ソシエダ、スペイン代表DFディエゴ・ジョレンテのリーズ行き合意を発表

2020.09.23 10:45 Wed
Getty Images
レアル・ソシエダは22日、スペイン代表DFディエゴ・ジョレンテ(27)がリーズ・ユナイテッドへ完全移籍することで合意したことを発表した。

レアル・マドリー下部組織出身のジョレンテは、2013年6月にトップチームデビューを果たすと、ラージョ・バジェカーノ、マラガへのレンタル移籍を経て、2017年夏にソシエダへ加入した。

在籍約3年で公式戦通算88試合8ゴールの成績を残し、2019-20シーズンも公式戦30試合に出場していた。
過去にリバプールなどビッグクラブからの関心も伝えられていたジョレンテに関して、契約解除金は5000万ユーロ(約61億4000万円)に設定されていたが、スペイン『アス』によれば、移籍金は2000万ユーロ(約24億5000万円)とのことだ。

なお、原則合意に達したものの、ジョレンテはメディカルチェックに合格してから契約を結ぶという。
17年ぶりにプレミアリーグ昇格を果たしたリーズはここまでの2戦7ゴールと攻撃力を発揮している一方、7失点を喫しており、守備に問題を抱えている。

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