンゼマがうまくボールを残してグラウンダーで折り返す。これにニアで反応したバルベルデがスライディングで合わせ、マドリーの今季初ゴールとした。
さらに、畳みかけるマドリーは直後の15分にも前線に攻め残っていたセルヒオ・ラモスが、ルーズボールに反応してゴール前ドフリーで左足のシュートを放つが、これは惜しくも枠の右に外れて絶好機を逸した。
一方、3試合目にして今季初失点を喫したものの、フェキルを起点に良い形の攻めを続けるベティスは、幾度かボックス内で決定機を創出していく。すると、昨季1勝1分けと王者相手に好相性を残すホームチームが、一気に試合を引っくり返す。
まずは35分、右CKのショートコーナーからカナレスが左足でインスウィングのクロスを入れると、これをファーに走り込んだマンディが頭で合わせる。さらに、直後の37分には左サイドのボックス付近でタメを作ったフェキルから横パスを受けたウィリアム・カルバーリョが、そのままドリブルでゴール前まで運び、強烈な左足のシュートでニア下を抜いた。
前半を1点ビハインドで終えることになったマドリーは、前半終了間際に負傷したクロースに代えてモドリッチを投入したのに続き、ハーフタイム明けにウーデゴールを下げてイスコを投入。
すると49分、相手陣内中央でボールを受けたバルベルデが右サイド深くに走り込むカルバハルに丁寧なパスを通すと、カルバハルの折り返しがベンゼマと競ったエメルソンのオウンゴールを誘う。プレーに関与したベンゼマにオフサイドの可能性があったものの、VARのレビューでゴールが認められた。
幸先良く先制したマドリーは直後にもセルヒオ・ラモスのクロスをボックス中央で収めたベンゼマに決定機も、左足の強烈なシュートはクロスバーを叩く。一気に逆転とはいかないものの、流れを掴んだアウェイチームは後半半ばに数的優位を手にする。
67分、ハーフウェイラインを越えた辺りで味方のスルーパスに抜け出したヨビッチがボックス付近まで運ぶと、DFエメルソンに後方から押し倒される。この場面ではヨビッチの抜け出し、エメルソンのファウルの位置がVARで確認された結果、最終的にエメルソンのボックス手前での決定機阻止というジャッジが下され、エメルソンにレッドカードが掲示された。
これで俄然優位に立ったマドリーは70分過ぎにヨビッチを下げてマジョラルを投入。攻勢を強めていく中、76分にはW・カルバーリョに強烈なミドルシュートを浴びるが、ここは守護神クルトワの好守で凌ぐ。
すると、82分には右サイドでオフサイドラインをかいくぐったマジョラルがDFバルトラとボックス内で交錯。この場面でバランスを崩したバルトラの腕にボールが当たると、VARのレビューでかなり厳しい判定ながらもマドリーにPKが与えられる。これをキッカーのセルヒオ・ラモスがパネンカで決め切り、勝ち越しに成功した。
その後、10人のベティスを相手にゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたマドリーは、危なげなくリードを守り切って3-2の勝利。好調のベティス相手に苦しみながらも、退場や幸運なPKの恩恵を生かして今季初白星を手にした。
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