7億円の赤字見込みのベガルタ仙台がファン・サポーターに緊急募金を呼びかけ
2020.09.26 12:45 Sat
ベガルタ仙台は26日、ファン・サポーターへ向けクラブ緊急募金を呼びかけた。
今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でリーグ戦開幕後に中断。その後再開されたものの、リモートマッチ(無観客試合)に始まり、現在は入場者数に制限を設けての試合開催となっている状況だ。
徐々に制限の緩和が行われているものの、シーズンの半分が経過し、チケット収入やグッズ収入、そのほかの収入を含めて各クラブの収入が減少。多くのクラブで財政が厳しい状況となっており、Jリーグの村井満チェアマンも「対応を考えている」とコメントしていた。
仙台は債務超過が報道されていた中、クラブが公式に緊急募金を呼びかけることとなった。
仙台は公式サイトで「株式会社ベガルタ仙台は、新型コロナウイルス感染症の影響で、大幅な減収による経営危機にあります。近い将来にはJリーグのクラブライセンスのはく奪が危ぶまれるなか、仙台、宮城のJリーグクラブとして存続するため、ファン、サポーターのみなさま、全てのステークホルダーのみなさまからの善意をお受けするかたちとして、クラブ緊急募金を本日より開始いたします(2021年1月16日までを予定)」と発表した。
代表取締役を務める菊池秀逸氏は今回の募金についてメッセージ。今期の赤字が7億円となるとし、早期に手を打ちたい意向を発表。ファン・サポーターへ募金を呼びかけた。
「ファン、サポーターのみなさま、仙台市民、宮城県民、クラブに関わる全てのみなさま、いつも熱いご支援とご声援をいただきまして、誠にありがとうございます」
「全国的に新型コロナウイルス感染症の影響で、大変なご苦労をされている方が多いことと存じます。心よりお見舞いを申しあげます。また日々、治療に奮闘する医療従事者のみなさまへ感謝申しあげます。クラブでは1,000人を超える方々から今季、年間チケットやファンクラブ会費の返金を不要とのご支援をいただきました。匿名で寄付金を送金いただいた方もおられます。また、ぬいぐるみ、Tシャツ、ゴールデンチケット等の購入企画に対しても多くの方々からご支援をいただいております。心より御礼を申しあげます」
「コロナ禍が経営に影響し、クラブそのものの存続危機に直面しております。来場者数に制限が設けられていることで入場料収入や広告収入が減少し、さまざまな営業努力、経費削減に努めておりますが、今期の赤字は約7億円の見込みです。債務超過は避けられない見通しで、近い将来にJリーグのクラブライセンスがはく奪される可能性が出てきております。よって、このたびクラブ緊急募金を実施することといたしました。みなさまのご厚意でクラブを救っていただきたいと思っております」
「仙台、宮城のシンボルとなり、スポーツ文化の振興、青少年の健全育成、地域の活性化の実現のため、存続していきたいと決意を新たに前進してまいります。ファン、サポーターのみなさま、そして全てのステークホルダーのみなさまからのお力添えをお願いさせていただきます。何とぞクラブ緊急募金にご協力のほど、よろしくお願い申しあげます」
債務超過が見込まれる仙台は、チームの成績も低迷。木山隆之新監督を迎えた今シーズンは、ここまでシーズン半分の17試合を終えて、2勝5分け10敗の勝ち点11で18チーム中17位と苦しい戦いが続いている。
今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でリーグ戦開幕後に中断。その後再開されたものの、リモートマッチ(無観客試合)に始まり、現在は入場者数に制限を設けての試合開催となっている状況だ。
仙台は債務超過が報道されていた中、クラブが公式に緊急募金を呼びかけることとなった。
仙台は公式サイトで「株式会社ベガルタ仙台は、新型コロナウイルス感染症の影響で、大幅な減収による経営危機にあります。近い将来にはJリーグのクラブライセンスのはく奪が危ぶまれるなか、仙台、宮城のJリーグクラブとして存続するため、ファン、サポーターのみなさま、全てのステークホルダーのみなさまからの善意をお受けするかたちとして、クラブ緊急募金を本日より開始いたします(2021年1月16日までを予定)」と発表した。
募金の方法はクラウドファウンディングや口座振込、スタジアムおよび街頭での呼びかけも行う予定とのことだ。
代表取締役を務める菊池秀逸氏は今回の募金についてメッセージ。今期の赤字が7億円となるとし、早期に手を打ちたい意向を発表。ファン・サポーターへ募金を呼びかけた。
「ファン、サポーターのみなさま、仙台市民、宮城県民、クラブに関わる全てのみなさま、いつも熱いご支援とご声援をいただきまして、誠にありがとうございます」
「全国的に新型コロナウイルス感染症の影響で、大変なご苦労をされている方が多いことと存じます。心よりお見舞いを申しあげます。また日々、治療に奮闘する医療従事者のみなさまへ感謝申しあげます。クラブでは1,000人を超える方々から今季、年間チケットやファンクラブ会費の返金を不要とのご支援をいただきました。匿名で寄付金を送金いただいた方もおられます。また、ぬいぐるみ、Tシャツ、ゴールデンチケット等の購入企画に対しても多くの方々からご支援をいただいております。心より御礼を申しあげます」
「コロナ禍が経営に影響し、クラブそのものの存続危機に直面しております。来場者数に制限が設けられていることで入場料収入や広告収入が減少し、さまざまな営業努力、経費削減に努めておりますが、今期の赤字は約7億円の見込みです。債務超過は避けられない見通しで、近い将来にJリーグのクラブライセンスがはく奪される可能性が出てきております。よって、このたびクラブ緊急募金を実施することといたしました。みなさまのご厚意でクラブを救っていただきたいと思っております」
「仙台、宮城のシンボルとなり、スポーツ文化の振興、青少年の健全育成、地域の活性化の実現のため、存続していきたいと決意を新たに前進してまいります。ファン、サポーターのみなさま、そして全てのステークホルダーのみなさまからのお力添えをお願いさせていただきます。何とぞクラブ緊急募金にご協力のほど、よろしくお願い申しあげます」
債務超過が見込まれる仙台は、チームの成績も低迷。木山隆之新監督を迎えた今シーズンは、ここまでシーズン半分の17試合を終えて、2勝5分け10敗の勝ち点11で18チーム中17位と苦しい戦いが続いている。
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